旅すれば又、旅2

・・・・・旅それぞれに・・・・・

じょんのび旅・宿・・3

2016-10-04 | 新潟県

 

2016年10月4日・火

昨夜の雨も上がり曇り空ながらもわずかな日差し。
松之山温泉周辺には沢山の棚田が点在しています。
まずはその棚田の中で一番人気?の棚田を見に行きました。

 

《星峠の棚田》 松之山温泉から約15分

NHK大河ドラマ「天地人」のオープニングにも登場した棚田です。

 

のべ~っとした空模様で冴えませんがそんな気象条件の中でも美しいと感じる棚田です。
春と秋、棚田には水がはられるようで、その時の風景は「水鏡」の風景だそうです。
棚田の水に映る空や雲、朝日や夕焼けがとても美しいそうです。
雪の時も霧の時も美しいでしょうね。

道の駅で星峠の棚田で収獲された新米を買って帰りました。
お味は? 今まだ、買って帰った南魚沼産の新米を食べているところなので、
棚田米の味はわかりません、、、^^;

 

では今日の宿泊地である六日町に向かいます。移動距離は約41kmです。
距離も短いので 少し観光したいと思います。

 

新潟県南魚沼市《雲洞庵》(うんとうあん) 

金城山の麓に所在する 曹洞宗のお寺です。
本堂(新潟県指定文化財)は室町時代永享年間、上杉憲実公によって建立されました。

 

 

通用参道

苔むした石仏

赤門
昔より、皇室関係者や大名の来山以外は、年に一度の大般若会の時だけにしか開門されず、
「開かずの門」と云われてきました。
今は通ることが出来ますが冬季は閉鎖されるそうです。

赤門から本堂に続く参道の石畳の下には、一石一字ずつ法華経が認められて埋められており、
この石畳を踏みしめてお参りすると、罪業消滅・万福多幸の御利益に預かると信仰されているそうです。

御利益がありますように。しっかり、しっかり、踏みしめて歩くことにします。

 
 

 

本堂

 

左側の写真は、10歳の喜平次(後の上杉景勝)と5歳の与六(後の直江兼続)が学んだ部屋だそうです。

内陣

 

モミジはまだ青々としています。紅葉は何時頃なのでしょう。
久々に重厚で趣のあるよいお寺さんを参拝させていただきました。

 宿に向かうことにします。

 

越後六日町温泉湯元《越路荘》

 

宿の駐車場の一角に湯元があります。
開湯は昭和32年と比較的新しい温泉です。
此方の宿の一番の楽しみはやはり100%の源泉かけ流しの温泉でしょうか。

 

 

2009年NHK大河ドラマ『天地人』にちなんだ上田衆の旗印や
戦国時代を彷彿させる鎧兜などが展示されていました。
ロビーだけではなく3Fの展示スペースには直江状のレプリカや槍・砲筒も見ることが出来ました。

宿自体は昭和の雰囲気を色濃く残した佇まいです。
部屋も決して美しいとは言えませんが、何となく温かみを感じる宿です。
昨日とは違い、スタッフの方の人数も多く、温かく行き届いたサービスが心地よい宿でした。

 

部屋からは連なる山々が見えます。
金城山も見えます。八海山は?残念ながら八海山は角度的に部屋からは見えませんでした。


無味無臭の温泉でしたが、熱からずぬるからず、やわらかなお湯で長湯してしまいました。
露天風呂の写真は、宿のホームページより使わせていただきました。

 

食事は無理をお願いして別部屋で用意していただきました。

  
  
  
  

海の物も地の物も美味しくいただきました。
残念なのは「のどぐろ塩焼」すっかり冷めていました。温かければ美味しくいただけたかと思います。
流石酒どころ美味しい地酒もいただきました。

 

 

日の出まじかの六日町です。
台風が近づいているとかで、帰路は雨になるかも?
新潟も上陸の可能性があるとニュースは伝えています。
そんな空模様には見えないのですが、、、、、

陽があたりかている写真真ん中の山が「金城山」です。

 

朝食はバイキングでした。
朝食をいただいた後、朝寝をして宿を後にしました。
温かなおもてなしの良い宿でした。

 

 

六日町から十日町・松代を通り直江津に抜けます。
途中、棚田があるので少しより道です。

 

《蒲生の棚田》

昨日見た棚田からそう遠くない場所に位置する棚田です。

 

蒲生の棚田には一部、水がはられていました。

スッキリ「水鏡」とはいきませんでしたが木々が写りこんでいました。

山の木々は色づき始めたばかりです。

直江津から国道8号線を通り富山方面へ向かいます。
直江津から富山県朝日までの国道8号線が海・漁港・断崖と海の景色が望めます。
そうです。北陸自動車道を通るとこの区間はトンネル続きとなります。(計26箇)
台風の影響でしょうか?波が何時もより高いです。

 

富山県黒部の「きときと寿司」で昼夜兼用の食事。
のどぐろや地元の甘海老、カワハギなどをいただきました。美味しかったです。

石川県金沢まで国道8号線を走り金沢東ICから北陸自動車道を利用。
高速道路から見た夕日が綺麗でした。(片山津温泉付近)
結局、敦賀辺りで小雨に降られた程度でした。

三泊四日の「じょんのび旅」とても楽しかったです。

 

おわり

 





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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よし坊)
2016-10-24 17:14:37
立派な棚田ですね。維持するのは大変なようですが、こんな風景を見るとホッとしますね。
お寺も又素晴らしい。大きさを感じます。
そお言ってはなんですが六日町と聞くとあの辺りはとても田舎くさい感じがしますがそれを感じさせない立派な宿のようですが珍しくニャン様が選ぶ純和風と趣が違いますね。
食事は美味しそうです。
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台風の時期 (shinmama)
2016-10-24 17:44:42
忘れもしない 台風が日本に向かっていているときですね。

私は船で 台風に向かっていき、
よし坊様は大間で ニャン様は新潟で 台風を迎え撃つ、、
全く 台風が怖くて 日本に住めるか、、、
お仲間がいてうれしい限りです。

日本の原風景に ぴったりイメージがあうお宿を選ばれているニャン様はさすがです。
クラツーもニャン様を見習って 企画をしてくれたらいいのになあ、、、。
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よし坊様 (ニャン)
2016-10-25 05:09:37
星峠の棚田が一番大きくもあるそうです。
そして朝焼け夕焼けの頃はカメラマンさんも多いようです。
結構、棚田好きの私ですが、今までに見たことのない広がりのある棚田の風景でした。
宿は、以前は農協さんの施設だったと聞きました。
一昔前の箱ものの建物でしたが、接客は純和風でした^^
今回の旅、三軒とも18,000~19,000前後の宿でした。
料金はほぼ同額でも様々な特徴があるのだと感じました。^^
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Shinmama様 (ニャン)
2016-10-25 18:22:34
そうです!台風が怖くて日本に住めるか!!
でも、地震は怖い、、、、。
先日の鳥取の地震の時は広島もかなり揺れたのでは?
長浜も揺れたようですが、焼津から長浜への帰路の途中でしたので気が付きませんでした、、、。
東京にいる時に新潟のメジャーな温泉地はほとんど行ったので、
行ったことのない、少し鄙びた温泉地を今回はめぐってきました。^^
風景も雰囲気も「じょんのび」でよかったです。^^
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ほんに、じょんのび旅‼ (パンジー)
2016-10-25 23:46:23
どこのお連れ様も同じなのでしょうか?
我がつれあいも、暑がりの寒がりで、エアコンいじり回します。
待つの大嫌いで、渋滞にも「ぶつぶつブツブツ…」
でも良いお湯にお食事、そして素敵な景色に救われますね。
のんびりゆったり…そんな空気がブログ漂ってきてます。
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棚田の宝庫 (うつきよう)
2016-10-25 23:58:53
 新潟は平野で広々したイメージがありますが、
 山は長野に負けないくらい、以外と険しいですものね。
 棚田の宝庫ですね。
 鄙びた温泉、ほっと和みますね。
 先日初めて北陸新幹線に乗りました。
 高速から、できていく様子を見ていたので想像はしていましたが、
 高速に負けず劣らず、トンネル続きでした。
 「きときと寿司」は間違いないですね。
 のどぐろに甘えび・・・キャー、おいしそう!
 
 
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パンジー様 (ニャン)
2016-10-27 18:38:23
帰国後、早速、ご訪問コメントをありがとうございます。^^
ご主人様もですか?
どうも殿方は我がままのようですね^^;
あのエアコンいじり回し、何とかならいでしょうか?
こっちは、寒いのに冷房。暑いのにヒーター。
私の体が付いていきません、、、、、。
田舎に住んでいるに、さらに田舎へ旅をしたく・・・
不思議な現象ですが、のんびりたびができてよい景色も見られて、
温泉も最高!良かったです。^^
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うつきよう様 (ニャン)
2016-10-27 18:45:57
星峠の峠で、お二人のカメラマンさんと出会いました。
上田から来られたカメラマンさんでした。^^
上田と聞くと何だか知り合いにあったような気になるから不思議です。^^
北陸新幹線に乗られたんですね。
やはりトンネルは多かったですか?乗り心地は?
山代温泉はどちらにお泊りになられたのでしょう?
それはブログアップを楽しみに待ちますね。^^
「きときと寿司」もし、黒部に行かれることがあったら寄ってみてください。
地元産により深く拘っておられるます。^^
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