いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

がんばれ!クムスン 4~7話

2013年10月15日 | がんばれ!クムスン
いやー、さすがホームドラマの王道。
遅々として話が進みません。
細かいところを丁寧に描いていくのが基本と言えば基本か。

チョンワンの末っ子ぶりも情けない、4~7話です。

クムスンの妊娠を受け入れて結婚の口約束をするも、
お母さんにめちゃくちゃ反対されてチョンワンは身動き取れないの巻


妊娠がわかってもぽやーんとしていたクムスン。
でもそれも不安の裏返し。
誰も悪くないから、ってチョンワンを責めなかっただけでも確かに偉いよね。
「旅行も旅館もイヤだって言ったでしょ!」
と思わず言ってましたが、正直本音ですよね~。

好きな人に何度も誘われたら、若い女の子だもん、仕方なく行っちゃうかも。
被害者ぶらないだけ偉いよ、クムスン。

それにつけてもチョンワンの情けなさったらないね。
もちろん学生の身で、自分も不安なのはわかるんだけどさー。
お父さんもお母さんもひどい。
相手の女の子のこと、何も考えてあげないのね。
うちの息子をたぶらかした性悪女としか思えないんだろうなー。

我が子かわいさで、相手を恨んじゃうのは仕方ないかな……。
お父さんも最後は結婚をゆるしたわけだし、
それまでの非道な仕打ちは、混乱したせいだということで大目に見ましょう。

そもそも中絶はダメだ、と思ったチョンワンを褒めよう。
そして、相手の娘さんを不幸にして、我が息子だけがしあわせになれるのか?と
言ったお父さんを褒めよう。
俺の妹が妊娠して手術をすすめられたら、相手の男を立ちションもできない体にしてやる!と
言ってくれたテワン兄さんも褒めておこう。いい奴だ。
クムスンの心配はしてあげないの?と母さんに言ってくれたクマも良い子だね。

正直、お母さんの気持ちもわからんではないが……。
あの状況で、「私もお水くださいといえる」クムスンはすごいずうずうしく見えるかもね。
ただ、「お母さんも喉が渇いているんじゃ?」と気使ってくれるクムスンは優しい。

韓国ドラマを観ていて、いつも困ってしまうことがあるのよ。
それはね、主人公の性格について、どう受け止めたらいいのか?ってことね。
例えば日本のドラマだったらね、
主人公のこれこれこういう態度というのは、
イコールわがままな勝手な性格、と受け止めてよろしい、とか感覚的にわかるわけですよ。
身にしみた日本的価値観があるから。
でも韓国ドラマだと、あれ?よくわかんない、という時が多々あるんですよ。

このたびのクムスンにしてもですね、
私の感覚で言うと、ちょっと年のわりに幼すぎるんじゃないか、とか、
確かにずうずうしすぎるな、とか思う点もあるわけですね。
この感じ方、受け止め方というのは、制作者が意図したものと合致しているのだろうか?と
気になってしまうのです。
作り手と受け手の価値観の違いというのは、国産ドラマにもありますけれども、
文化の違いがある諸外国のドラマでは、その違いが大きな障害になるんじゃないか、と。
キリスト教文化圏の禁忌の感覚なんかは、知識としては知っていても、
感覚的にはよくわからないですしね。
韓国と日本は、似ている部分もあるし、大きく違う部分もあって、
理解したつもりが誤解だった、ということが、実はあるんじゃないかなぁ。

ドラマでも小説でも、どうとらえて楽しむかは受け手の自由なので構わないのですが、
知っていればもっと楽しめる、理解していればもっと面白い、ということが
あるんじゃないか、と思います。

う~ん、うまく説明できていないかもしれないですけど。
まあでも、まだ親がかりで勉強途中の若い人たちが子どもを作っちゃった、というのは
万国共通でちょっと困った事態ではありましょうね。

シワン兄さんは、大学時代に演劇サークルで一緒だった女性と再会して、恋の予感。
でもちょっとずつ記憶のズレがあるようで、
実は思ってた人と別人なんじゃないですかね?
別の女性のことを彼女と混同しているんじゃ?という気がします。
すっごくケチな人なのかと思いきや、
募金をするためにそういうことをしている、というのがわかって、一気に株が上がりました。
(もちろん私の中でよ?彼女はケチくさいな、と思っているみたい)
いい人そうなので、ちゃんとしあわせになってほしいです。

クムスン母の義理娘は、親の庇護のもとわがままに育っていますが、
彼女はどういう変化をとげていくんでしょうね?
このままの性格で大きな障壁となるのか?

クムスン母は、人工透析を受けてて移植手術した様子なので、
腎臓が悪かったのかな?
予後が悪くて、身内からの腎移植が再度必要になって、
実の娘のクムスンを探す、とかいう展開になるのでしょうか?
探そうと思えばすぐ近くにいるんだけど。どうなるのかな。

テワン兄さんはプー太郎で、クムスンのことをイモ娘と思っているようですが、
もしかしたらそのうちクムスンを好きになっちゃうのかもしれない。

いろんなことを予想しながら見てますが、先は長いし、
わたしのドラマ展開予想はたいてい外れるし、どうなるかはさっぱりわかりません。
でもどんどん見ていけて、楽しめそうなドラマです。

この巻(勝手にくくってますけど)の気になりポイントをいくつかあげて、今日はおしまい。

・クムスンの携帯、アンテナが伸びるタイプか。懐かしいな。
・そのうえ電波の立ち方が半端ない。3本が標準かと思っていたが。
・彼女の持ってたチョウチョ型のバッグが非常にかわいい。
・チョンワンだと思うと情けないが、ナムギルくんだと思うと泣き顔もかわいい。

チョンワン母の攻略はほぼ不可能だと思うけど、がんばれ!クムスン!

※DVDの目次の部分で、ジェヒがワンポイント会話を紹介してくれます。
ジェヒ役、カン・ジファンさんが本編に先立ち、登場。
今回は、「シロ!」イヤよってクムスンが言ってます。
甘えたようにいうとかわいいって。
「アンドゥエ」ダメだってお医者のお父さんが言ってます。
友達や年下に言う時の言い方だって。
ハングル打てないから、カタカナでそれっぽく書いちゃうけどごめんね。
こういうオマケ、けっこう好きだ。


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