いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

花ざかりの君たちへ *10

2015年09月20日 | 花ざかりの君たちへ
イ先生(女性教師)とペク先生(陸上部顧問)のサイドカップルも
なんかいい感じになってきております。
二人でインスタントラーメンを食べるシーンが美味しそう。
しかし、どんな時もキムチは欠かせないんですねぇ。

〈あらすじ〉

結局朝まで同じベッドで寝てしまったテジュンとジェヒ。
目撃したウンギョルはすっかり落ち込んでしまうし、
ふたりは何かとぎこちなくて……。

テジュンがホルトンコーチの誘いを断ったことは、マスコミのインタビューで明かされた。
理由は恋ではないか、という記者の遠回しな質問に、
「跳ぶ姿を見せたい人がいる」と答えたテジュン。
まわりはソル・ハンナがその相手だと思っている。
そしてジェヒも、そうした噂をきいてモヤモヤするのだった。

ジェヒは、テジュンに想いをぶつける。
「あんなに切望していたチャンスだったのに、君はそんなに簡単に投げ出して!
理由はハンナか?」
「違うよ。他に理由があるんだ」
そう言われても、ジェヒは納得できなかった。
テジュンの理由は、ハンナのように思えて仕方がなかった。

イライラして不機嫌なジェヒを、ジョニーが学外へ連れ出した。
女装をさせて、新進写真作家が表彰されるパーティーへ連れて行こうというのだ。
ジョニーの強引さにあきれながらも、付き合うジェヒ。
ところが、偶然ハンナとテジュンがその会場へ来ていた。

前々からジェヒをよく思っていなかったハンナは、
女装のジェヒを見かけて後を追う。
テジュンは気づいてハンナを止めようとするが、どうしようもできない。
危機一髪のところでジョニーが声をかけ、秘密は守られた。

正体がバレそうになったドキドキと、
ジョニーに告白されたことで、ジェヒは動揺する。

「ジェヒをしあわせにできないなら、手放せ。
俺は彼女が好きだ。自信もある。話はそれだけだ」
ジョニーに告げられたテジュンも、心穏やかではいられなかった。

テジュンは、あれから自分を避けているジェヒを誘って写真を撮りに出かける。
小さな遠足は楽しくて、ふたりは自然に笑顔になる。
沈んでいたジェヒの心も、うきうきと弾んだ。
「質問に答えるよ。カナダに行かない理由。
ハンナじゃない。でも、何かは話せない。悪いけど秘密だよ。
とにかくどこへも行かないから、お前も行くなよ」
「僕がどこへ行くっていうのさ?」
「どこでもさ」

ソル・ハンナは眠れなかった。あの女が気になる。
いったい何がこんなに心にひっかかるのかしら?
そして彼女は気づいた。アメリカの高校アルバムを見て、ジェヒの姿を見つけたのだ。
ハンナは猛然と寮に乗り込み、ジェヒを罵倒する。
だが、ミヌ先生に説得されて、秘密を守ることにしぶしぶ同意した。
「女の子と寮の同室で暮らしていたなんてスキャンダル、テジュンはどうなる?」

怒りがおさまらないハンナは、テジュンを見つけてジェヒの秘密を暴露した。
ところが、事実を告げても驚かない様子を見て、
彼が真実を知っていたことを知る。
テジュンがジェヒを好きだということも……。
泣き出すハンナに、テジュンは残酷な言葉を。
「ごめん。悪いけど、もう少し秘密にしてくれ。彼女が自分で言う時まで」

潮時かもしれない。
ジェヒはテジュンに真実を話すことに決めた。
テジュンも、ジェヒに話すことがあるというが、
その矢先、ソル・ハンナが生放送で爆弾発言。
「わたしテジュン選手とお付き合いしています。
ごめんね、オッパ。言っちゃった。でもこれで堂々とつきあえるよね」

顔を見合わせる、テジュンとジェヒ。

(つづく)

うわー、ソル・ハンナ。
登場人物を嫌いになるなんて滅多にないのですが、
わたしやっぱりこの子嫌いだ~。

優れた体操選手で、箱入り娘で、幼くて、
テジュンは悪い子じゃないってかばうけど、
いくらなんでも身勝手すぎるだろ!

え?スンニ先輩に気に入られたから余計に嫌いなんだろうって?

ええ、その通りですよ!(嫉妬)

まったくこんな子のどこがいいんだか……。

自分の「女」が、男たちに通用することをよく知っている傲慢さが嫌いっ。

ジェヒとは正反対のキャラクター設定なんだな。

わたし正直、ここまでジェヒが自分の「女」を抑制しているとは思わなかったんです。
(テジュンが好き)
心の中で思っているくらいはいいじゃない、という甘えすら許さない。
なんて自分に厳しい女の子なんでしょう。

必死で自分の恋心をいさめる姿がいじらしいわぁ。

そんで、ジェヒが女装してもたいして美人じゃないところがいいわぁ。

たいていの場合、男装女子は本来の姿にかえるとめちゃくちゃ魅力的だったりするのが
お約束なのですが、ジェヒの場合はなんとも微妙な。
もうぜんぜん、普段の男の子姿の方がかわいい!
女の子の姿だって絶対もっとかわいくできるはずなのに~。
わざとなんだろうな、この演出。

テジュンがカナダ行きを取りやめたと知って、ジェヒは複雑な気持ちになりましたね。
あんなに憧れていたコーチに師事するチャンスだったのに。
わたしも一生懸命サポートしたのに。
なぜそんなに簡単に手放すの?

もちろんテジュンがいなくなってもいい、わけではありませんが……。

これは、前回わたしが希望していたとおりのジェヒの反応で嬉しかった。
(もちろん、原因が自分だとわかった時点ではまた反応が違うかもしれないですが)
テジュンのことを第一に考えるジェヒだったら、
やっぱり「なぜ?」と悔しい気持ちになるよね。
それがハンナのためだと思うとなおさら。

テジュンは、
「お前は俺が跳びさえすればいいんだったな」と、すねてしまいますが、
そういうことじゃないだろ……。

相思相愛のふたりがささいな誤解で離れていってしまうのね、と思いきや、
ジョ兄さんの介入でテジュンがナイスアプローチを行なって、危機回避。

このあたり、観ていて相当ヒヤヒヤしました。
そうか、ここへきてそんなすれ違わせ方があったか、と感心しつつ、
これで離れちゃうと溝が深すぎるぞ~、
最終回までに修復できなくなるぞ~、と心配になっちゃって。
結局は当て馬的存在のジョ兄さんが、いい仕事をしてくれました。

最強のライバルである大人の男に宣戦布告されてはね。
テジュンもすねてる場合じゃないからなぁ。
そこで素直にぶつかっていけるのが、若さの特権よね。
変なこじらせ方をせず、ジェヒを誘って関係を修復できました。
よかったよかった。

さてもうひとりのライバル、
そしてわたしのアイドル、ウンギョルくんはどうしているかと言いますと……。

ひどい扱いです……。

こないだまでは一応ウンギョルが対抗馬だったじゃん!
テジュンも同級生にバリバリ嫉妬してたじゃん!
それなのに!これじゃ咬ませ犬もいいとこじゃないか~。

ふたりが同じベッドで眠っているところを目撃し、ショックを受けるウンギョル。
ジェヒのためにラガーシャツを買って、どう渡そうか悩むウンギョル。
とにかく韓国代表になってジェヒに告白しようとがんばるウンギョル。
でも、ユースの代表選抜にはもれちゃって、ひとり泣いているウンギョル……。

おいおいおいおい!
ヘタしたらオールカットでも問題ない内容になってやしませんか?!
出番は多いが、ウンギョルの一人相撲的なエピソード作りはやめてぇぇぇ!
地上波放送だとところどころカットされてしまいそうだ。
ジョニーさんが出てきたら途端に扱いが雑になった気がするわ。
ウンギョルの健気な様子が観てて痛々しい。
しかもドラマ本筋とはあんまり絡められてないところが寂しい。


でも人間的成長のためには、ひとりの時間も必要よね……。

ウンギョルは、いずれあのわがままハンナにしっかり説教してくれる子だと
期待しているので、最後まで大事にしてほしいです。

ジョ兄さんが、意外に素直に告白した様子はかわいかったですね。
照れ照れとテレながらも、自分の気持ちをはっきり伝えるスマートさ&キュートさ。
さすが大人の男。
告白のシーンには、あの写真展という演出が不可欠だったにもかかわらず、
ジェヒのピンチの様子に「連れてきてごめん」と謝ってくれるのも嬉しかった。
大人の男は無駄な虚勢を張らないのね。


恥ずかしいけどちゃんと言わないとねっ。

ま、いくら待っても色よい返事はございませんけどね。
きっとフラれても、すっきりさっぱり水に流してくれる男前なんだろうな。
ジョ兄さんのかっこいい去り際の様子が目に浮かぶようです……。
ヒラメ顔って言ってごめんね。
でも悪口じゃないから……。

ソル・ハンナの爆弾発言のせいで、
ジェヒはまた誤解しそう。
「やっぱり彼女と付き合ってたんじゃないか……」
そしてテジュンは秘密をばらされたくない一心で
誤解も解けず、悶々としそう。

ジョ兄さんはフラれて去って行く展開として←ヒドス
かわいいウンギョルの出番はあるのかしら。
傷心のジェヒを慰めてあげるのかなー。

今回わたしはね、
誕プレもらえると勘違いして喜んでいたヒョンジェが一番不憫でしたよ。
ちょっと拗ねたところが好きっ。
クールぶってるけどお友達がほしいのね。
カワイイ男の子がみんなモヤモヤしていて満足です。
はっはっは!悩め悩め!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿