いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

バーディバディ -3

2012年10月24日 | バーディバディ
元気いっぱいの肉まん娘が本当にかわいいです。
想像していたより話も面白いし、
みんなゴルフ上手だよねぇ?

《あらすじ》

プロテスト初日を首位で終えたミス。
母が準備してくれた民宿に着くと、弟と友人たちが
激励の祝宴を用意してくれていた。

「町内のみんながカンパしてくれたんだよ」
「合格したら大宴会を開いてくださいね」
大喜びのみんなに、
「余計なことしないで」とミスは言う。
家族の命運を背負っているというプレッシャー、
それどころか、町内の人たちまでが自分に期待している。
すべての重さに、ミスは押しつぶされそうになっている。

不安げな娘をマッサージしてやり、励ます母。
しかしミスは、悪夢を見てうなされてしまうのだった。

プロテスト2日目。
クラブハウスでジョン・リーに声をかけられるミスオンマ。
ヘリョンと一緒の彼を見て不思議に思うが、
リーがゴルフコーチだと知って大喜び。
「またぜひうちに遊びに来て!」と無邪気に笑う母である。

さてコースに出たミスは、1打目からバンカーにつかまってしまう。
昨日の絶好調とは一変。
バーディーを狙う欲と、あせる気持ちが更なる失敗を呼び、
絶不調である。
一方同じ組でまわるヘリョンは絶好調。
差はひらくばかりだ。

グリーンでのアプローチも、あとボール1個分短い。

16ホール、皆が勝負を避けて確実にボールを運ぶ中、
自分の飛距離を信じてドライバーを握る。
しかし、彼女のボールは林を抜けることなく、木にあたって落ちた。

林の中に落ちていたボール。
アンプレヤブルを宣言すればペナルティの1打が加算される。
それだけはどうしても避けたい。
「無理だと思うわ。ここで失敗したら終わりよ?」
審判員の忠告も、ミスの耳には入らない。
木々の間の一点から、外へ出せばいい。
そう思って打ったボールは、再び木々に当たり、
外へ出ることはなかった。
何度打っても、抜け出せない。
とうとう泣きながらその場に崩れ落ちるミス。

ジョン・リーが静かにその姿を見守っていた。

後日、リーはミスを探しにゴルフスクールへ出向くのだが、
ミスはいない。テストに落ちてから、引きこもっているのだ。

かたや見事プロテストに合格し、デビューを果たしたヘリョン。
彼女のためのパーティーには、大物プロモーターのジェイ・パクも招待されていた。
リーを探すヘリョンだが、会場に彼の姿は無い。
実質母のビジネスのためであるパーティーにうんざりしたヘリョンは、
秘書室長に車で送ってもらう。
「会長も本当はあなたを愛しているんですよ」
彼の言葉にも、うんざりするヘリョン。

リーが肉のおみやげを持って、ミスの家を訪ねてきた。
友人も呼んで焼肉パーティーだ。
4日間も食事をとらずに閉じこもっていたミスは、
肉の焼けるにおいにつられて部屋から出てきた。
「肉まん、お前に食わせたくて来たんだ」
「ちょっと!肉まんって呼ばないでよ!」
みんなで囲む久しぶりの食卓に、笑顔がもどったミス。

自分を責めて落ち込むミスを心配した母は、
娘の練習を時々見てやってほしいとリーに頼む。
「貧乏なわたしたちが厚かましいけど……ご恩は必ず返します」
ミスの才能は非凡ですよ、というリーは、
彼女の練習をみると約束した。

ヘリョンとリーのつきあいは、彼女がまだ幼かった頃から始まっていた。
ゴルフの育成メンバーとして、共にアメリカで学んだ。
ひとりぼっち、空港でさびしそうにしていたヘリョンに、
リーが明るく声をかけてくれたのだ。
ヘリョンは、孤独な自分を支えてくれたリーを愛している。

元気を取り戻したミスは、キャディをしている親友ゴンスクから、
耳寄りな情報を聞いた。
すべてのキャディにティーチングプロの資格を取らせるために、
コースを使い放題で練習させることになったというのだ。
自由に練習ができる……と考え込むミス。

キャディ募集のポスターを見ていたミスは、
偶然通りかかったヘリョンに声をかけられる。
「一日練習を休めば自分にはわかる。3日休めば他人にもわかる。
プロテストから……1週間ってとこね」
(なんでわかんのよ……)と鼻白むミス。

「先生にさつまいもを届けてよ」
「先生って、ジョン・リー?」
世界的コーチと仲良くして損はない、とせっつく母に
仕方なくさつまいもを届けに行ったミスは、
夜の校庭で親しげに話すヘリョンとリーを見て、こっそり引き返した。
ヘリョンは、パーティーの日にリーがミスの家を訪問したことをきいて
ひそかに傷付いている。
「彼女には家族がいるじゃない……」

ミスはとうとうキャディの募集要項をもらいに行った。
「プロは諦めたの?」
「そんなわけじゃ……」
「キャディをしながらプロを目指すの?
この仕事だってそんなに甘いものじゃないわよ」

まずいところでまずい奴に会う。
「肉まん!」
募集要項を抱えたミスに、リーが声をかけてきた。
「ククス食いに行こうぜ」
「おひとりでどうぞ」

結局ククス屋で一緒になったふたり。
リーはミスの携帯に自分の連絡先を入れ、練習をみてやろうと言う。
「連れて行きたいところもあるしな」
「ねえ、私のこと好きなの?しつこく絡んでくるわね」
「じゃあ聞くけど、俺のどこが嫌いなんだ?」
「そのふてぶてしい顔が嫌い。
肉まんって呼ぶところも、そのモップ頭もきらいよ」
言うだけ言って、ミスは席を立ってしまう。

リーは、彼女のことが気にかけながらも、
友人のピルスと一緒に、長年会うことのなかった、
師匠に会うために山へ入るのだった。

仙人のように山で暮らしている師匠とはどんな人物なのか?
「師匠に謝らないと」というりーは、過去に何を?

(つづく)

プロテスト落ちたー!

そうだよねぇ、そうだよねぇ。
プロテストに受からなきゃ何も始まらないと思っていましたが、
わたしったらド素人ね~。
もちろんゴルフに関してもドラマに関しても……。

そう簡単にプロテスト合格しちゃったら、
ミスの努力とか葛藤とかその他もろもろが描きたりないわね。
プロになるのって本当にたいへんなんだものね。
プロツアーとかのシーンは撮影も大変だしさ。
それに、ミスはリーに背中を直されてたし、
まだまだゴルファーとしては未成熟なんだもんねぇ。

でも、あの林の中からボールが出るかも、出せるかも、って
すごくドキドキして見守りました。
その後のミスのあせりとか、
袋小路にはまってどうしようもなくなるところとか、
すごくつらかったです。
ああああ~って感じで。

小さいころはのびのびできていたゴルフも、
長じるにつれて周囲の期待や家族の負担がわかってくると、
プレッシャーで縮こまってきていたのね。
そうだとしても、お父さんをマグロ漁船に乗せちゃって、
弟は高卒で野菜の移動販売していて、
それでもやめられないゴルフなんだと自覚したんだから、
そろそろ開き直ってもらわないと。

そのきっかけが、あのリーの師匠なんでしょうか。
きっと山奥で特訓することになるんだわ。
ベストキッドみたいなよくわかんない練習させられて
いつのまにかゴルフがうまくなるにちがいない~。
ロッキーもそうだけど、持たざる者が成り上がる物語って
やっぱりワクワクするし、面白いですよね。

リーが養護施設出身だというのも驚いた。
家族に憧れるのは、リーもヘリョンも一緒なのね。

秘書室長がわたしの希望通りのセリフを言ってくれましたが、
ヘリョンの心には届きません。
室長のこと、「所詮母の男なんでしょ」と思っていて、ちょっとイヤみたい。
あのふたり、そんな生々しい関係じゃないと思うけど、
そういう目線で見ると、室長が嫌な人に見えてきました。
目配りのできる有能な人だけどね……。

「ひとりは嫌だけど、誰かのとなりもイヤ」というヘリョンの
言葉には、う~ん、どうしたらいいのかな、と思います。
自立した一個の人間として、友人や愛する人に囲まれていたいってこと?
お母さんのおまけ、母のトロフィーになるのは嫌なのね。
パット練習を次々外してたから、
何か思い悩んで不調なのかと思いきや、
ボールでハートを書いていましたよ、この娘は!



さすが筋金入りの孤独少女。
ハートの強さは半端じゃないぜ。
この人の前では、さびしいなんてうかつに言えません。
「あなたは恵まれてるじゃない」とか非難しようものなら、
烈火のごとく怒るんじゃないかな……。
気をつけろよ!ミスや!

ミスはミスなりに、自分でできる精一杯でまたがんばろうって思ってる。
キャディさんの修行、いいと思うけどどうだろう。
伝説のキャディさんがやってくるみたいだし、
きっとすごく勉強になることがあるんじゃないか?
それとも、目先の利益(練習し放題)を負うことで、
かえってよくない結果になってしまうんだろうか?

クラシック音楽を目指すものがキャバレーで演奏しちゃダメだ!って
言われたりしてたでしょ。
変な癖とか、勝負勘が失われていくとか、弊害もあるのかな?

リーはミスのためにドレッドヘアもさっぱり切って、
ますます美男ぶりに拍車がかかっています。
アドレスの交換も手慣れたもの。
余裕のある男は違うな。
ヘリョンに惚れられていることはわかっているはずだ。
子どもの頃から彼を慕っていたヘリョン。
初恋は実らずのパターンになりそうで、ちょっとかわいそうだけど。

しかし!これはゴルフのドラマなので!
恋愛に関しては薄味で結構です!
大物プロモーターが、なぜかリーの動向を探っているし、
ヘリョンアボジも何者かわからないし、
リーの師匠は外国人だし、
物語もまだまだ序盤で謎ばかりです。

キャディ修行、どうなるのかなー。


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