マンションのペットライフ

限られた空間で、いかにして“家族”がまあまあ暮らせるか・・・、ない知恵絞っていこうと思います。

新たなペット???

2005年07月04日 | ファミリー
昨日エアコンを見た後、ペットショップに寄った。
そこでみたもの、それは“しまりすベィビー”達であった。
「かわいい!!!」
前々から、動物をみても決して自分の意見を発しない息子が
一目みるなり言った。
「自分が面倒みるから飼いたい!」
と、信じがたい言葉まで続けて言った。
確かに、確かに、かわいい♪
たまたま前の日に娘も“しまりすかわいいから飼いたい”と言っていたのを
速攻却下していたのだが、息子が言い出したのである。
だんなまで、「鳥かごでいいのか?」と言い出した。


以前我が家はウサギ達を飼う前、ハムスターを飼っていた。
1匹めは天寿をまっとうできたが、それ以後飼ったハムスター達は
みんな天天が原因で怪我を負い、それが元で早死にさせてしまっていた。
が、天天すべてが悪いわけでなく、ハムスターがケージから脱走する原因を
当時遊びにきていたよその家の子供達が作っていたのだが、私がそれを防ぐことが
できなかったのだ。
当時うちの子供達は息子小1、娘年中、遊びにきて出入りしていた子供達も
小1、注意しても注意してもわかる年齢でなく、何度も同じ事の繰り返しだった。

“死”というものを実感できてなかったんだと、今になってみればわかるような
気がするのだが、ハムスターがそうやって“いなくなる”たび、子供達は“次”を
ほしがり、根負けしただんなが新たに買ってきたりして、何匹あの世とやらに
旅立たせてしまったか・・・、結構つらい思い出だったりする。

“死”というものを子供達が実感してくれたのは、飼いはじめてから3週間で
旅立ってしまった黒うさぎの“きららぴょんきち”だった。

ハムスターがそうやって天天の標的になってしまい、何度旅立たせても
わかってくれない子供達、そんな時出会ったのが黒うさぎの
“きららぴょんきち”だった。
なんで“きららぴょんきち”って名前なのかというと、うさぎのオスメスの
判別というのがとても難しく、もう少し育ってオスメスの区別がついたら、
“女の子だったらきらら、男の子だったらぴょんきちにしよう”と
家族4人で話し合っていたのだ。
結局、オスメスわからないまま旅立ってしまったので未だに
“きららぴょんきち”なのである。

ある日、ペットショップで出会った黒うさぎの“きらぴょん”、
うちの子供達は言った。
「この子が我が家にきてくれるなら、ハムスターはもう飼わなくっていい。」と。
だんなも私ももちろん大賛成だった。

このきらぴょん、ほんとうにほんとうにかわいかった。
ケージから出せば人の後をぴょんぴょんついてまわり、抱っこすると
気持ちよさそうに目を閉じ、おとなしくぴたりとはりつき、餌はなんでもよく食べて、
思い出すたび、涙がうるうる。

きらぴょんは瞬く間にうちに遊びにくる子供達のアイドルになった。
動物嫌いの子もきらぴょん会いたさにうちにくるようになった。
もともと子供達がよくきていたが、さらに常に5,6人はいるような
状態だったりした。
が、そんな日々は長くは続かなかった。
きらぴょんは、ある日突然旅立ってしまった。
天天が原因ではない、誰かの不注意でもない、突然の旅立ちだったのである。
(せめてもの救いが突然の旅立ちの瞬間を目の当たりに見ていたのが私だけだった
事か?子供達はある程度時間が経ってから知った。)

あとできいたのだが、うちにきていた子供達のひとりが
泣いて家に帰ったそうである。
心配したお母さんが「なにかあったのか?」ときくと
「きらぴょんが死んじゃった!」といってずっと泣きとおしだったそうである。
ちなみにその子は“動物嫌い”で知られている子供だったりした。
他の子供達も「きらぴょんの骨壷みせて」といってきたりした。
理由をきくと「手をあわせたい」とのことだった。
実際、骨壷のおいてある部屋に手を合わせて帰る子供達も何人かいた。
こんなそんなで、ハムスターの時とはあきらかに違ううちやうちに遊びにくる
子供達だった。
(そんな我が家になぜ今うさぎ2匹がいるか、その話はまたの機会)


息子はきらぴょんとの別れ以来、一度も自分から
“動物飼いたい”と言ったことがなかった。
“火の粉が自分に降りかかるのが嫌”なのもそうだが、
実はこの別れが尾をひいていたりする。
その息子が自分から“飼いたい”と言い出したのである。
傷が癒えてきたのかと、だんなが肩をもつのもわかる気がするのだが、
いろいろ考えると母はどうしても同意できなかった。
「1日考えて、どうしても飼いたいなら飼えば?」と母は言った。
私はどうしたって、これ以上動物が増えても面倒はみてやれないし、
だんなも一杯一杯である。
息子は素直に私の意見に従った。
そして、家に帰ってから彼は黙ったままである。
考えているのか、忘れ去っているのか、いまいちよくわからない
息子であった。

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2 コメント

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リス、昔買っていました~ (ひろちぷ)
2005-07-04 16:33:12
しかし、ベイビーよりもでかくなってから購入したのでなつかなかった…

初めてみたときは、ベイビーだったのに、母を説得するのに2ヶ月。買いに行ったときは、中学生くらいのシマリスになっていたのだ(笑)

掃除のとき逃亡されて、家の中で行方不明になること2週間。

タンスの裏側に大穴を開けて、巣を製作していました。(その間は、えさを皿に入れて出しておきました)

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ぎゃはは♪ (びび)
2005-07-05 05:57:32
ベィビーじゃないとなつかないのか・・・。

ひたすら黙ってる息子、返って気になる母。

ハムスターとしまりす、どちらが逃げ足速いんだろうかとくだらない事が気になったかも。



巣をつくってそこに永住したのかな???(その後が気になる)

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