CD制作日記11

マイクについて、いろいろ勉強している。
今まで、エンジニアさんにレコーディングをお願いしていたときには、どうしてそうするのかまで深く考えていなかったが、自分でやるとなると、ひとつひとつその根拠を明確にしなければならない。
どうしてあの種類のマイクを立てたのか。
どうしてあの距離でマイクを立てたのか。
どうしてあの本数だったのか。
だんだんわかってきた。
本当に困ったら、頼れる人はありがたいことに周りにいる。
でも、やれるところまで自力でやるのが、今回のチャレンジだ。
もう少し、情報収集をして理解を深めてみよう。

CD制作日記10

夜。
ギターの弦を緩めたら、弦が切れた。
久しぶりだ。
以前は、ギターの弦を緩める回数が増えるたびに、しょっちゅう切れたものだったが。
のちに、繰り返し緩めたり張ったりしても切れにくい弦の張り方を研究してから、ずいぶんと切れにくくなったものだ。
今日のギターくんは、ここ数日取り組んでいた課題にいいひらめきをもたらしてくれた。
登場時間が短かったわりには、大活躍。
代打がホームラン打ってくれた感じ。
今晩は、気持ちよく眠れそうだ。

CD制作日記9

今回の構想が固まった。
よし！
ずっと、ずーっと決めきれずにいた構想。
いくつかの案を数ヶ月行き来しながら、やっと到達。
やりたい構想を実現させるために、もう少し努力が必要だ。
構想と実際やるべきことは、全く別のこと。
最近は、ひたすら歌を歌っている。
歌を通して、いろんなことに気づいている。
いつも思うが、CDを作ろうとするときって、自分の原点に帰らされるものだ。
音楽に限らず、そういうときってあるもんだよね。
例えば、引越しをするときとか。
仕事を変わるときとか。
人生の小さなリセットボタンを押すようなときって、いろいろ考えを進めていくと、普段忘れている自分の原点にたどり着く。
そして、ああ、自分はこれで良かったんだ～なんて再確認してみたりして。
今晩のデザートは、チョコレートクッキー。
んまい、んまい。

CD制作日記8

生ピアノを弾く。
普段電子ピアノを弾いていると、わかっちゃいるがタッチが違う。
先日、偶然昔のノートを見つけた。
わけもわからず、貪欲に音楽の海に飛び込んでいた私。
音楽の海の温度を体で感じてから、どうやって泳げばいいのか探し続け。
しばらく泳いでは、進む方向がこれで合っているのか自問自答をし。
ま、いろいろあったわね～。
これが私の道のりだ。
ハードはひとまずおいといて、練習、練習。

CD制作日記7

音響機器が、もう修理完了して手元に戻ってきた。
結構精密なものだったから、どうなるかと思っていたのだが。
北京の修理屋さん、素晴らしいー！
感激。
修理代も普通だし。
日本だったら、2週間くらいかかるんじゃないかな。
故障モードが修理しやすいものだったのかもしれないが、これでひと安心。
重い機器も、ばっちり運搬できるようになった私。
最近びっくりするくらい体力がついている。
すっかり口癖と化しているが、「歌は体力だ」。