いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

不良家族 6

2012年07月17日 | 不良家族
わ~、もう!ナリムは大丈夫なのかー?

今回は、饅頭ばあさんの過去が明らかになるお話でーす。
しかもダルゴンの恋心がほんとにかわいい第6話なのです!
でもなんかごちゃごちゃした感じの回になっちゃった。
いろいろ事件が起こりすぎてない?

雨の中、ヤンアを迎えに行ったダルゴンは、相合傘で薬局に入ります。
そこでドリンク剤を買うヤンア。
ダルゴンとしては、
(お~、俺のために買ってくれるんだなぁ~)と恥ずかしそうだけど嬉しそう。
しかも蓋を開けるのに力が入らないヤンアに
「俺が開けるよ」っていうのですが、ヤンアは「私が開けるわ」って。
(あ~、そんな俺のために蓋まで開けてくれちゃって、ハイってわたして
くれるのかよ、かわいいよなー)とか思ってるダルゴンですが、
ヤンアはぐびぐびっと飲み干しちゃうのだ!

「けちくさいな、俺の分も買ってくれればいいだろ!」
「だってこだわってるのがあるんでしょ?」
と至極まっとうな意見のヤンア姉さん。
でも彼女はただの天然ちゃんではないので、
「いいわよ、出してあげる。どれ?」と言ってくれるのですが、
意地をはったダルゴンは断ってしまうのです。

「なんでひとりだけ濡れてるの?」
「傘は持ってる人間の方が濡れるもんなんだ!知らないのか!」
「わかったわかった、私が持つわよ」
なんか意地っ張りの弟に優しくしてあげるお姉さんみたいです。
家族のみんながヤンアをどう言っているか、告げ口したダルゴン。
逆にヤンアに「告げ口なんか男らしくない!」って怒られたりして、
ほんとに弟みたい。あはは。

とも笑っていられません。
それが呼び水となって、家族にいちいちつっかかるヤンア姉さん。
その言動に反撃して家族もひどい言葉でヤンアをののしります。
市場を裏切ってデパートに就職したヤンアをみんなが責めるのです。

しかも、おやじ狩りにあってしまったパパ。
そのメンバーにヤンアの弟1番が入っていたからさあ大変。
悪い仲間に無理やり一緒にやらされていた要領の悪い弟君だけが
警察につかまってしまい、迎えに行ったヤンアは鬼のように怒る怒る。

自分の夢をあきらめて、嫌味をいわれながらも
必死で魚をさばいて、安定したデパートへの就職にこだわって、
一生懸命弟たちを養っていたつもりなのに……。
情けなくって悔しくって、ヤンアは一人で、いっぱいいっぱい泣きます。

事情を知った家族はヤンアのために何かしてあげなきゃ!と考えて、
彼女にお見合いをすすめることにしました。
もちろんヤンアにはありがためいわく~。

悪態をついた罰で、掃除をしている最中の饅頭ばあさんに、電話がかかってきます。
それは昔、自分を捨てた夫の今の連れ合いからの連絡でした。
元夫は余命6か月で、彼女を捨てたことをあやまり、許してもらいたい、
死ぬ前に彼女のしあわせな姿を見たいと願っているというのです。
もちろん饅頭ばあさんは言下に断るのですが、
たまたま現場に居合わせたヤンアは、後妻さんから
なんとか一度会うように説得してほしいと頼まれてしまいます。

んー荷が重い。
ヤンアはじいちゃんに相談します。
じいちゃんはばあさんを誘ってマッコリを飲みながら説得を試みます。
「いとこの話なんだけどな……」と水を向けると、
どうやらばあさんも本当は会いたいと思っている様子。
しかし、自分を捨てた夫への見栄で、嘘をついていた手前、
会いにいけないらしいのです。

じいちゃんと家族は、一計を案じます。
でもうるさいことばっかり言ってくるダルゴンは仲間はずれ。
のけ者にしてやろうぜ!と、彼には黙ったまま、計画はすすみます。

ダルゴンはダルゴンで、ヤンアの弟を不良仲間から救うために一芝居。
くたびれた中年を装い、あえておやじ狩りにあうダルゴン。
もちろん、調子にのってカツアゲしてきた中学生たちをぎっちり締め上げます。
「誰か俺にかかってくるやつはいねーのか!」
そこへ口裏をあわせていた弟君が手をあげます。
「おお?お前気に入ったぞ。いい度胸じゃねえか。俺の弟になれ!
おい、お前ら、俺の弟に手を出したらただじゃおかねーぞ!」
芝居は大成功!

一方ヤンアも見事にさばを売りさばき、あらためてデパートに就職を決めます。
楽しいことが重なります。
ダルゴンの提案で、みんなで遊園地へ出かけることに。
しかも一泊して翌日も遊ぼうって!
ナリムは精密検査で一晩いないから、ちょうどいい骨休めです。

ところがヤンアは、ちょっと用事があるから、それをすませてから……と
勢いがないのです。
くっついていったダルゴンは、家族がそろって外食している円卓を
一緒に囲むことになります。
みんなはダルゴンをのけ者にして集まっているのに~。
(ヤンアや、ダルゴンはお前の金魚のフンか)という
じいちゃんの心の声に大爆笑しちゃいました。

もちろんダルゴンは自分がのけ者にされてるなんて思ってもみません。
「なんで俺だけ知らなかったんだよ」
「だっておじさんのけ者だもん」
金髪君の空気読めない率直発言に、血も凍る一同。
なんとかごまかして、話は進みます。

「私お見合いしたいんです。よろしくお願いします」ヤンアの発言に
饅頭ばあさんは喜んで、豆腐屋の息子に話をつけると大乗り気です。

動揺するダルゴン。
ヤンアに連れられて遊園地にでかけるダルゴンですが、
とにかくお見合いの話が気になって仕方がありません。
ずーっとずーっとしつこく見合いをやめさせようとします。
あまりにうるさいダルゴンに怒ってしまうヤンア。
「遊びにきたのに見合いの話ばっかり!私のことが好きなの?!」
「誰がお前なんか好きになるんだよ!」

翌朝になっても機嫌がよろしくない。
5時からの見合いをなんとか阻止しようと、
ダルゴンは彼女を噴水に落としてまで、邪魔をするのですが……。

強引に見合いの席へ走っていくヤンアを追いかけるダルゴン。
ホテルにはダルゴンとナリムを除く全員が集まっていました。
なんとか格好をつけて、見合い相手を待っていると……。
そこへ現れたのは、饅頭ばあさんの元夫でした。

驚き、席を立ってしまう饅頭ばあさん。
しかし、じいちゃんが優しく押しとどめます。
幸せになったあんたを見てもらえばいいじゃないか、
あんたにはこんなに素敵な家族がいるんじゃないか……。
家族のみんなも彼女を応援してくれて。

ナリムを連れてホテルに飛んできたダルゴンも含め、
ばあさんは自分の家族を紹介します。
「本当にすまなかった……。
しあわせでいてくれて、本当にありがとう……。
これで心おきなくゆくことができる……」
死にゆく元夫に悪態をつくおばあさん。
「くそ病気になんか負けんじゃないよ!」

笑顔、笑顔の疑似家族のみなさん。
しかし、ダルゴンをのけものにした罪は重く……。
じいちゃんは自分が埋められる穴を、自力で掘らされてしまうのでした。

めでたしめでたしだー!

あっはっはっはっは!
とにかくダルゴンがのけ者にされてたせいで、話が見えにくいんだよねー!
ヤンアの見合いだと騙して、ばあさんと元夫を会わせる計画だったんだ!
知ってたらダルゴンだって素直に協力したと思うんだけどね……。

もう必死でお見合いを阻止しようとするダルゴンが好きすぎる。
ヤンアも本気でわかってないの?
こんなにわかりやすいダルゴンなのにー!



しかしサイドストーリーというかなんというか、
パパとオムマダムが、お酒の勢いで同衾しちゃったのには驚きです。
控えめな表現のせいでわかりにくいですが、
ふたりは本当に夫婦になってしまった、ということなんでしょうか?

もっと驚いたのは、じいちゃんが結婚はおろか、
初体験もまだだった、という驚きの事実!
あんなに社交ダンス教室で女性と踊ってるのに!
あんなにスケベなおじいさんちっくなのに!
「この年で童貞なんて人間じゃないよー」なんて言われてひどい!
30前後ならあり得る話なんでみなさんも遠慮したと思うのですが、
さすがにまさかまさかの話でしたから、仕方がありませんね。

この件で饅頭ばあさんもじいちゃんを見る目つきが
優しいヌナの目線になりました。
じいちゃんも「ヌナー!」なんて叫んだりして。

驚きの連続の第6話でしたが、
ほんとにほんとに驚いたのは、

饅頭ばあさんて、
チェゴ尚宮様なんですね!


「チャングムの誓い」で、あの聡明で優しくて穏やかで、
しかし強い強い女性、チェゴサングンを演じた彼女が、
悪態ツキまくり、鼻くそ飛ばしまくりの饅頭アジュンマだったとはー!

ふー、次回はどんなお話になるのでしょうか?
疑似家族が、だんだんほんとの家族になっていく感じが心温まるわ。


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