「言った」、「言わない」の言い争いは、
コミュニケーションの崩壊の始まりです。
忙しい生活の中では、心のすれ違いが起きやすいのです。
特に夫婦は、時間を作り、十分話し合って、互いに理解を深め、
不平不満が、たまらないように心の調子を合わせることが必要です。
マタイによる福音書
5:21 「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は
『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。
5:22 しかし、わたしは言っておく。
兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、
最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。
5:23 だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、
兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、
5:24 その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、
それから帰って来て、供え物を献げなさい。
7:1 「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。
7:2 あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、
自分の量る秤で量り与えられる。
エペソ人への手紙
4:31 無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、
一切の悪意と一緒に捨てなさい。
4:32 互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによって
あなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。
雅歌5:2-8は省略
【解説】
私は再々婚で最初の妻とは交際期間を含め16年間、
そして牧師として20年間、2人の妻が天に召されて、
現在の妻と6年になりますが、この3人との夫婦生活を経験して
今回の文章にあるように「心の調子を合わせること」は
非常に重要であると痛感しています。
この42年間の夫婦生活でそれは愛しているからこそ可能なのだ
ということを知りました。
何よりも赦し合い、包み込む愛、そしてキリストの愛に立てば盤石です。
また、夫婦で祈り合うことが、さらに素晴らしい恩恵となります。
キリストにあって結ばれた者は、ぶれない夫婦の歩みができます。