まき割り

私には、得意種目がある。
それは、まき割りだ。
関東で大勢でキャンプに行ったとき、私は普通にまき割りをしていた。
ところが、気づくと私の周りに数十人の人だかりができているではないか。
なんと、みんなはナタでうまくまきが割れずに、どんどんまきを作り出す私の周りに集まってきたのだ。
「すごいなぁ、どうしてそんなにうまく割れるんだ？」
力のある男性たちが、私に質問する。
それは、北海道の田舎で育った特典かなぁ。
じゃなきゃ、まき割りなんて得意になっていないもんなぁ・・・。
田舎育ちを、さんざん実証したひとときだった。

鉛筆

そういえば、最近鉛筆を使う頻度が高くなった気がする。
例えば、ライブハウスでアンケートを書くときや、セットリストを提出するとき。
貸しスタジオでも、メモ用に鉛筆が置いてあったり。
音楽関係の文化なのかな。
いや、まさか。
でも、鉛筆って久しぶりに使ってみると、結構趣きあっていいよね。
先の丸まっていない方角を探して、えいっ！と書いてみる。
そして、勘が当たって尖って書けたときの、一握りの喜び。
いぇーい、とんがっているぜぃ！
この勝利感が、ますます鉛筆を好きにさせる。

シール

シールを貼り付けたまま、洗ってしまった服。
粘着財だけ、服に残ってしまった。
うーん、大失敗だった。
ずっと昔、ちり紙をポケットに入れたままで洗濯して後悔したことがあったが、シールは思っていたより被害が大きい。
ちり紙は拾い集めればきれいになるが、シールの粘着財は、何度洗濯しても取れない。
教訓。
シールは、貼ったことを忘れてしまうような、同系色の服に貼るのはやめよう。

台風まめ知識

ひとつ、賢くなった。
台風の規模は、必ず「強さ」と「大きさ」の2つの指標で表すのだそうだ。
「強さ」
中心気圧が小さいほど、台風は強い。
例えば、970hPa(ヘクトパスカル)より950hPaの方が、強い台風ということだ。
強い台風であるほど、最大風速が大きくなる。
「大きさ」
強風域の半径の大きさ。
強い台風でも、強風域の半径が小さければ、被害にさらされる面積は小さい。
それほど強い台風でなくても、強風域の半径が大きければ、被害にさらされる面積は大きいということだ。
うひょん。
勉強になるね。
以上、台風情報を2倍楽しく見るまめ知識でした。

危機感

今日、夜遅い電車に乗った。
いつもなら、一番込んでいる真ん中あたりの車両で、なんと7人掛け椅子のはじっこが2つも空いていた。
めちゃめちゃ電車がすいていたのだ。
きっと、台風だからみんな早い時間に帰宅したんだろうな。
いつもなら、台風だってこんなに人が早くはけたりしないのに。
土曜日の震度5の被害が記憶に新しいから、みんな危機感が強いのだろう。
なんでもそうだ。
災害、事件、自分の失敗。
記憶に新しいうちは、とても警戒する。
でも、時間がたてば、痛みなど薄れていく。
あたかも、解決したかのように。
危機感は、大切だ。
自分を守ってくれる素晴らしいパワーだ。