朝,沼に到着すると,30羽弱のミコアイサ (神子秋沙/巫女秋沙) が集まって,お祭りをやっていた。
集団が密になったり,疎になったり,分かれたり,また,集まったり...。
離合集散の繰り返し。
ときには,何羽か集まって,飛んで移動。
今月の1日に掲載したヨシガモは,助走なしで水面から直接飛び立っていたが,この子たちは,しっかりと助走して飛び立っていた。
撮影すると,後ろに残った水しぶきが楽しい。
そして,飛んで初めて見える翼の模様。
肉眼だと,その一瞬にドキッとして,ワーッと感動するが,文字どおり一瞬なので,何やら白い模様がフラッシュした,という記憶しか残らない。
ところが,撮影し,この一瞬を切り取ってておくと,じっくりと鑑賞し,何度でも,この翼帯を味わうことができる。
そして,なにより,肉眼で見た一瞬の感動を思い出すことができる。
着水時は,翼を大きく広げるので,翼帯がさらに良く見える。
今回は,幸運にも,オスとメスがシンクロして翼を広げた瞬間を切り取ることができた。
今回は,幸運にも,オスとメスがシンクロして翼を広げた瞬間を切り取ることができた。
比較すると,翼の付け根の色が異なっているのがわかる。
オスの求愛ディスプレイは,ウミアイサのような劇的な派手さはないものの,胸を反らす仕草。
何度も見せてくれた。
冠羽を立てている。
メスは,オスの1~2割程度の数だったので,選び放題だと思うのだが,オスの頑張りを見ているんだか,見ていないんだか。
それにしても,オス・メスの比が極端。
なんでこんなにメスが少ないのだろう。
そういえば,求愛期のシノリガモやクロガモなどもこんな感じだったかも。
また,もやもやが残った。
だから鳥はやめられない。
だから鳥はやめられない。
(2024/02/03 ミコアイサ)