bisqの普通な毎日

日記です。ときどき更新します。

靴下の季節

2006年08月30日 | ノンジャンル
もう、北京は夏を折り返した。
サンダルを履けるのも、そう長くはないだろう。
今日は、小雨が降っていたこともあり、久々に靴下とスニーカーで出かけた。
足裏全体が靴下に守られているこのどっしりした感じ、久しぶりだなぁ。
そして、帰宅。
靴下を脱いだときに、ふと忘れていた感覚を思い出した。
足指がふっと開放されてゆく。
ネコが、うにゃ~っと伸びをしたような感じ。
サンダルで摺れた足のはじっこのほうが、今日はおとなしくなじんでいる。
北京に四季あり。
遠くから足音が近づいてきた、靴下の季節。



美味しいケーキ

2006年08月29日 | ノンジャンル
今日は、ケーキを食べた。
知人の誕生日だったのだ。
中国に来てから何度かケーキを食べたことがあるが、どうもいまいちでがっかりしてしまう。
特に、生クリームがよろしくない。
しかし、今日とうとう美味しいケーキ屋さんを発見したのだ。
生クリーム、良し。
チョコレートの飾りつけ、良し。
スポンジのしっとり具合、良し。
ついでに、包装の紙箱デザイン、良し。
ああ、こんなに美味しいケーキを食べるのは久しぶりだわー!
その店は、韓国人が経営しているらしく、店内にはハングルが溢れている。
といっても、お客と店員はみんな中国人だが。
美味しいケーキ屋さんに出会って嬉しいな。
でも、一番嬉しかったのは、「美味しい、美味しい」と言いながらそのケーキを食べる知人の笑顔を見れたことかな。



おしゃべりテンポ

2006年08月28日 | ノンジャンル
私のおしゃべりのテンポは、昔からこうだったわけではなかった。
小さいときは、とても早口だった。
でもね。
働いてからかなぁ。
なんだか、「こんにちは~bisqでーす」に通ずるこの”不思議テンポ”になった気がする。
今もときどき早口になったりするが、やっぱりいつものテンポが好きで、気づくと不思議テンポに戻っている。
今はまだまだの中国語。
将来、鍛錬して流暢にしゃべれるようになったとしても、やっぱり私独特の不思議テンポで会話してしまうのだろう。
そんな予感がたっぷりだ。
個性は、どんな環境でも変わらないもんだね。
人間、そんなに器用じゃないさ。
それがきっと、いいとこさ。



後回し

2006年08月27日 | ノンジャンル
私は、大事なものを後回しにしてしまうくせがある。
手をつけるのがもったいないというか、おっくうというか。
それでも、ここ近年はずいぶん直したつもりだ。
一番目に見えて直したところは、好きな食べ物を初めのほうに食べるようになったこと。
例えば、お寿司。
大好きなサーモンを、最後ではなく初めに食べる。
今までは、最初に最高の味わいをしてしまうと、そのあとの味わいが全て「それ以下」に思える気がしていた。
でも、実際は違う。
むしろ、空腹のときに一番好きなものを味わったほうが、感激が倍増するのだ。
仕事も同じだ。
1日の最初のうちに、やっかいで大事な仕事を終わらせてしまうと、そのあとはストレスが激減している。
いいことづくしだ。
よーし、この調子で!



大切な音楽

2006年08月25日 | ノンジャンル
私には、呼吸をするのと同じくらい大切な音楽がある。
そして、呼吸をするのと同じくらい大切な本がある。
それらの音楽や本は、私の中の固まったものを吹き飛ばして私を自由にしてくれる。
それは、とてもやわらかい。
やさしい。
強い。
はかない。
おだやか。
時に、悟り。
勇気。
覚悟。
そう。
食べ物さえあれば、他のものはなくても生きていける。
でも、あったほうがいい。
大切な音楽。
大切な本。