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Biot 補修用ローター交換-1

2018-06-05 06:32:05 | ディスクローター

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。



▲Biot 補修用ローター交換


GTR用のフロントオフセットキットの、補修用ローターの交換です。RB26

▲Biot ではローター交換を行っています



ローターを車両から取り外します。

▲Biot フロントオフセットキット BNR32


洗浄して、ローターとベルハウジングを分解します。



ブロックナットタイプのローターですので、ブロックナットは再使用し、ボルト、ワッシャーは交換します。

▲Biot 補修用 goutローター ボルトセット



ブロックナットは一つずつ洗浄し取り付け部をワイヤーブラシ等で磨いておきます。この時、装着していた場所に同じように戻します。

場所や向きを変えると、ベルハウジングの摩耗が多く発生する場合があるため、必ず同じ場所、回転方向に戻します。

ご購入時には、取扱説明書、組付け要領書が添付されていますので、センター出し、締め付けトルク等に注意しながら組付けします。

▲Biot gout2ピースローター


Biotでは、組付け後に精密検査を三次元測定機で行います。

▲Biot 組立ローター 精密検査



今回は、ベルハウジングの摩耗や変形もほとんどなく、ローターは摩耗していましたが、殆ど新品と同じ精度になりました。


交換したローターは、スリットが消え始めていましたので、交換時期になっています。

Biot では、スリットの深さを1.0~1.1mmで先端が曲面の工具で加工しています。ローターが摩耗していくと、スリットは段々細くなり、1.0㎜位摩耗した時点で消えていくよう製作していますので、スリットの有無が摩耗限度となっています。


▲Biot 補修用ローター交換 摩耗限度



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