がんばれ！クムスン ３２～３５話

とうとうクムスンの髪型が変わりました！
ぐるんぐるんのパーマから、フェミニンなロングに。
しかし毛量は多いですね。
あのパーマ、わたしは好きだったけどな～。

先輩に意地悪されるけど、黙って耐えてる玉じゃない、
クムスン反撃して仕事も家事もがんばるぞ！の巻

クムスンすごいです。
先輩に意地悪されっぱなしですけど、黙って我慢なんかしません。
「どうして意地悪するんですか？理由を教えてください」ってがんばります。
先輩もさ、ただあんたが気にくわないのよっ！って言っちゃえばいいのにね。
意地悪するのは良くない、とわかっているから、よけい意固地になるんでしょう。
相手を見てケンカ売らないと酷い目にあいますよ。

「たばこを買ってきて」とお客様に頼まれて、
「美容以外では対応できません」と、きっぱり言ったクムスンの態度が評価されました。
これは意外な展開でした。
お客様のいうことは何でも聞きなさい、と怒られるかと思った。
先生はプロの誇りを持ってお仕事なさっているんですね。
クムスンの態度も、卑屈でもなく、偉そうでもなく、平常心で立派でした。

最近は、企業も公的な施設も使用者のクレームを恐れて事なかれ主義ばかり。
そもそもの目的や、仕事に対する信念があれば、
クムスンのようにお客さんに対応できるのではないかな、と思います。
お客様は神様じゃないよね。

シャンプー試験、合格するかしら？
学校でも学んでも、いざ実践は難しいですね。

ウンジェパパは、クムスンのことを調べてストーカー中。
絶対移植のドナーに、と望んでいるはず。
でもクムスンを見つけたと言い出せなくて、
それとなくほのめかしただけでクムスン母にすっごい切れられます。
クムスン母、せっかく体調維持してるのに
そんなにストレスためたらダメじゃんか。

クムスン母は、再婚当初はクムスンを引き取ろうと思ってたんだよね。
でも、ウンジがおなかにできて、義母も具合が悪くて、言い出せなかった。
どうやら、結婚経験があり、子どももいる事実を隠していたのはパパのようです。
そんな相手だと母親から許可が出ないから、嘘をついたんだね。
後からちゃんと言えばいい、とか言ってクムスン母を説得したんでしょう。
う～ん、なんか卑怯だよね～。

しかし言い出せないうちに月日がたち、なし崩しになってしまった、と。

探そうと思えばすぐ探せたはずの我が子をほっといた母の罪悪感も半端ない。
「血を吐くだけよ！わたしは人じゃないんだから！」
すごいセリフですね。
でも、本当に悪いと思ったら探さなきゃ。
だって人知れず苦労してるかもしんないじゃん、子どもが。
今いいとこの奥さんなんだから、
恨まれてもののしられても憎まれても探さなきゃ。
罪と向き合うつもりなら。

それができないクムスン母を、人でなし！とののしる勇気は私にはないけどね。
人間って、よわいものだもの。

クムスンって、勝手に見えるけど、
クムスン母やウンジェパパ、そしてウンジェを見ていると、
彼女がとてつもなく強く、純粋で、真っ直ぐな人だと感じます。

ウンジェもね、継子としてつらい思いをしたというのはよくわかるのね。
「ママの病気は一生つきあう可能性があるんだから、
自然体で受け入れなきゃ」という考え方も正しいと思うし、
家族の中で疎外感を感じていて、溶け込めない寂しさもわかるのね。
でもさ、クムスンはどう？

強引かもしれないけど、一生懸命家族になろうと努力してるでしょ。
自分がつらい思いをしても、でもめげないでしょ。
守るべきものがあるからかもしれないけど、
やっぱり根本的にウンジェとは違うよ。
クムスンだったら、きっと果物食べないよ。
義理のお母さんだって、自分の親と同じようにいたわるよ。
てか、どんな人に対しても、寄り添ってあげようとするよ。
自然にそうしちゃうと思うな。

「１０年もいっしょにいるのに……」ってジェヒが言うでしょ。
この人も研修医にはひどい態度だけど、患者には優しい。
クムスンみたいな心が、眠っていると思うな。
彼女を見ていて、だんだん変化していくと思うよ。

ウンジェもさ、
バーベキューパーティー、ママには負担だもの、やめよう、って
言ってあげればいいのに。
ジェヒママに見せた思いやりがあるなら言えるでしょ！

テワン兄さんは、クムスンのことちょっと見直してるみたい。
なんだかんだ言って自分のことを心配してくれるクムスンが気に入ってきたね。
どうもクマが、テワン兄さんのこと気になってるみたいだけど、
ここもカップルになるのかな？

シワン兄さんは、相変わらずヒドス。
スンランの気持ちはよくわかるぞ～。
ちょっとデートに誘われたくらいで、いちいち離婚歴だの子持ちだの、
カミングアウトなんかできるもんか！
「自意識過剰じゃねーの？」とか言ってバカにされたくないもん！
だいたいそういった途端、みんな引いてくくせにさ。
つきあって１ヶ月でそれは無いべさ？

シワン兄さんは、自分がスンランにとって、重要じゃなかった、ということが
悲しくて、あんな態度をとっているらしい。

だから！まだ一ヶ月でしょーが！

まったく家柄が悪いだの、両親そろってないだの、イヤミ言われてクムスンも
とばっちりですよ。
あ、言ったのはお母さんね。

こういう考え方って、根強いんですね。
そんなこと言ったら、あなたの孫のフィソンだって、そう言われかねないんですよ？
まったくもう。

息子がろくでなしだろうがなんだろうが、わたしゃ姑だよ！と
おばあちゃんも鼻息あらく、おばさんに怒っていますが、
ヨメはどこでも耐えなきゃならないのね～。
おばあちゃんだってさ、
かわいい孫のクムスンがそんなこと言われたら怒るくせに、
嫁であるおばさんには厳しい。

家族ってなんだろうね。
人と人とがいたわりあって暮らせるなら、それが家族になるってことなんじゃないかな。

フィソン迷子事件で、クムスンは職場放棄して出てっちゃいましたけど、
後々問題になりそう。
でも、めちゃくちゃおとなしいフィソンが、
珍しく楽しそうに遊んでいる姿が見られてちょっとほっとしました。
あの子はいい子すぎですよ。

おばあちゃんが、おばさんのお尻を見て
（でかい尻だね。一発たたいてやろうか）って思うシーンで笑っちゃった。
ほんとに目の前にあったら叩きたくなりそうなお尻だもんね～。
ジェヒ先生も、クムスンが病院にくる用事がなくなっちゃったせいで
急にヒマそうに美容院入り浸りでおかしい。
ドラマの都合上でしょうが……。

さてさて、次回はどうなる？
フィソンは絶対無事に見つかるから、がんばれ！クムスン！

※今回はシワン兄さんとテワン兄さんのワンポイントレッスン。
正直だんだん聞き取りが難しくなってまいりました。
カタカナ表示がなんだかおかしくっても許してくだされ。
「ムォエットラ？」何だっけ？
ムォが、何、の意味なんですね。思い出すような感じに聞こえるように
語尾を工夫してください。

「タングナジョ」当然でしょ。
タンヨンの俗語だそうです。タンヨンは、当然、あたりまえ、の意味ですね。
本編ではウンジェが言ってます。
何が当然なんじゃ！