宮 まとめINDEX

時は現代、ところは韓国。
しかし一点だけ史実と違うのは、韓国王朝が存在するという事実。
もしも現代韓国が立憲君主制の国だったら……というお話。
国民から愛される皇太子のお妃に選ばれたのは、
ごくごくフツーの女子高生。
おじいさま同士の約束で、政略結婚をすることになったシンとチェギョン。
最初はお互い反発していたふたりは次第に相手に心惹かれてゆき……。
チェギョンに恋するもうひとりの皇子も登場し、
皇位継承権をめぐる陰謀もからみあい、皇室は大波乱。
豪華絢爛な宮中で繰り広げられる現代のシンデレラ・ストーリー！

てな感じのドラマ、「宮　～Love In Palace～」です。

地上波のカット放送を観て以来、しっかり完全版を観るぞ！と
心に決めていたチョー有名作品。
とうとうまとめることになりました。感無量。

ふたりの皇子のタイプがぜんっぜん違うので、
ファンがシン君派とユル君派、まっぷたつに分かれてしまうらしい、ときいて
いましたが、私は最初から最後までシン君派。
氷の皇子が時折見せる優しさと素直さに撃沈。
萌えごころを存分に満足させてくれるドラマでした～。

大金をかけたというセットや衣装もゴージャス！
これぐらいきらびやかじゃないと、少女マンガの世界観は成立しないわ～。
現代風のチマチョゴリもステキでした。
シン君の似合ってんだか似合ってないんだか、
力技で着こなす王子様のフリフリ衣装も毎回見ごたえがありましたね。

主人公のチェギョンは、お肌つやつやプリプリで細い腰に形のいい胸、と
女性としては最高にキレイな時を撮ってもらってたんじゃないでしょーか。
かたやシン君は発展途上で、この人静止画像よりも
動いているときの方が格段にカッコいいです。
ユル君はいつもお気に入りのネックレスをつけてて、品がよかったわ。
若い人たちの自然な初々しさが画面からあふれてきて、とってもよいドラマでした。

しかーし、前半のドキドキやわくわく感はどこへやら、
後半の、つらいつらい暗い暗い展開の続くあたりはさすがに気持ちが沈みましたわ。
あまり深く思いわずらわず、ぐぐっと一気に観ていただければ、
ラストの幸福感にほっとするはず。
24話に延長したのは失敗だったんじゃないかな、と実は思ってます。

おまけの「宮　1.5」もレンタルで見ましたが、これはいまいち。
シン君の素直でかわいいところも見えたけど、物足りない感じ。
「宮」にはまった人だったら、もっとこんなことやあんなことを
聞いてほしい！とか、もどかしく思うんじゃないかな。
テレビの特番の編集版みたいだから仕方ないですけど……。

乙女の萌え心を十分満たしてくれるシーンも満載で、
少女マンガ原作というのもうなずける作品でした。
チェギョン実家でのお泊りや、夏の離宮でのバカンスは忘れられないわ。
また放送があったら、きっと見てしまうと思います。


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