マンションのペットライフ

限られた空間で、いかにして“家族”がまあまあ暮らせるか・・・、ない知恵絞っていこうと思います。

どたばたTDL

2005年04月04日 | ファミリー
以前にも書いたが、休暇は“午後”からもらえることになった。
ほんとうは、午前中“長距離”の外出が入るはずだったのだが、
金曜日のお昼にどんなに“この日”を待ちわびていたかと
いうことを切々と訴えたら、外出は後日になった。

今日は念願のディズニーランドの日である。
外出も延期になり、“13時までは事務所にいてほしい”という
要望を受け、時計と睨めっこしながら事務所で仕事をしていた。
ふぃるちゃんと“子供たち”はすでに出発し、自分も
13時にすぐに出られるよう、仕事をちまちまやっていた。

12時半頃、お昼を食べようかと思っていたところに
携帯に“自宅”から電話がはいった。
“だんな、ずいぶん早い帰宅だな。”と思いながら電話に出ると、
「おかあさん、まだ、帰ってこないの?」とその声の主は言った。
???状態の母。その声はだんなではなかった。
しばらくの沈黙のあと、母は素っ頓狂な声を出した。
「なんで、いるの!」←大文字の出し方がわからなくって残念。
声の主は息子であった。ふぃるちゃんとでかけたはずの息子が
なぜ、“自宅”にいる???
状況が把握できないところで、今度は事務所に電話が入った。
電話にでる事業主。なにやら、一生懸命何かを訴えていたが、
電話を切るなり、
「ごめん、びびさん、仕事だ。」
え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!
携帯のむこうで息子のつぶやきがきこえた。
「おなか、すいた・・・。」
漫画の画面に例えれば、まさに白地に黒ラインのまさに
かたまった状態の母。頭の中はまさに真っ白!!!

「ごめん、なんで君がそこにいるんだかわかんないんだけどさ、
お母さんまだ、帰れない!冷蔵庫をあさってなにか食べといて!」
というなり、携帯を切った。
仕事というのはチャリで片道40分のところに書類を取りに
いくというものだった。その時の時間は12時40分。
どんなに考えても事務所に戻ってこられるのは往復と
仕事の内容を考えて14時頃になりそうだった。
あわててだんなに電話を掛ける母、事情を話し、
車で仕事先まで連れて行ってもらえないかと頼んだが
だめだった。
「なんで置いていかれたんだよ!」と電話の向こうで
怒こりとばすだんな。いや、私にきかれても・・・と、
覚悟を決めて、お昼のおにぎりをあわてて頬張り
書類一式持って飛び出した。

息子、熱が下がらなかったと、ちゃりを漕ぎながら
ふぃるちゃんに電話をしたら、事情を説明された。
前日、「熱があっても絶対にいく!」と
宣言していた息子だったので、ついつい鵜呑みにして
いた母だったのだが、そうだよな、ふぃるちゃんに
してみれば、熱の高い子を連れて行くわけにはいかなかった
んだよなと、納得した。

これでもかとこれでもかと、ペダルを漕ぎ、いつもなら
40分かかる道のりを、30分でたどりついた。
記録更新である。
「早くくれ!早くくれ!はやく~~~~~~~~~!」
と、受付のおじさんを胸の中でせっつきながら、
ひたすら書類を待つよそ者事務員。
意地悪されてるのかと思ってしまったくらいにとろいおじさん。
おじさんの手に書類を発見、“よこせ!早くよこせ!”と
訴えつつも、声に出さなければ伝わるわけもなく、なんと
そのおじさん、私が待ちわびている書類を机上におき、
どこかへ消え去ろうとした。
「急いでるんです。その書類早く下さい!!!」
我慢できずに、言ってしまった。そのおじさんには
“きつい性格のよそ者事務員”の印象を植え付けてしまっただろうが、
今後のことより息子とTDLのことで頭が一杯だったりした。

内容を確認し、帰り道、またチャリを漕ぎ出す母。
と、そこへ見慣れた車と遭遇した。
だんなの車であった。
気になって仕事を早くに切り上げきてくれたのだった。
「このままディズニーランドへ送ってやる!」
有難い申し出だった。
チャリを車に載せ、事務所に戻り書類の整理、
自宅に戻ると息子は玉子焼きを作りお昼をぱくついていた。
熱を測ると37度5分だった。
「明日明後日寝込むから、絶対にいく!」
1年半待たせたのである。当然連れて行くことにした。
お得意様に書類を届け、いざ、TDLに出発。
“もしかしたら、スターライト券っていうのあったよな。”と
チケット代を払いながら、もう少し待てばよかったかもと
ケチくさいことを後悔しつつ、無事ふぃるちゃん達と合流できた。

楽しかった後には、つらい別れが待っていた。
帰りもふぃるちゃん達といっしょだと思い込んでいた娘、
別れるときも別れてからも、電車の中、タクシーの中、
そして、“泣き止んだ”とふぃる娘にメールを打ってからも
布団の中で泣いていた。
娘の部屋には黒板がある。黒板には3人の落書きが残っていた。
「絶対に絶対に消さないんだ!」
宣言した娘であった。

“絶対にまたディズニーランドにいくぞ!”
決意を新たにした母であった。

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6 コメント

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おつかれさま。。でも、よかったね (くらら)
2005-04-09 14:32:19
読みながら、はらはらよっっ。



なんか、ドラマを見ているみたい。

だんなさまも、やっぱり素敵だ!!

ふぃるちゃんとの別れがさびしい、ランちゃんの姿が目に浮かぶよ。。

叔父さん、叔母さんの存在って、両親や兄弟や祖父母とはぜんぜん違うものだよね。。。



今度また、ふぃるちゃんが行くときには成長した姿を見せてあげてね。

お仕事も大変だったけど、楽しいひと時がすごせて本当に良かったね。
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おいでなさいませ、くららちゃん♪ (びび)
2005-04-09 20:28:02
くららちゃん、ありがと~!

いやあ、ほんとに参った日だったよ。

だんなが送ってくれなきゃ何時になっていたことか、感謝せねば・・・(こういうときだけ?)



楽しかったからよかった~^○^。
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リベンジするべ!! (ふぃる)
2005-04-10 08:15:09
いつになることやら??だけど汗

娘が「友達連れて2泊したい」とか言っていたわよ。

そのお友達も「絶対リベンジの時は声かけてください!!」だって・・・

希望者があと数名いるらしい・・・



女子高生軍団を連れてのリベンジ・・・



びびちゃん参加する??
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女子高生軍団 (びび)
2005-04-10 22:38:11
もしかして、ふぃるちゃんが引率?

がんばってね~♪
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なにはともあれ (まっしゅ)
2005-04-11 01:25:01
びびちゃんも、うっきー君も、

無事にTDLに行くことができて、本当によかったね~



ランちゃんの気持ち、とってもわかるよ。

ランちゃんと同い年のうちの娘も、

従兄弟が帰るときはいつも号泣です
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ありがと^○^ (びび)
2005-04-13 06:15:43
まっしゅさん、おいでなさいませ♪

そうなんだよね、ランとまっしゅちゃんの

お嬢さん同い年なんだよね。

やっぱり号泣なのね。

そういうお年頃なのかしら?
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