いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

不良家族 9

2012年07月27日 | 不良家族
離れていても、ふたりは相手のことばかり思っています。
ダルゴンとヤンアはやっぱり両思いなのです。
本人たちも、お互い相手を憎からず思っているのはわかっているはず。
この人たち、特に告白とかしなくても
好き同士一緒にいられるいい関係を築けると思います。

ダルゴンは古い友達をたよって束草に行ってしまいました。
家族は、ナリムからダルゴンの話を聞き、自分たちの今後の
身の振り方に不安を覚えている様子です。
新しく家長兼社長となったパパは、すっかりはりきっています。
朝みんなで運動してナリムは楽しそうだけど、家族は辟易しているみたい。

そして!今日もまたトッコ一家が市場を襲いにきました。
自らやってきた組長は、
「饅頭屋には手を出すな。コピアジュンマにも手は出すな」と指示します。

ああ~、やっぱりダルゴンとの約束は、
「家族には手を出さない」ということだけだったみたいです。
市場の人々には、やりたい放題。
ダルゴンは家族さえ無事なら市場はどうなってもよかったのかな?
まずは家族の安全が第一だから仕方なかったのかな。
家族に手をだすな、イコール市場には手を出すな、って意味だったの?

市場をめちゃくちゃにした後、トッコ組長はデパートにやってきて、
偶然ヤンアとエレベーターで一緒になります。
そこでヤンアは、ダルゴンが家を出た理由を知るのです。
疑似家族のことは内緒みたいでトッコ組長は不思議そうですが、
饅頭ばあさんやオムマダムたちも家族だってことはダルゴンから聞いて
わかったのですね。
「約束は守っているぞ」と、ダルゴンには伝えております。

市場を襲わせたことで、ガマ社長を批判するブギョン嬢。
束草に左遷されてしまいます。
しかし、ダルゴンが束草にいることを知って、大喜びで転勤準備。
ヤンアにダルゴンの居場所を聞かれましたが、教えてあげません。
意地悪して教えないわけじゃないのですが……。

事情を知った家族はどうしていいかわかりません。
いろいろ話し合いをしているのだけど、
そんな中、金髪君は髪をオレンジに染め直しに行きます。
それもこれも、ナリムのことを本当に心配しているから。
金髪君のこういうさりげない優しさがいいわ。
ダルゴンなき今は、彼だけが頼りです。

市場は閉鎖に追い込まれてしまいました。
困った家族は、自宅でダンス教室・饅頭屋・珈琲屋を始めることにしました。
市場再開まで、食いつながなきゃならないからね。
饅頭屋って、2話くらいから「ギョウザ屋」って訳されてたでしょ。
韓国で「マンドゥ」といったら、肉まんとかおまんじゅうではなくて、
ギョウザのことなのだそうです。
この記事では「饅頭ばあさん」としていますが、「マンドゥアジュンマ」と
呼ばれているから、ほんとは「ぎょうざおばさん」ってことね。

宣伝も功を奏して、臨時店舗は大盛況。
でもナリムには確実に悪影響が~。
すっかりミニ饅頭ばあさんと化したナリムが、
悪態をつきまくるようになるのは時間の問題かと思われます。



ナリムなかなかかわいいんですけどね。
ところが、例の近所のおばさんが通報して、
不法営業、騒音被害などの罪で、一家はおまわりさんに連れて行かれてしまいます。
ダルゴンがいたら、こんなことあり得ないわけですが……。

デパートでは、こどもの日特別フェアを開催中。
金髪君が、アナとナリムをデパートに連れてきてしまい、
ナリムが韓国にいることがガマ社長にばれてしまいます。
オットッケ~!
デパートに連れてきちゃだめだよ~。
ダルゴンはその辺の注意は申し送りしていなかったのですな。
ガマ社長は、ナリムのおじさんの嘘を知り、
「どこまで知ってるんだ?」と不安げです。まずい、まずいよ~。

ダルゴンのことを考えて落ち込んでいるヤンアの家にやってきた男は
一体誰?背広の柄を考えたらダルゴンじゃないよね。
トッコ組長?ガマおじさん?やばい、やばいよ~。

そんなわけで、次回波乱含み。
ガマおじさんはわざと事故を起こしたわけじゃないと思うのだけど、
結果的には殺人を犯したも同然だから、隠ぺいに必死になるでしょう。
まさかナリムまで手にかけようとするかしら?
いまや社長の地位を得たガマ社長ですから、わかりませんね。
地位と権力、利益を守るためならなんでもしちゃうかも。

ダルゴンとヤンアは、それぞれにお互いを思い出して
ため息をついているのですが、
プギョン嬢とアホボンがなかなかいい味を出しています。

アホボンは意外に一生懸命仕事をして、ヤンアもちょっと見直した様子。
強引だけど憎めない愛嬌があります。
イケメンだしねー。

ブギョン嬢もダルゴンの居場所をつきとめて、
一日そばにくっついてデート気分を満喫。
携帯電話を復活させたシーンはかわいかったです。
「気道確保 心臓マッサージ」って。
ダルゴンも思わず笑ってしまってて。
ダルゴン人形を海に投げてしまった時は、私もくわっ!と思ったけれど、
「大事なものなんでしょ?ごめんね、絶対探すから!」と
海へ入っていった姿を見て、なごみました。
ダルゴンにサムギョプサルをあーんしてもらって、断っちゃうお嬢様。
「礼儀として3回はすすめてほしいわ~」とあーんして催促するのもかわいい。

この人、お嬢様だけど性格もいいし、
市場を攻撃するのは反対しているいい人だし、
適度なお色気もあってほんとにかわいい。
さすがのダルゴンもここまでストレートに好意を示されたら、
いいかげん彼女の気持ちには気づいていると思うのですが、
何をしていても思い出すのはヤンアのことばかり。
ブギョン嬢がかわいそう。
ダルゴンだって彼女が来てくれて気がまぎれただろうに。

一瞬、そばにいる人に心が動くのか?と匂わせておいて、
ふたりの心は絶対揺らがないところが、安心できるホームドラマです。
その気持ちが、恋じゃないから、ふたりはなかなか気づかないんだな。
もっと深いところで、家族としての愛みたいなものまで含んだ大きなものだから、
うわっつらのドキドキだけの恋じゃないから、
逆に自分の気持ちに気づかないんだと思うわけ。
離れてみて、はじめてわかるのじゃないかね~。



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