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Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

いい空は青い。

2005年05月28日 | ホビー・フィギュア・プライズなど

先日注文した「ANAユニフォームコレクション」が
昨日やっと届きました。
タイトルの「いい空は青い。」は、このフィギュアの箱に
書かれていたコピー文です。

秋葉原で実物を見てその出来に驚き、ネットで注文したのですが、
届いたフィギュアを実際に手にすると、改めて完成度の高さを感じます。
大企業が本気で作らせたアイテムだけに、造型も彩色も
1個400円では考えられないような高水準を達成しています。

今回15箱買って、10種類中9種までは揃いました。
でも特に欲しかった2代目が出なかったのが痛いです。
9代目は色違いも含めて4個。新作だけに封入数が多いのか?

写真は私が入手できた9種のうちからピックアップしたもの。
左から戸田聡、榎木ともひで、BOMEの各氏による作品です。
クリエイターごとの表情やスタイルの違いが面白い。
西E田氏のキャラデザインを生かしながらも、それぞれの個性が
ちゃんと出ています。
ちなみに台座とバックは6個入りBOXの箱を使ってますが、
なんかユニフォームの発表会みたいに撮れました。

商品としての完成度は、前述したとおり非常に高いです。
服の部分は生地の違いにあわせて表面仕上げを変えていたり、
同色でもボタンだけツヤあり塗装をしていたりというこだわりよう。
塗りムラやハミ出しもほとんど皆無です。
パーツのあわせもキッチリしていて、組んでもスキマやガタは
全然ありません。

個人的にイチ押しのポイントとしては、足のカッコよさ。
パールのような光沢の塗料で再現されたストッキングの輝きが
スラリと伸びた足のラインを引き立ててます。
特に戸田氏のキャラ、ベージュのストッキングに浮かぶヒザ小僧が
実によい。
職業婦人(古い言葉だな)の健康的な色気を感じます。
今まで見たことの無い仕上げですが、この価格帯のフィギュアじゃ
普通は考えられないレベルのものなんでしょうね。
参考までに書くと、スカートの中までは作りこんでありません。
不健康なお色気のほうは期待しないように。

ちなみに1箱に1つ、機内食で使っているスープの
スティックがついてきます。
これが濃厚なコンソメ味で、非常においしい。
同封のブックレットにスープを使った調理レシピまで
載せているところに、味への自信が伺えます。
さすがスープだけでも販売している逸品、ノリコ風に言うなら
「ANAが作った商品を、タダの食玩と思わないでね!」という感じ。
(作中で彼女が乗った機体はJALでしたけど。)

このアイテム、まだネットか電話による通販申し込みが可能ですが
今後の発送は7月以降になるそうです。
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久しぶりにアキバに行きましたよ

2005年05月10日 | ホビー・フィギュア・プライズなど
連休最後の日曜に渋谷で『ベルギー象徴派展』を見た帰り、
『PalmScenary 月姫Ⅱ』でも残ってないかと思って、
ちょいと秋葉原に寄ってみたわけですが…あるわきゃないな。
後でネット上の記事を見たら、どこでも発売日に瞬殺だったようです。

ちなみに今回のシークレットが『空の境界』の両儀式だというのは、
かなり前からつかんでいました。
(というかメーカーから情報規制がかかるまでは、あちこちで
バラされてたんですけどね。)
これは人気が出るだろうと読んでたんですが、ここまで早く
ハケちゃったのは予想外。
出荷数が少なかったのか、予約で相当押さえられてたのか。
まあ今後オークションなどでそれなりに出てくるとは思いますが、
再販の予定がはっきりするまでは値段が落ち着かないかも。
ただし今回はクリア版が入ってなさそうだから、ダブリの放出は
比較的順調そうな気がしますけどね。

このシリーズはプロポーションのラインが武内 崇氏の作画に近いところが
なかなか良いのだけれど、表情のつくりだけはどうも甘い。
まあ立体化しにくい顔ではありますが、Fateのキャラが造型面で
比較的恵まれてるのを考えると、やはりもうちっと頑張れとは言いたい。
(シーエムズに『月姫』も作ってもらえると、一番理想的なのだが…)

写真で見る限り、式の眼や表情なんかはもっとキレや迫力が欲しいし、
ジャンパーももうちょっとなんとかしてもらいたかった。
とは言っても、小説オンリーのキャラがトレ-ディングフィギュアで
出たこと自体、かなり画期的な出来事。ゆえに苦情は控えめにしておきます。
プロポーションそのものはYUJIN版より好きですしね。

あと中古ショップやレンタルBOXでよく見かけたのが、
発売直後に店頭から消えた『メカ娘』。
こいつは軒並み1,000~2,000円の値がついてました。
人気のMe109メッサーちゃんにいたっては、高いところで4,000円。
すでに入手済みのALIASさん、いい買い物しましたな。

それと、5月1日から制服のモデルチェンジをしたANAから
記念として発売された『ユニフォームコレクション』。
これもすでにショップ等でバンバン出回ってました。
本来はANA専売なのでいきなりプレミア価格がついており、
定価400円が3~5倍に跳ね上がってます。
(このフィギュア、本来なら機内食のスープがついてくるので
分類としては「食玩」とするべきでしょうか。)

ANAのオンラインショップで、FAQに「予想を超えた反響でとまどってます」
と書いてありましたが、デザインに人気イラストレーターの西E田氏を起用しながら
この反響が予想できないわけもないはずだが、と思ったりして。
今ならまだHPなどの通販で買えるようですが、数に限りがある模様。
また、当然ですがキャラの指定はできないそうです。

というわけで、結局見るだけ見て何も買わずに帰ってきました。
悔しいのでアキバの駅前にあるゲーセンで獲ってきたサボテンダーの
写真を載せておきます。
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EVAプライズの新作はオリジナル設定

2005年05月08日 | ホビー・フィギュア・プライズなど
今回のお題は新作のEVAプライズ『特務指令シリーズ』。
これはNERVを対テロ機関と設定し、ヒロイン2人をその訓練生として
フィギュア化する、というコンセプトだそうで。
なんだかよくわからない話ですが、とりあえず今回が
その第1弾になるそうな。

こんなヘンテコな設定ですから、実はアイテムとしては注目してませんでした。
しかしゲーセンで実物を目にしたところ、付属する火器が充実しており、
しかもなかなかよさそうなデキだということが判明。
「これは獲るしかない」とその場であっさり方針転換してしまいました。

実際に手にとって見ると、予想以上によくできてます。
綾波にはRPG7ロケットランチャー、狙撃スコープ付きのMP5、
AKS74U、SIG-SAUERのP226が付属。
(本体にも暗視スコープなどの固定装備あり。)
アスカにはXM177、MP5K、SPAS12、ベレッタM92と
なぜかコンバットナイフが付いてました。
どれもフォルムや細かいパーツなど、けっこう忠実に再現されてます。
フィギュアの手の握りがゆるゆるなので、持たせるのが大変なのは困りモノですが。

本体の頭と右手首だけは回転するので、ちょっとならポーズがつけられます。
ということで、それぞれに適当な武器を持たせて撮ってみました。
綾波はなんだか少女ゲリラ風、アスカはサバイバルゲーム初心者といった感じで、
どうもコマンドっぽくないですな。

しかしSPAS12って、2000年ごろに生産終了になったはずなんだけど。
2015年に再発売されたのか、それともアスカが趣味で使ってるのか。
そんな古いショットガンじゃなく、もっと新型を使えばいいのに…
って、こりゃ『GUNSLINGER GIRL』でトリエラが言われたセリフか。
あっちはウィンチェスターでしたけどね。

ちなみに、SIGとベレッタは米軍の次期正式拳銃を決めるトライアルで
最後までライバルだったモデル。
それを二人に持たせるあたり、綾波とアスカの関係にうまく引っ掛けた
秀逸なジョークだと思います。
こんな感じで、この手のモノが好きな人には見どころの多いプライズですよ。
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ナーバル探索行

2005年03月09日 | ホビー・フィギュア・プライズなど
文庫版『終戦のローレライ』限定特装版。
これは樋口氏がデザインした別仕様のカバーになっており、さらに
海洋堂のフィギュアとして、伊507とナーバルの独海軍仕様、それと
ヒロイン・パウラの胸像をリペイントしたものがついてくるそうです。

特にナーバルはセブン・イレブン版よりもデコレートされた感じで、
レトロメカの魅力がより増している感じ。
これはぜひとも両者を比べてみたい!ということで、書店に問い合わせたところ
まだ取り寄せできますよ、とのこと。
というわけで、ついつい予約しちゃいました。

次のミッションは、まだ持ってないセブンイレブンのナーバルの入手。
ということで、セブン回りを敢行しました。
もうキャンペーンが終わってる店もありましたが、結局4店回って
各2本のドリンク、計12本を購入。

…ナーバルは出ました。しかも3個。
ラス前で1個出た時にやめればよかったのに、調子に乗ってさらに
2個追加したら、これが両方ともナーバル。さすがに多すぎです。

あともうひとつ欲しかったのが、「水密服の少女」のヴィネット。
これも今回入手しましたが、予想以上にいいデキです。
塗りもいいし、この完成度なら金をとっても文句は出ないでしょう。

しかし困ったのは、残った12本のスポーツドリンク。
冷蔵庫に入りきらないので床に置いてありますが、これが
けっこう邪魔なんだよな…。
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コンビニで「ローレライ」作戦が進行中

2005年03月08日 | ホビー・フィギュア・プライズなど
いまセブンイレブン限定で『ローレライ』フィギュアキャンペーンが開催中。
ドリンク各種のおまけとして、海洋堂による『ローレライ』のフィギュアが
ついてくるのですが、さすがは食玩の王者によるアイテム、完成度はかなり高いです。
写真はドイツからの戦利潜水艦「伊507」、『ローレライ』の主役メカです。

ウチにあるのはいまのところ、この「伊507」とヴィネットの「敵中突破」の2個。
前者は塗りの甘さが気になるものの、スケールの小ささを感じさせない精密さと
美しいスタイリングで、この主役艦の造形美をよく再現していると思います。
後者は伊507が敵艦の爆発から逃れるシーンですが、「タイムスリップグリコ」等で
おなじみになった「ジオラマ形式」で再現されており、これもなかなかの迫力。

中に入っているブックレットには、海洋堂の宮脇専務の熱いエールや
樋口監督によるフィギュアの解説が書かれています。
特に樋口氏の解説は読み応えあり。
ううむ、伊507って潜水戦艦のコンセプトなのか。
そういえば全体的なデザインがなんとなく「轟天号」を思わせるなぁ。
配給元も東宝だし。

そういえば小型潜水艇「ナーバル」には、映画『日本沈没』の「わだつみ」や
「ケルマディック」の面影も感じられる。
こう考えると、樋口氏が目指した「潜水艦映画」の原点がどのへんにあるか、
なんとなく見えてくるような気がします。

それにしても、このフィギュアを見ながら樋口氏の解説文を読んでると、
無性に映画が見たくなってくるなぁ。
こりゃ完全に敵の術中にはまった感じです。
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弐号機ノ捕獲ニ成功セリ

2005年02月07日 | ホビー・フィギュア・プライズなど
今日の獲物はこれ。高さが30センチある大物です。
よく行くゲーセンで獲ってきました。
かかった費用は1,500円。もう少し早くつかむポイントに気づいてれば
1,000円以内での獲得も可能だったかもしれません。

梱包を外すのが面倒になったので、中途半端な状態での撮影です。
全部外しても置くところが無いので、包みなおしてしまっとくことになりそう。

最近では食玩やらガシャやらにも手を出してますけど、もともと私がこの手のものに
興味を持った原因は、トップ関連のプライズです。
(ですからプラモやガレキやドール系には、今もほとんど知識がありません。)
スパロボにガンバスターが登場した当時はいろいろと景品が出てまして、
これを手に入れようとゲーセン通いを始めたのがそもそものきっかけ。

そのころはまだプライズ販売業者もなかったので、自力で取るしかありません。
そのうちにセガのEVA関連やバンプレのガンダム系で質の高い景品が出るようになり、
気が付いたらすっかりハマってしまいました。
最近はブームのころほど熱意がないし、ショップも増えたおかげでレア感も
なくなってきましたが、新作が出たときにはプライズの多い所を何件か回ってます。

「クレーンのアームがガバガバ」とか、あきらかに取れなさそうな設定の機械は
パスですが、少しいけそうな感じの時は腕試しのつもりでやってしまいます。
熱くなっちゃうと、思ったよりも突っ込んでしまうことも…。

でも普通だと無理そうなアイテムでも、いろいろ工夫すれば案外獲れるもの。
重心やつかむポイント、アームの引っ掛け方をなどをいろいろ考えて、それが
うまくハマった時の感じ、そして落下口に落とした時の痛快さ。
オーバーに言えば、なんだかハンターにでもなったような気分です。
あと、予想しなかったような偶然で取れた場合もうれしいですね。

食玩やガシャはたまにショップのお世話になってますが、プライズだけは
今のところ自力で獲ってます。どうしても欲しい、というものが出れば
わかりませんが…。
たとえショップで買ったほうが安くても、あのスリルは味わえませんからね。
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