家にスッポンが来ました。
脊索動物門 Chordata
脊椎動物亜門 Vertebrata
爬虫綱 Reptilia
カメ目 Testudines
潜頸亜目 Cryptodira
スッポン上科 Trionychoidea
スッポン科 Trionychidae
スッポン亜科 Trionychinae
キョクトウスッポン属Pelodiscus
で、
スッポンPelodiscus sinensis(Wiegmann, 1835) (シナスッポン、ニホンスッポンなどとも)
上野はアメ横のアンダーグラウンドに行って、カタコトの日本語話すオッチャンから買ってきたものです。
勿論、食・用☆
約1kgで¥4500なので、ま、相場くらいか。
以前実験中にμちゃんとかδとかが俺ん家で鍋パーティやろうとか言い出して、
最初しばらく拒否ってたんだけど…
誰かが「まる鍋」と囁いたせいで、"まる鍋→スッポン→美味くて栄養あってカメ類→ピーン!"
と、スイッチが入ってしまったわけです。
双弓類diapsidaとか単弓類synapsidaとか、頭部発生への神経堤細胞neural crest cellsの関与とか、
それ関連でカメ類の系統気になるとか言ってる割にはあまりこいつら自身の体制を理解していないので、勉強にもなる。
ですが、一先ずはこれから約1週間は共に暮らす友人なので「神月ポンノスケ」、通称「ポン太」と名付けました(多分♀だけど)。
いやぁ~可愛い!
そしてやっぱり凶暴!と言うより音などに敏感で臆病なだけなんだけど、
結構素早く動いて噛み付いてきます。勿論、「雷が鳴るまで放さない」のは迷信ですけどね。
最初水槽に入れてたんですけど、なんか窮屈そうで可哀想…
&フーフー鼻息荒く壁面をキィキィ引っ掻いてましたので、「これは俺が安眠できねぇ!」と思い…
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お風呂を空け渡しました。(栓に付いてるチェーンは切れてる…そのうち直さなきゃなー)
し…週末になったら鍋にしてやるからなっ…!
p.s.:たぶん♀とか直感で言いながら、実は♂と判明。うわー恥ずい!
腹の甲がへっこんでるのが♂(交尾時に♀の甲に乗るからね)。
尻尾が大きく、根元が膨らんでるのが♂(生殖器が収納されている)。
LINK1→hansel und gretel: 捌きの前夜
LINK2→suppon -wakare-: ポンノスケとの別れ
LINK3→suppon -skeleton-: 骨格標本
怖くてなかなか触れられませんでしたけど、2週間手元において知人宅に持ち込んで捌いてもらいました。解体作業を見ての私の感想は貴方と余りにそっくりで驚きました。
ちなみにオスで「ポン吉」と名前をつけたのは完食後でした
そりゃあなかなか巨大ですね。
馴れれば可愛いものですけれど、
2週間も同居したならば、さぞかし情も移ったことでしょう…
やっぱり名前には「ポン」が付きますか(笑)