世界中で,日本とその周辺にしか生息していないので,海外の方々からすると,とても珍しい鳥のようだ。
しかし,地元,日本では,卑しい鳥=『鵯』と,気の毒な漢字を当てられ,鳴き声をうるさがられることはあっても,可愛がられることはあまりない。
それどころか,農作物を食害するため,農業関係者からは,対策が必要な敵=害鳥,と見なされている。
ここで知り合いになれた方のブログ記事でも,家庭菜園の野菜や花を食べられたことが,紹介されていた。
実害はあるので,嫌われるのも,やむなしかなぁ〜。
茶色のほっぺが,昭和時代の田舎の少女みたいで,めんこいんだけどね。
このとき,上空では,ヒバリが盛んにさえずり,
近くの電線では,カワラヒワが,ビーン,ビーン,と,さえずっていた。
隣のスズメが良い味を出している。
ちょこっと立ち寄った,震災復興公園の春のひとコマ。
(2025/03/15 ヒヨドリ,ヒバリ,カワラヒワ)
東京の多摩地域では、秋になるとやって来る印象があります。
子供の頃、庭にあったソルダムの木が、よく実をならせていました。
でも、食べ頃になる前に、ヒヨドリにつつかれていました。
それでも、無害の実もたくさんとれたので、おうことはしませんでした。
当時は名前を知らない鳥で、やけに甲高い声でピーヒョロピーと鳴くなぁと思っていました。
なるほど。
たしかに,ピーヒョロピーと聞こえる鳴き方もしますね。
鳥名の由来辞典によると,ヒヨドリという名は,鳴き声から,平安時代に「ひえどり」と呼ばれるようになり,室町時代に「ひよどり」に転じたようです。
昔っから,鳴き声が印象的な鳥だったんですね。
これからの時期は,蜜を求めて,桜に集まる姿も見ることができます。
メジロとともに「みつすひ」の異名もあるようですが,人に注目されるのは,メジロの方ですかねぇ。
ヒヨドリは,よく見ると可愛い顔なのに対し,メジロは,よく見ると,ちょっと意地悪な目つきなんですけど。
ヒヨドリ、漢字は鵯→確かに卑しい鳥😓
幼い息子たちも好きでしたし、私も好きです😌
ツバキの大きな花をボトッと落としてましたけど、
寒い日のふっくらした姿はかわいいです!
飛び立つ写真、足の動きなどユニークですね。
やぐちゆみこ
ヒヨドリに反応していただき,超嬉しいです。
当たり前のように,その辺にいる鳥ですが,注目して見ると,面白いです。
飛び出しの十字架になっている写真は,結構気に入っています。
カッコいいでしょ? ( ◠‿◠ )
70年ほど前、我が幼い頃の住まい(大阪市内南部)では見かけませんでした。大学時代のバイト先の早朝、東京で見たのが最初。「へえ、こんな鳥が居るんだ」と感動したものです。でも、今じゃミカンをメジロの為に置いても、ゴッソリ持ち去る憎きギャング(笑)あの感動は嘘だったのか、なんて思っています。
コメントいただき,ありがとうございます。
大阪市南部では,昔,ヒヨドリは少なかったんでしょうか。
鳥見を始めたのは山形で約50年前になりますが,その頃は,山形県に白いサギがいなくって,宮城県で白いサギを見ると感動したものでした。
時代や土地で見られる鳥が変わる,というのは面白いですね。
イソヒヨドリが近年、海岸沿いから山間部にも見かけるようになったとか。環境で生存範囲が野鳥の世界にも変遷があったのかも?ですね。この辺は鳥類学者にお任せです(笑)
ネットで調べても全然出てこないので,私の誤った記憶かもしれませんが,死んだヒヨドリの死骸を調べたところ,胃にキャベツがびっしり入っていたそうです。
地元ヒヨドリはわかっていて栄養のあるものを食べるのに対し,渡ってくるヒヨドリは目につくものを手当たり次第に食べるので,こんなことになる,という説明だったと思います。
これにヒントを得て,私も,キャベツばかり食べて,減量に成功したことがあります。
この情報の出典の記憶もないし,何を調べてもこんな情報が出てこないので,確かではありませんが…。
これが事実だったら,キャベツ農家はやられ損ですよね。