bisqの普通な毎日

日記です。ときどき更新します。

安楽死

2006年06月09日 | ノンジャンル
今日、授業で安楽死の映画を見た。
以前、日本でもやっていた「海を飛ぶ夢」という映画。
スペインで、1998年に実際にあった話だそうだ。
20歳そこそこで船から落ちる事故に遭い、首から下が全く動かない寝たきり状態になった男性が主人公。
彼は、30年近くも寝たきりで暮らすが、精神的苦痛に耐え切れず、安楽死を認めるよう国を相手に裁判を起こす。
しかし、裁判に負けた彼は、その道を失う。
自分の体を全く動かすことのできない彼は、理解者の力を借りて結局命を絶つのだが、この映画には本当に深く考えさせられた。
死を選ぶ権利はあるの?
耐え難い苦痛に、命の重さは負けるのか?
先天的に障害や病気のある人はどうなるの?
でも・・・。
今回の授業がなかったら、こんなことを真剣に考える機会もなかったかもなぁ。
そして同時に、こういったことに毎日仕事として向かい合っていかなきゃいけない人の気持ちも、少し理解できたような気がした。
重・・・。