お床入りが完了したと信じている太皇太后と皇后様。
まわりの女官たちまで……。
うまくいったとしても、そんなにすぐ懐妊するわけないでしょ!
《あらすじ》
床入りの翌朝、チェギョンを心配してやってきたユルは、
何も無かったと知り、思わず彼女を抱きしめる。
それを見たシンは、ひどい言葉でチェギョンを責めてしまう。
ユルはとうとう「君を愛してしまった」とチェギョンに告白するが、
チェギョンはただ当惑するばかりで、とうてい受け入れることは出来ない。
宮中でシンとヒョリンのキスシーンも含めたタイ旅行の写真が見つかり、
シンは皇帝に厳しく叱責され、皇太子の資質まで問われることになる。
言い訳をせず、黙って宮殿を出てしまうシン。
チェギョンにも同じ写真が送られていた。
写真の送り主は、いまや皇太后となった恵政宮。
憎い皇室の面々をできるだけ苦しめてやりたいと、
悪意あるゲームを仕掛けているのだ。
ヒョリンの事情を知ってしまったチェギョンは、
シンとの結婚について悩み、ユルの心を受け入れられずに悩み、元気がない。
ユルはチェギョンの心が自分に向くまで待つといって、
彼女を気晴らしに外へ連れ出してやる。
ユルを先に帰し、ひとり街を歩くチェギョンは、
確実に自分の立場が変わってしまったことを感じる。
もう、普通の高校生チェギョンではない。自分は皇太子妃なのだ、と。
いなくなったチェギョンを必死で探すユルとシン。
茗禪堂にいるチェギョンを見つけたユル。
遅れて茗禪堂にやってきたシンは、
悠長に話しているふたりを見つけて、思わずユルを殴ってしまう……。
(つづく)
「ムクゲの花が咲きました」
必死で数えているシン君がツボー!
チェギョンの手を握りながら耐えている姿がまたツボだ!
あれをキスだと認めず、唇がぶつかっただけ、と称するシン君のツン具合。
どんだけー!?
とかつての流行語で突っ込んでしまいましたが、
素直じゃないねー。
チェギョンの肘鉄がヒットして、痛がるシン君も萌えどころです。
あー、かわいい、かわいい。
チェギョンを思わず抱きしめるユル君に怒り心頭のシン君。
それは嫉妬というのよ!ジェラシーなのよ!
チェギョンを大事に思うあまり、またもやサイアクな罵詈雑言を
浴びせかけてしまうシン君。
いかにも尻軽で男好きな浮気女みたいな言い方をされて、
これまでわりと素直にシン君への愛情を示していたチェギョンは
とっても傷つきます。
シン君だってわかってないはずがない。
「ヒョリンと結婚してたら、もっとイヤかも」発言に始まり、
「シン君は笑顔がステキ」とか、
「道ですれちがうことを考えただけでドキドキする」とか、
彼女の愛情は言葉にされてたはずでしょ。
ただどうしても、ユルと一緒の時の彼女の笑顔を見てしまうと、
シン君は不安になってしまうのよね。
自分はチェギョンを泣かせてばかりなのをわかっているし、
ヒョリンに心を残していた時期があることも否定できないから。
そしてこの結婚が「政略結婚」だった、という事実は変わらないから。
お姉さんのいうとおり、そこから愛情が生まれてくればそれでいいはずなんだけど、
若い人たちってのは、結構融通がきかないというか、
潔癖なとこがあるからねー。
シン君が毎日迷迷(まいにちまよまよ)している間に、
とうとうユル君が告白しちゃいます。
でもチェギョンは困惑しながら、拒否。
「シン君はあなたみたいに欲深くない」
シン君が、皇太子をやめる、と言ったことを受けての、
チェギョンの発言でしょう。
自分のものだった皇帝の地位も、許婚も、手に入れたいと願うユル君を
欲深いと非難するチェギョンです。
ユル君はショックだね……。
でも欲しいものは欲しい。
わ、わがまま言うな!
チェギョンを傷つけずに、自分のものにできると思ってるところが甘い!
そして傷つけてもいいから自分のものにしたい、というなら、
やっぱりユル君も残酷だよ。
チェギョンは、ヒョリンの家庭の事情を知ってしまってショックのよう。
ヒョリンはけしていいとこのお嬢さんじゃなくて、
使用人の娘だったみたい。
シン君は本当にヒョリンの事情を知ってたのかな?
「もし知ってたとしたら、あのふたりは本当に愛し合っていたのかも」
と思い悩むチェギョン。
んー、ここは納得いかないな。
事情を知っていようがいまいが、関係ないんじゃないかなぁ。
思うのだけど、チェギョンにとってショックなのは、
ヒョリンがプロポーズを断ったことじゃない?
結婚すれば、実家にも援助してもらえるのに、
プロポーズを断って、自分の夢を最優先したヒョリン。
チェギョンは、実家のために犠牲になるのよ……と半ば
悲劇のヒロインぶって、結婚を受け入れたわけでしょ?
恋人だったヒョリン。
もともと先にプロポーズされてたヒョリン。
自分と同じくらい、経済的援助を必要としていたヒョリン。
そしてシンが愛していた女性、ヒョリン。
それでも、彼女は夢のためにプロポーズを断ってしまった。
彼女に比べて自分って何?
たいして好きでもない人と、お金のために結婚した自分。
チェギョンは自己嫌悪におちいってるんじゃないかしら。
だからこそ、しばらく遠のいていた罪悪感がわき起こってくるのじゃない?
誰がシン君の妻としてふさわしいかといったら、
やっぱりヒョリンなんじゃん……って感じで。
チェギョンが思いのほか、きっぱりとユル君の気持ちを
受け入れられないといったのには感心した。
それなのにユル君の胸で泣いちゃだめー!!
すごく矛盾してるよ。
ユル君を傷つけてるよ。
自分が慰められたいからって、そこで彼を頼っちゃだめだー!
この辛い状況を理解してくれるのはユル君しかいないけど、
それでも絶対だめなんだー!
振った相手には、出来るだけ冷たくしてやれよ。
相手を嫌いじゃないなら、なおさらそうしてやれ。
「何あいつ、サイテーじゃん。好きになって損した!」くらい言わせてやれよ……。
実際そんなことできるのは
百戦錬磨の恋愛マスターレベルじゃないと無理だけどさ。
ユル君と遊園地もなー。よくないなー。
っていうか、護衛の人はユル君とチェギョンが車で出かけるの黙認?
そこは変じゃね?
なぜに自由行動を許しちゃうの?
ふたりが学校から出て行くのを見ていて、
いつもとは逆の立場でイライラと携帯をいじっているシン君がせつない。
たまにはいい薬だけど、すごく心配そうでせつない。
「あれくらいのキスは欧米では挨拶程度よ」と、
本気で信じられればどんなに楽なことか。
シン君も、チェギョンも、ヒョリンも、へミョン姉さんも、
あのヒョリンからのキスがどんな意味なのか、本当はわかっているはず。
だからこそ、チェギョンが写真を見てしまったことを知って、
シン君もマジにあわててしまうのだー!
ふたりの王子が必死になってチェギョンを探しに行くのがいいよね。
シン君が探しに行くのは、やっぱり学校。
ユル君が探しに行くのは、彼女をなぐさめてあげた河原や、音楽ホールや、
書庫のある茗禪堂。
シン君、気付いた?
チェギョンとの思い出の場所なんて、あなたにはほぼ無いじゃないの。
学校しかさがすあてがないなんて、寂しいと思わない?
そしてヒョリンを呼んで、チェギョンを見かけたら連絡頼むなんて、
すごく残酷じゃない?
「皇太子妃である前にぼくの妻だ」って、それはうれしいけど……。
「彼女は実家に心配かけるような子じゃない」って、
それがわかってくれるのはうれしいけど……。
ちーっさい、チェギョンの姿をモニターに発見するのは、すごいけど……。
ユル君は、チェギョンが望むなら全部捨てるって言ってるよ。
チェギョンはあくまでも受け入れられない姿勢だけど、
あんまりかたくななままだと、知らないよ~。
衝動のままにユル君殴っちゃったりして。
クールな氷の王子はどこへ行ったのさ?
シン君、我を忘れるほどチェギョンのこと心配だったんでしょ。
もう戻ってこないかと思って怖かったんでしょ。
そういうの、自分でわかってるかなぁ。
う~む。
まわりの女官たちまで……。
うまくいったとしても、そんなにすぐ懐妊するわけないでしょ!
《あらすじ》
床入りの翌朝、チェギョンを心配してやってきたユルは、
何も無かったと知り、思わず彼女を抱きしめる。
それを見たシンは、ひどい言葉でチェギョンを責めてしまう。
ユルはとうとう「君を愛してしまった」とチェギョンに告白するが、
チェギョンはただ当惑するばかりで、とうてい受け入れることは出来ない。
宮中でシンとヒョリンのキスシーンも含めたタイ旅行の写真が見つかり、
シンは皇帝に厳しく叱責され、皇太子の資質まで問われることになる。
言い訳をせず、黙って宮殿を出てしまうシン。
チェギョンにも同じ写真が送られていた。
写真の送り主は、いまや皇太后となった恵政宮。
憎い皇室の面々をできるだけ苦しめてやりたいと、
悪意あるゲームを仕掛けているのだ。
ヒョリンの事情を知ってしまったチェギョンは、
シンとの結婚について悩み、ユルの心を受け入れられずに悩み、元気がない。
ユルはチェギョンの心が自分に向くまで待つといって、
彼女を気晴らしに外へ連れ出してやる。
ユルを先に帰し、ひとり街を歩くチェギョンは、
確実に自分の立場が変わってしまったことを感じる。
もう、普通の高校生チェギョンではない。自分は皇太子妃なのだ、と。
いなくなったチェギョンを必死で探すユルとシン。
茗禪堂にいるチェギョンを見つけたユル。
遅れて茗禪堂にやってきたシンは、
悠長に話しているふたりを見つけて、思わずユルを殴ってしまう……。
(つづく)
「ムクゲの花が咲きました」
必死で数えているシン君がツボー!
チェギョンの手を握りながら耐えている姿がまたツボだ!
あれをキスだと認めず、唇がぶつかっただけ、と称するシン君のツン具合。
どんだけー!?
とかつての流行語で突っ込んでしまいましたが、
素直じゃないねー。
チェギョンの肘鉄がヒットして、痛がるシン君も萌えどころです。
あー、かわいい、かわいい。
チェギョンを思わず抱きしめるユル君に怒り心頭のシン君。
それは嫉妬というのよ!ジェラシーなのよ!
チェギョンを大事に思うあまり、またもやサイアクな罵詈雑言を
浴びせかけてしまうシン君。
いかにも尻軽で男好きな浮気女みたいな言い方をされて、
これまでわりと素直にシン君への愛情を示していたチェギョンは
とっても傷つきます。
シン君だってわかってないはずがない。
「ヒョリンと結婚してたら、もっとイヤかも」発言に始まり、
「シン君は笑顔がステキ」とか、
「道ですれちがうことを考えただけでドキドキする」とか、
彼女の愛情は言葉にされてたはずでしょ。
ただどうしても、ユルと一緒の時の彼女の笑顔を見てしまうと、
シン君は不安になってしまうのよね。
自分はチェギョンを泣かせてばかりなのをわかっているし、
ヒョリンに心を残していた時期があることも否定できないから。
そしてこの結婚が「政略結婚」だった、という事実は変わらないから。
お姉さんのいうとおり、そこから愛情が生まれてくればそれでいいはずなんだけど、
若い人たちってのは、結構融通がきかないというか、
潔癖なとこがあるからねー。
シン君が毎日迷迷(まいにちまよまよ)している間に、
とうとうユル君が告白しちゃいます。
でもチェギョンは困惑しながら、拒否。
「シン君はあなたみたいに欲深くない」
シン君が、皇太子をやめる、と言ったことを受けての、
チェギョンの発言でしょう。
自分のものだった皇帝の地位も、許婚も、手に入れたいと願うユル君を
欲深いと非難するチェギョンです。
ユル君はショックだね……。
でも欲しいものは欲しい。
わ、わがまま言うな!
チェギョンを傷つけずに、自分のものにできると思ってるところが甘い!
そして傷つけてもいいから自分のものにしたい、というなら、
やっぱりユル君も残酷だよ。
チェギョンは、ヒョリンの家庭の事情を知ってしまってショックのよう。
ヒョリンはけしていいとこのお嬢さんじゃなくて、
使用人の娘だったみたい。
シン君は本当にヒョリンの事情を知ってたのかな?
「もし知ってたとしたら、あのふたりは本当に愛し合っていたのかも」
と思い悩むチェギョン。
んー、ここは納得いかないな。
事情を知っていようがいまいが、関係ないんじゃないかなぁ。
思うのだけど、チェギョンにとってショックなのは、
ヒョリンがプロポーズを断ったことじゃない?
結婚すれば、実家にも援助してもらえるのに、
プロポーズを断って、自分の夢を最優先したヒョリン。
チェギョンは、実家のために犠牲になるのよ……と半ば
悲劇のヒロインぶって、結婚を受け入れたわけでしょ?
恋人だったヒョリン。
もともと先にプロポーズされてたヒョリン。
自分と同じくらい、経済的援助を必要としていたヒョリン。
そしてシンが愛していた女性、ヒョリン。
それでも、彼女は夢のためにプロポーズを断ってしまった。
彼女に比べて自分って何?
たいして好きでもない人と、お金のために結婚した自分。
チェギョンは自己嫌悪におちいってるんじゃないかしら。
だからこそ、しばらく遠のいていた罪悪感がわき起こってくるのじゃない?
誰がシン君の妻としてふさわしいかといったら、
やっぱりヒョリンなんじゃん……って感じで。
チェギョンが思いのほか、きっぱりとユル君の気持ちを
受け入れられないといったのには感心した。
それなのにユル君の胸で泣いちゃだめー!!
すごく矛盾してるよ。
ユル君を傷つけてるよ。
自分が慰められたいからって、そこで彼を頼っちゃだめだー!
この辛い状況を理解してくれるのはユル君しかいないけど、
それでも絶対だめなんだー!
振った相手には、出来るだけ冷たくしてやれよ。
相手を嫌いじゃないなら、なおさらそうしてやれ。
「何あいつ、サイテーじゃん。好きになって損した!」くらい言わせてやれよ……。
実際そんなことできるのは
百戦錬磨の恋愛マスターレベルじゃないと無理だけどさ。
ユル君と遊園地もなー。よくないなー。
っていうか、護衛の人はユル君とチェギョンが車で出かけるの黙認?
そこは変じゃね?
なぜに自由行動を許しちゃうの?
ふたりが学校から出て行くのを見ていて、
いつもとは逆の立場でイライラと携帯をいじっているシン君がせつない。
たまにはいい薬だけど、すごく心配そうでせつない。
「あれくらいのキスは欧米では挨拶程度よ」と、
本気で信じられればどんなに楽なことか。
シン君も、チェギョンも、ヒョリンも、へミョン姉さんも、
あのヒョリンからのキスがどんな意味なのか、本当はわかっているはず。
だからこそ、チェギョンが写真を見てしまったことを知って、
シン君もマジにあわててしまうのだー!
ふたりの王子が必死になってチェギョンを探しに行くのがいいよね。
シン君が探しに行くのは、やっぱり学校。
ユル君が探しに行くのは、彼女をなぐさめてあげた河原や、音楽ホールや、
書庫のある茗禪堂。
シン君、気付いた?
チェギョンとの思い出の場所なんて、あなたにはほぼ無いじゃないの。
学校しかさがすあてがないなんて、寂しいと思わない?
そしてヒョリンを呼んで、チェギョンを見かけたら連絡頼むなんて、
すごく残酷じゃない?
「皇太子妃である前にぼくの妻だ」って、それはうれしいけど……。
「彼女は実家に心配かけるような子じゃない」って、
それがわかってくれるのはうれしいけど……。
ちーっさい、チェギョンの姿をモニターに発見するのは、すごいけど……。
ユル君は、チェギョンが望むなら全部捨てるって言ってるよ。
チェギョンはあくまでも受け入れられない姿勢だけど、
あんまりかたくななままだと、知らないよ~。
衝動のままにユル君殴っちゃったりして。
クールな氷の王子はどこへ行ったのさ?
シン君、我を忘れるほどチェギョンのこと心配だったんでしょ。
もう戻ってこないかと思って怖かったんでしょ。
そういうの、自分でわかってるかなぁ。
う~む。
シン君!もっと自分の気持ちを
きちんと伝えて!
あなたが、皇太子妃として優しくしてないのに
ユル君と一緒にいる時だけ
皇太子妃としての立場を考えろ!
とか言われたって…(涙)
チェギョンは一生懸命頑張ってるのに…
チェギョンはシン君が好きなのに…
ヒョリンの事情は、ちょっと驚きでした。
それじゃあ、チェギョンにムカつくのもわかる気がする。
ヒョリンは、夢の為もあったけど、
自分が皇太子妃になれると思ってなかったんだよね。
なのに、自分と同じ立場のチェギョンが
遺言だからって皇太子妃になるなんて…
ってショックだったと思うよ。
でもね、シン君の気持ちはもう…
それにしても、ユルオンマは
どうやってユル君を皇太子にしようと思ってるの?
あの写真だけで?