チョウトンボのオス,メスは,見分けることができるらしい。
後翅に着目。
真っ黒に見えることも多いが,光の加減で,きららかに,青紫色に輝くのが,オス。


鈍く,金緑色に輝くのが,メス。

構造色の「構造」が,オス・メスで違っているようだ。
下の写真では,上がメス,下がオスかな。

もうひとつ。
オスは,後翅先端に,透明部分がない。

または,あっても小さく,分断されている。

後翅先端に,大きな透明部分があるのが,メス。

色は見えないときがあるので,こちらの方がわかりやすい。

以上,結構わかりやすい識別点。
ただし,オスタイプのメスもいる,というから,正確には腹部の膨らみも見て,判断しなければいけないらしい。
ちなみに,水面の上を飛んでいるチョウトンボの中に,メスを見つけられなかった。

他のトンボも,水上を飛んでいるのはオスばかりのようだが,メスはいつもどこにいるんだろう。

オスは,メスを待ちながら水上を巡回し,テリトリー内に来たときに,追いかけてつかまえる感じなのかな。逆に,メスは,オスにつかまえられるためにやってくるのかな。
撮影は,シューティングゲームのようで,かなり楽しかった。

トンボは飛ぶのが速くって,しかも,動きが予測できないので,撮影しようなんて気持ちにならないが,チョウトンボは滑空しながら,ふわふわ緩やかに飛んでくれる。

後翅の形状が独特で,面積が広いので,滑空が得意なようだ。

後翅を平らにし,前翅を立てているポーズがカッコ良いと思う。

こういうのを見ると,スターウォーズに出てきたXウィングを連想してしまう。

トンボ共通のポーズ。
(2024/06/29 チョウトンボ)
綺麗なトンボですね。
一度見てみたいものです。
私はじっと止まっているトンボでも写真はままならないのですが
こうして飛んでいるところをきれいに写すって凄いですね。
流石です!!!
いつもブログを楽しみにして拝見しています。
そちらにはチョウトンボはいないんですねぇ。
実は,妻にも見せたくって,昨日も伊豆沼に行ってきたのですが,ある場所では,蚊柱ならぬチョウトンボ柱になっていて,壮観でした。
きれいでしたよ~。
写真を褒めてくださって,なんだかこそばゆいのですが,私,というより,カメラが撮ってくれている感じです。
きれいなのが撮れたら,また,載せますので,これからもどうぞよろしくお願いいたします。