鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

カモメとウミネコ,大きいのはどっち?

2024年02月04日 | 宮城県_志津川

 カモメは,ウミネコより小さいイメージだったが,この画像では,ウミネコと同大かそれ以上。

 
 左端がカモメ,右端がウミネコ,真ん中がユリカモメ。
 
 ある図鑑によると,カモメが40〜46㎝,ウミネコが44〜47㎝なので,カモメの大きい個体はウミネコの小さい個体より大きくてもおかしくない。
 
 
 なるほど。
 後ろのウミネコ2羽よりは小さいが,手前のウミネコ1羽とは,ほぼ同大か。
 

 
 この画像では,右のカモメの方が,左のウミネコより,やや大きいように見える。
 カモメの方が奥にいるので,小さく見えても良いはずなのだが。
 
 立ち姿勢や角度,前後の位置など,別の要素によって見え方が変わるとは思うが,なんか,新鮮な驚きがある。
 
 なお,この記事に記載した大きさは,正確に言えば「全長」。
 鳥の全長とは,鳥を真っ直ぐに寝かせたときの,くちばしの先から尾羽の先までの長さ。
 くちばしや尾羽の長さも含んだ指標なので,全長で鳥の大きさを比較するのは,ホントは,むずかしいこと。
 図鑑では全長のほかに,翼開長が掲載されている場合が多い。
 
(2024/01/28 カモメ・ウミネコ)
 
<追記>
 今,思ったのだが,カモメがウミネコより小さいと思い込んでいたのは,カモメの方が無茶苦茶めんこいからかもしれない。
 
 
 ウミネコには申し訳ないけど。

やっぱりカモメが少ない?

2024年02月04日 | 宮城県_志津川

 先週,カモメ欠乏症を改善すべく,県北,志津川漁港に行ってきた。


 いた。

 
 いてよかった。
 会えてうれしかった。
 けれど,なんか消化不良。
 
 
 こんなもんだっけ?
 

 いた数を全部合計しても,数百羽程度ではなかったか。
 
 
 やっぱり,数千,できれば数万単位の数がいて,港のなかにも数百羽が羽を休めている状態じゃないと,ちょっとさみしい。
 
 
 来てみて実感したのは,北国の漁港に賑わいを与えるのは,オオセグロカモメなどカモメ類の鳴き声。
 その鳴き声が,このときは,散発。
 鳴いてはいたけど。
 
 
 1月は寒鱈(真ダラ)の水揚げの盛期なのだが,カモメの鳴き声がまばらなせいか,漁港全体に活気が感じられなかった。

 カモメの果たす役割は大きい。
 
 
 ちなみに,帰りには,今が旬の寒鱈を買って,1日目はシラコも入った鱈鍋,2日目はあら汁(秋田ではザッパ汁,庄内ではどんがら汁)にして,自宅でおいしくいただいた。

 一緒に買った鱈の刺身も絶品だった。
 刺身は,ぷにぷにの柔らかいきれいな白身。柔らかくても,身がしっかりしていて,甘くて美味かった。刺身は現地調達でないと入手できないのでは?
 
 なお,志津川のマダコは,アワビを餌にしているので,アワビの味がする,ということでも有名。ミズダコも絶品。
 
(2024/01/27-28  カモメ類)