愛煙家の多事総論

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乱れる日本語?

2005-07-14 23:11:13 | 国内情勢
まあタイトルには「乱れる~」なんて書いたものの、俺自身の日本語が乱れまくっているために他人のことなど偉そうに言えないんですが・・・


迷ったら「ビミョー」96% 文化庁の語世論調査

まあこれに関しては「乱れる」とは言えないと思う。

日本語は世界で最も進化を遂げる可能性のある言語、なんてどっかの白人学者が言っていたが、実際日本語は凄い勢いで新語が作られる。
無論、作られた新語の全てが浸透するわけではないし、そのほとんどは廃れていくが、それでも他言語に比べたらかなりのペースで新語が作られていくことに変わりはない。

そしてその新語には様々な意味が付加され、とても使い勝手の良い言葉となりうる。
それが「微妙」であり「ヤバイ」だろう。
でも4,50代でも使用頻度が高いのにはびっくりしたなあ。


そして先ほど引用した言葉の白人学者はこうもいった。

「しかし日本語は世界で最もややこしい」

自分の敬語に自信ない4割 文化庁の国語世論調査

自分も自身がありません。それも全く。
はっきりいって尊敬、謙譲表現はややこしすぎる。小中学生のころに学んだ記憶があるが、さっぱり理解できなかったのを覚えている。
丁寧語だけでいいじゃねーか!何度そう思ったことか。

そしてこれ。

「青田買い」→「青田刈り」など、中高年ほど“誤用”

これこそ日本語が乱れる、ということだろう。

まあ確かに汚名挽回でも青田刈りでも言わんとする意味は通じるんだけどね・・・

っつーか天下の宝刀?なんて使う人見たことも聞いたこともないぞ。

また、汚名挽回は

失ったものを取り戻して、もとの状態にすること

が挽回の意味なので、結果的に

汚名を取り戻す

という訳の分からん最悪な勘違い使用となるのだが、青田刈りは記事中にもあるように誤用とはいえない。

というか青田買い、青田刈りの語源は未だに諸説あって定かではない。

戦争時、敵の領土の「青田」を刈ることで戦力を削いだ「青田刈り戦法」が実は青田買いよりも早い起源とも言われている。



言葉は変化していくものである。それは確かなことだし止めることの出来ない流れではあるが、明らかに意味の違った誤用がまかり通るようにはしてはならないと思う。

まあ、100年後には「汚名挽回」が常用語となっているかもしれないが。

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