太った中年

日本男児たるもの

挫折の検証

2009-08-27 | weblog

長期的関係の呪い

きのうの記事の続きだが、日本の自殺率がなぜこれほど高いのかというのは、かなり深刻な問題だ。それが「失われた20年」に増えたことから考えても、いま日本社会が直面している変化を象徴しているように思われる(テクニカルで長文)。

(池田信夫blog 以下、長いので省略)

上記は池田センセが日本の自殺率の増加について論じたモノ。日本は一度失敗すると二度と立ち直れない社会的規範=強固な村八分社会であることを指摘している。ホリエモンが仮に最高裁で有罪判決を受けた場合、嘗てIT産業の寵児だったことは消し去られ、残りの人生は犯罪者としての烙印を押されるワケだ。それを踏まえて、前エントリー、タガログ語によるマルチプライへの投稿は一度も投稿することなく挫折した。手間が掛って面倒なだけでタガログ語の学習にならないことがよく分かった。ストレスが溜まっただけだ。村八分社会なのでもう二度と立ち直れない、と自分に言い訳をしたところで、以下を検証。

 

挫折:事業や計画などが途中で駄目になることや、そのために意欲をなくすことを指す。

 

挫折をチャンスに変える5つの心得 - All About

挫折にあったら、冷静に自分の人生を見つめなおそう

挫折を契機にその後の人生をプラスに転換させるのも、マイナスの底に埋没させるのも、あなた次第。では、プラスに転換するには、どんな具体的にどんなことに注意すればいいのでしょう。以下の5つのポイントを参考にしてみましょう。

その1) あわてて行動を起こそうとしない
挫折にあったときには、しばらくはむやみに動こうとしないことが大事。つらくても動向を見ながら、この逆境から何を学ぶべきなのかを考えます。

その2) 憎しみを引きずらない
誰かによって挫折に陥れられた場合、いつまでもその人を恨まないこと。また、自分より成功している人をねたまないこと。憎しみの気持ちを引きずっていると、この逆境から何を学ぶべきか、どう対処したらいいのかが、見えなくなります。また憎しみをバネにして行動を起こそうとしても、長い目で見ると幸せは得られません。

その3) 見直すべきポイントをチェックアップする
挫折に陥ったのは、自分に何らかの非があった証拠。見直すべきポイントは何かを、洗い出します。このとき、自分を反省することなしに、人や境遇、環境のせいにしてばかりいると、それ以上の成長は得られません。

その4) 次の挑戦のために研鑽する
自分に足りないところがわかったら、それをどう克服できるか、考えてみましょう。また、それと同時に自分なりの魅力を発見し、伸ばしていく努力も必要です。

その5) 十分磨かれてからチャンスに生かす
自分が十分に磨かれてきたら、それを生かすチャンスを待ちます。十分に成熟していないうちに生かそうとしても、大きな飛躍はできません。あせってすぐに結果を出そうとしないこと。また、チャンスが見つかった後も、自分を磨く努力は怠らないことです。

(引用以上)

ガイドの大美賀直子さんをプロフィールで見る限り一番苦手なインテリオバサン。だからってワケじゃないけど上記5つの心得はそう上手く役立つのかな。その1とその2はまあいいとして、問題はその3。「自分を反省することなしに、人や境遇、環境のせいにしてばかりいると、それ以上の成長は得られません」は冒頭池田センセの「二度と立ち直れない社会的規範=強固な村八分社会」の考え方が欠落している。果たして環境のせいで自殺に追い込まれるような挫折の場合、5つの心得に有効性はまったくない。「イヤ、そんなことは想定していない」と言われればそれまでだが、5つの心得で挫折による最悪の事態を回避出来ないのなら結局それは気休め程度の取るに足らないモノだ。さらに、どうでもいいような太った中年の挫折も最後の「自分を磨く努力は怠らないことです」なーんて歯の浮いたことをアンタみたいなブスなオバサンに言われたら、役に立つどころか余計にストレスが溜る。これってホントだぞ。


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