マンションのペットライフ

限られた空間で、いかにして“家族”がまあまあ暮らせるか・・・、ない知恵絞っていこうと思います。

ごまちゃんの思い出 1

2005年09月04日 | ペットたち
話は去年の夏に遡る・・・。

突然娘が「かわいい白い小鳥を飼いたい!」と言い出した。
娘は私が喜んで賛成してくれると思い込んでいたらしい。
ところが母は烈火のごとく怒ってしまった。

「これ以上、私の負担がふえてたまるか!!!!!」

今思えば、ほんとに大人気なかったのだが、他の動物達の世話が
きつかったのだ。
が、娘はもうお目当ての小鳥がいて、頑として譲らなかった。
その様子をみていただんな、私の怒り方に腹を立て、いっしょに
買ってきてしまったのだ、娘お目当ての白い十姉妹を・・・。
鳥かごや小鳥代は娘の小遣いからすべて出させはしたのだが。

ほんとうに話をよくきいてやればよかったと、今更ながらに
後悔しているのだが、実は娘、白文鳥と十姉妹の区別がついて
いなかったのだ・・・。
娘はその買ってきた“白い小鳥”を “懐く小鳥=文鳥”だと
思い込んでいた。

十姉妹はご存知の方が多いと思うが、あまり懐かない上に
1羽で飼う品種ではないのである。
夏にうちに来たその子は、日々弱り、娘は娘なりに世話をし、
だんなも影であれこれ手をつくし、私もこっそり様子を見ていたが、
夏から急に秋めいてしまったある日、枝から落ち、そして
そのまま、朝、永遠の眠りについた。

娘はおいおい泣いた。
“自分がちゃんと世話しなかったからだ”と。
が、小2にしては一生懸命していた。それに、だんなも私も
影で手伝ってやっていた。
こういってはなんだが、その子に生命力がなかったんだと思う。

“ランは悪くないんだよ”と、何度も諭したが、
娘のショックは当然そう簡単に消えるわけもなく、しばらく
暗い顔をしていた。

そんな時だった、私がゴマちゃんと出会ったのは・・・。
                     -つづくー


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