愛煙家の多事総論

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美しい日本語って何?

2006-09-28 16:34:26 | 国内情勢
伊吹新文科大臣が「英語よりも日本語を学ぶべき」と発言。

<伊吹文科相>英語必修に慎重な考え示す

確かに、英語よりもまず国語である日本語を学ばせるべきだとは思う。実際、最近の若者の言葉の乱れは酷いからなぁ・・・。
この前も、深夜のコンビニの前にたむろしている若者が

「あ、それあれでしょ?やべくねえ?マジやべーよ?だってそれであれだろ?」

と、暗号みたいな言葉を交わしていた。
まあ、仲間内での会話ならそれでも良いのだが、時たまファミレスで、そういった言葉遣いで店員を困惑させているのも見たりする。
正しいかっちりした日本語を使え、とまでは言わないが、最低限意味の通じる日本語を使って欲しい。

コミュニケーションの最大の手段である「会話」。
我々は日本で生まれ、日本で暮らしていくのだから、やはり日本語を基礎にするのは当たり前だろう。だからこそ、しっかりとした日本語教育が必要だとは思う。

そういった意味では、彼の発言は一理ある。

が、グローバル化が進み、海外企業に就職することも珍しくなくなった今、世界共通言語とされている英語を早期から学ぶのは、またそれはそれでとても必要なことだと思う。海外旅行も増えているし、異文化コミュニケーションをする際にも英語を知っていれば何かと役立つ。
また言語というものは、子供のうちに覚えておくのが一番良いという。

そういった意味では、折角の英語教育の機会をなくす、という趣旨の彼の発言は余り宜しくない。


日本語と英語・・・。
教育というものは、未来を作る礎であるから、こういった問題には鉈で叩き割るように取り組むではなく、もっと慎重に取り組んで欲しいものだ。



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