仕事ができる人

「ところでさ、誰が一番仕事ができるの？」
「うーん、彼が一番かな」
「そうか、あの人かと思っていたけど、そうでもないんだね」
「あの人は、どちらかというとあんまり使えないよ」
職場で、よく聞く会話だ。
仕事なら、対価を求められるから、こんな会話をされてもしょうがない。
でも、仕事ができる人が素晴らしい人とは限らない。
仕事ができない人だって、素晴らしい人はいるのだ。
限定されたその仕事は、その人そのものを垣間見れる一側面でしかないのだ。
仕事は仕事。
仕事ができるに越したことはないが、もっと、人そのものを感じ取れるようになりたい。

大切なこと

楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、失敗したこと。
どれも全部、大切だね。
愛をこめて。

変なおみやげ

里帰りするという知人が、友人に買ったおみやげを見せてくれた。
ユーモアたっぷりの彼は、何とも変なおみやげを「ほら」と私の目の前に置いた。
なんじゃこりゃ～～～～！
茶色の物体。
恐る恐る指でつつくと、ぽよよん、ふにゃにゃんと、ゆらゆら揺れる。
なんと、とぐろを巻いたウン○の模型だった。
これって、真剣におみやげなの？
うーん、おぬし、やるなぁ・・・。
彼のいたずらは、おさまるところを知らない。

仙人

昔、休学をしたことがあるという知人が話していた。
あのころの自分は、仙人のようだったと。
その人は、休学中は何もしていなかったとのことだった。
仙人。
私が普通にイメージする仙人と、その人が思いをこめて口にした仙人とは違う。
少し戸惑った。
休学中、一体何を思い巡らせていたのだろう。
その人にとっては、きっと真剣な、何もしない休学だったに違いない。
休学期間の自分を「仙人」と呼ぶ、その人の言葉の抑揚を今でも覚えている。
どんな時間も、先に進む上で無駄ではないのだろう。

甘すぎる紅茶

甘すぎる紅茶を飲んだ。
無糖の紅茶はさっぱりして美味しいし、少し砂糖が少ないくらいの紅茶も美味しく飲める。
しかし、砂糖を入れすぎてしまった紅茶は、どうしても美味しいとは思えない。
苦い薬を飲むのと同じくらい、きついものだ。
味付けは、ほどほどに。
素材そのものが、一番味わい深いことを忘れてはいけない。
何でもね。