
先日注文した「ANAユニフォームコレクション」が
昨日やっと届きました。
タイトルの「いい空は青い。」は、このフィギュアの箱に
書かれていたコピー文です。
秋葉原で実物を見てその出来に驚き、ネットで注文したのですが、
届いたフィギュアを実際に手にすると、改めて完成度の高さを感じます。
大企業が本気で作らせたアイテムだけに、造型も彩色も
1個400円では考えられないような高水準を達成しています。
今回15箱買って、10種類中9種までは揃いました。
でも特に欲しかった2代目が出なかったのが痛いです。
9代目は色違いも含めて4個。新作だけに封入数が多いのか?
写真は私が入手できた9種のうちからピックアップしたもの。
左から戸田聡、榎木ともひで、BOMEの各氏による作品です。
クリエイターごとの表情やスタイルの違いが面白い。
西E田氏のキャラデザインを生かしながらも、それぞれの個性が
ちゃんと出ています。
ちなみに台座とバックは6個入りBOXの箱を使ってますが、
なんかユニフォームの発表会みたいに撮れました。
商品としての完成度は、前述したとおり非常に高いです。
服の部分は生地の違いにあわせて表面仕上げを変えていたり、
同色でもボタンだけツヤあり塗装をしていたりというこだわりよう。
塗りムラやハミ出しもほとんど皆無です。
パーツのあわせもキッチリしていて、組んでもスキマやガタは
全然ありません。
個人的にイチ押しのポイントとしては、足のカッコよさ。
パールのような光沢の塗料で再現されたストッキングの輝きが
スラリと伸びた足のラインを引き立ててます。
特に戸田氏のキャラ、ベージュのストッキングに浮かぶヒザ小僧が
実によい。
職業婦人(古い言葉だな)の健康的な色気を感じます。
今まで見たことの無い仕上げですが、この価格帯のフィギュアじゃ
普通は考えられないレベルのものなんでしょうね。
参考までに書くと、スカートの中までは作りこんでありません。
不健康なお色気のほうは期待しないように。
ちなみに1箱に1つ、機内食で使っているスープの
スティックがついてきます。
これが濃厚なコンソメ味で、非常においしい。
同封のブックレットにスープを使った調理レシピまで
載せているところに、味への自信が伺えます。
さすがスープだけでも販売している逸品、ノリコ風に言うなら
「ANAが作った商品を、タダの食玩と思わないでね!」という感じ。
(作中で彼女が乗った機体はJALでしたけど。)
このアイテム、まだネットか電話による通販申し込みが可能ですが
今後の発送は7月以降になるそうです。