9/26から劇場公開される『東のエデン 総集編 Air Communication』の
初日舞台挨拶を観てきました。
初日舞台挨拶は新宿と池袋の2箇所で行われますが、やっぱり行くなら
本日の一発目でスクリーンも大きいテアトル新宿でしょ!
ということで、立見券なのを覚悟の上でチケットを購入。
(でも後日に座席指定券が追加発売されたのは、正直ムカつきましたが・・・。)
そして公開当日。こちらはテアトル新宿前に出ていたポスターです。

「本日初日」「19:00上映分完売」の表示で、期待感はさらにアップ。
やがて立見客の入場時間となったので館内に入ると、席にはびっしりと人が座り
後部から両サイドへのスペースも立見の人でいっぱいとなりました。
総集編というのにこれだけ人が入るとは、やはり舞台挨拶の効果絶大ですな。
そして定刻となったとたん、館内にいきなり流れるアナウンスの声は・・・
「ジュイスです。皆様、本日はようこそお越しくださいました。」
この瞬間、館内に波のごとく走った無言の衝撃の大きかったこと!
そういう私も、この時は一瞬“ビクッ!”となりました。
ここで本編並みの意外性を演出してくるとは、さすがに読めなかった・・・。
ジュイスから上映案内と観客への謝辞が(例の口調で)アナウンスされた後は
いよいよ舞台での挨拶がスタート。
まずは神山監督と滝沢役の木村良平さんが登壇し、観客への挨拶をされました。
まず神山監督から「総集編だというのに、立見のお客さんまでこんなに来ていただいて
驚いています。ありがとうございました。」と感謝の気持ちが述べられました。
といっても今回は単なる総集編でなく、『東のエデン』を理解するための「見どころ」を
全11話の中からピックアップして編集し、そこへエデンメンバーによる録りおろしの
回想コメントを被せることで、観た人がより楽しめるよう工夫を凝らしたとのこと。
そして滝沢役の木村さんですが、回想コメントの時点では「行方不明」ということで
今回の総集編についてはお呼びがかからなかった(笑)との話でした。
実際に完成品を見たのも公開前日だったそうですが、面白かったと言ってました。
そして上着の中からおもむろに取り出したのは、なんと9番のノブレス携帯。
木村さんがおもむろに(ここでトーンが上がって“滝沢の声”になるのがスゴイ!)
「ジュイス、玉川紗己子さんをここに呼んでくんない?」
とオーダーすると、場内に
「受理されました。」
とアナウンスが響いたあと、声の主(?)の玉川さんが登壇されました。
黒のロングドレスの玉川さん、新宿3丁目を歩いていたら警官に呼び止められたらしい。
司会が即座に「玉川さんだけに“逮捕されちゃうぞ”という感じですねー」と振ったのに
客の反応が薄かったのは、やや悲しいものがありましたけど(^^;。
(夏美って好きなキャラなんですよ。足ブレーキとかモトコンポとか、なつかしー。)
これってやはり、世代の違いから来るものなのかな?
そういえば神山監督も「観る人との接点というか、共感を得るための“接着剤”として
作中に映画の話を盛り込んだのに、世代的に視聴者と自分の観てきた映画が違っていて
そういう意図があまり伝わらなかったみたいです。」と語ってましたねー。
うーん、そんなことはないと思う・・・んだけど、どうなんだろう?
メイン声優なのに、今回の総集編製作には絡んでない(!)お二人がそろったところで、
話は『東のエデン』にまつわるアフレコ裏話へと進みました。
木村さん・玉川さんとも事前説明がほとんどないままに毎週の収録に臨んでいたようで
当日に神山監督から細かい注文が出されることが多く、毎回苦労続きだったみたいです。
それでも木村さんは「記憶がないという役だったので、ある意味自然に演れました」、
そして玉川さんが監督のムチャ振りにも「はい、やってみます」と答え、言葉どおり
見事にセレソンごとのジュイスを演じ分けていた・・・と話してました。
神山監督からは「以前にタチコマでも苦労させたけど、今回も大丈夫だろうと思って
ずいぶん甘えさせてもらいました。」と絶大な信頼を得ている玉川さんですが、
「手のひらを太陽に」の多重録音では、同じ歌を9回も歌わされたと笑ってました。
『東のエデン』の現場でも、やはりフレッシュな役者さんの中に信頼のおけるベテラン
(あまりベテランベテラン言うな、とは玉川さんの弁)がいることで、現場の締まり方が
ずいぶん違ってくるんでしょうね。これも作品成功の秘訣でしょうか。
やがて時間となり、壇上の皆さんは次の挨拶会場であるテアトルダイヤへ移動。
ここで帰りぎわに再びノブレス携帯を取り出した木村さんが
「ジュイス、帰りのタクシー呼んでくれる?」
と振ると、背後の玉川さんが即座に
「受理されました。」
ナマの掛け合いまで見せてもらって、大満足の舞台挨拶でした。
初日舞台挨拶を観てきました。
初日舞台挨拶は新宿と池袋の2箇所で行われますが、やっぱり行くなら
本日の一発目でスクリーンも大きいテアトル新宿でしょ!
ということで、立見券なのを覚悟の上でチケットを購入。
(でも後日に座席指定券が追加発売されたのは、正直ムカつきましたが・・・。)
そして公開当日。こちらはテアトル新宿前に出ていたポスターです。

「本日初日」「19:00上映分完売」の表示で、期待感はさらにアップ。
やがて立見客の入場時間となったので館内に入ると、席にはびっしりと人が座り
後部から両サイドへのスペースも立見の人でいっぱいとなりました。
総集編というのにこれだけ人が入るとは、やはり舞台挨拶の効果絶大ですな。
そして定刻となったとたん、館内にいきなり流れるアナウンスの声は・・・
「ジュイスです。皆様、本日はようこそお越しくださいました。」
この瞬間、館内に波のごとく走った無言の衝撃の大きかったこと!
そういう私も、この時は一瞬“ビクッ!”となりました。
ここで本編並みの意外性を演出してくるとは、さすがに読めなかった・・・。
ジュイスから上映案内と観客への謝辞が(例の口調で)アナウンスされた後は
いよいよ舞台での挨拶がスタート。
まずは神山監督と滝沢役の木村良平さんが登壇し、観客への挨拶をされました。
まず神山監督から「総集編だというのに、立見のお客さんまでこんなに来ていただいて
驚いています。ありがとうございました。」と感謝の気持ちが述べられました。
といっても今回は単なる総集編でなく、『東のエデン』を理解するための「見どころ」を
全11話の中からピックアップして編集し、そこへエデンメンバーによる録りおろしの
回想コメントを被せることで、観た人がより楽しめるよう工夫を凝らしたとのこと。
そして滝沢役の木村さんですが、回想コメントの時点では「行方不明」ということで
今回の総集編についてはお呼びがかからなかった(笑)との話でした。
実際に完成品を見たのも公開前日だったそうですが、面白かったと言ってました。
そして上着の中からおもむろに取り出したのは、なんと9番のノブレス携帯。
木村さんがおもむろに(ここでトーンが上がって“滝沢の声”になるのがスゴイ!)
「ジュイス、玉川紗己子さんをここに呼んでくんない?」
とオーダーすると、場内に
「受理されました。」
とアナウンスが響いたあと、声の主(?)の玉川さんが登壇されました。
黒のロングドレスの玉川さん、新宿3丁目を歩いていたら警官に呼び止められたらしい。
司会が即座に「玉川さんだけに“逮捕されちゃうぞ”という感じですねー」と振ったのに
客の反応が薄かったのは、やや悲しいものがありましたけど(^^;。
(夏美って好きなキャラなんですよ。足ブレーキとかモトコンポとか、なつかしー。)
これってやはり、世代の違いから来るものなのかな?
そういえば神山監督も「観る人との接点というか、共感を得るための“接着剤”として
作中に映画の話を盛り込んだのに、世代的に視聴者と自分の観てきた映画が違っていて
そういう意図があまり伝わらなかったみたいです。」と語ってましたねー。
うーん、そんなことはないと思う・・・んだけど、どうなんだろう?
メイン声優なのに、今回の総集編製作には絡んでない(!)お二人がそろったところで、
話は『東のエデン』にまつわるアフレコ裏話へと進みました。
木村さん・玉川さんとも事前説明がほとんどないままに毎週の収録に臨んでいたようで
当日に神山監督から細かい注文が出されることが多く、毎回苦労続きだったみたいです。
それでも木村さんは「記憶がないという役だったので、ある意味自然に演れました」、
そして玉川さんが監督のムチャ振りにも「はい、やってみます」と答え、言葉どおり
見事にセレソンごとのジュイスを演じ分けていた・・・と話してました。
神山監督からは「以前にタチコマでも苦労させたけど、今回も大丈夫だろうと思って
ずいぶん甘えさせてもらいました。」と絶大な信頼を得ている玉川さんですが、
「手のひらを太陽に」の多重録音では、同じ歌を9回も歌わされたと笑ってました。
『東のエデン』の現場でも、やはりフレッシュな役者さんの中に信頼のおけるベテラン
(あまりベテランベテラン言うな、とは玉川さんの弁)がいることで、現場の締まり方が
ずいぶん違ってくるんでしょうね。これも作品成功の秘訣でしょうか。
やがて時間となり、壇上の皆さんは次の挨拶会場であるテアトルダイヤへ移動。
ここで帰りぎわに再びノブレス携帯を取り出した木村さんが
「ジュイス、帰りのタクシー呼んでくれる?」
と振ると、背後の玉川さんが即座に
「受理されました。」
ナマの掛け合いまで見せてもらって、大満足の舞台挨拶でした。
さっそくのレポート、ありがとうございます。行きたかったので、詳細を書いていただき、嬉しいレポートです。
実は昨日僕も東京にいたのですが、既に切符も取れず、夜には新幹線に乗らなくてはいけなかったので、涙を飲んで生かけあいは見られませんでした。
劇場版が待ち遠しくてなりません。
本はしっかり買いましたけど(^^)ヾ。
>これも作品成功の秘訣でしょうか。
現場の空気感って作品に反映されるものでしょうから玉川さんの存在は絶大なものだったと思います。
先日の金田さん追悼リンクへのお返しに、少しでもなりましたでしょうか?
>涙を飲んで生かけあいは見られませんでした。
なんと、それは残念!
というか会場でお会いできるチャンスを逃したのが
私にとって一番残念なところです。
>劇場版が待ち遠しくてなりません。
見た感じ、神山さんすごく気合入ってる感じですよ。
私もすごく楽しみです。
挨拶は最高でしたけど、その後2時間立ちっ放しは
なかなかキビしいものでした(^^;。
あと、私も紀伊国屋のサイン会には行けませんでした。
まあ姫鷲さんとたいむさんがレポートされてたので、
それを読んで雰囲気を味わってます。
・・・というか、現場の静けさを追体験してるというべきかも(笑)。
初日挨拶のほうは、私のレポートでちょっとだけでも
その場のノリを感じてもらえれば幸いです。
>本はしっかり買いましたけど(^^)ヾ。
ダヴィンチの連載にちらっと目を通したんですけど、
小説としては書きっぷりがちょっと堅いかな~と。
神山監督、小説家としてはもうひとがんばりですかねー(うわ、エラそう)。
>玉川さんの存在は絶大なものだったと思います。
なにしろ大ベテランですからねー!
・・・とか書くと、玉川さんが機嫌を悪くするかも(^^;。
でもやっぱり玉川さんを抜きに『東のエデン』は語れないですよね。
その存在は製作にかかわった全てのスタッフだけでなく、
観る側にも安心感を与えてくれますから。
もはや神山組に欠かせないキーマンといえるかも。