前回の投稿から、おおよそ3年と少しになるでしょうか。なんとか博士号を取得し、えっちらおっちら研究を進めております。忙しさに追われる日々ですが、ま、なんとか好きな研究はできているし、充実。…特に内容はありませんが、更新してみました。 . . . Read more
こういったまとめブログの情報の出処はよく存じないのだけれど(2チャンネル、でいいのかな?)、当weblogのクロフジツボ(Tetraclita japonica)の写真がこちらの記事から断りなく用いられていますね。http://himasoku.com/archives/51808626.htmlhttp://vippers.jp/archives/7362503.htmlhttp://sonic . . . Read more
ニホンヤモリ Gekko japonicus (Duméril & Bibron, 1836) を発見。ニホンヤモリなんて名前をもってはいるが(種小名もjaponicusだが)、日本固有種ではない。むしろ、日本においては原生林などに生息せず、民家やその周辺に適応していることなどから、 大陸からの外来種だと考えられることが多い。もっとも井守に対して"守宮"と呼ばれるように、渡 . . . Read more
しばらく前のことですが、『東京国際ミネラルフェア(Tokyo International Mineral Fair: TIMA)』に行ってきました。鉱物そのものには残念ながらさほど興味がないので、私はもっぱら化石目当てです。大規模なミネラルショー、ミネラルフェアに参加したのは初めてなのではないかなぁという今回、ほとんど化石にしか注目しなかったものの、どこの出展もなかなかに見応えがありました。しかし . . . Read more
→01:からつづき.... バクトロサウルス・ジョンソニ(Bactrosaurus johnsoni)。 後期白亜紀の鳥脚類(Ornithopoda)である。一見イグアノドン(Iguanodon)にも似たような顔つきをしているが、上顎歯の特徴などから、より派生的なグループに含まれる。 ガリミムスの一種(Gallimimus sp.)。手前はインゲニア・ . . . Read more
『大恐竜展 in 東京タワー - 福井県立恐竜博物館コレクション -』
に行ってきました。 もちろん会場はこちら↓ 先の地震で先端が少し曲がってしまったとか・・・ちなみに今回の展覧会は、名称にもある通り、福井県立恐竜博物館の収蔵標本が中心です。福井に行けば大半は常設展で見られるのですが、これはこれで。普段展示されていない(だったはず . . . Read more
ハリウッド実写版『AKIRA』の監督がまた降板になったとか…。個人的には見て見たいんだかなんだかな実写化ですね。もちろん大友克洋の原作も大好きなんだけど、映画版も好きです。大友作品で「評価しろ」と言われたら『童夢』を挙げるんだけど、「好きなのはどれ」と言われたら『AKIRA』だなぁ…。『fireball』とかも好きなんだけど。初見はなかなか衝撃だった。この作品は、漫画を . . . Read more
この時季になると、少し歩くだけでたくさん動物が見つかるようになって楽しいですね☆改めて自分のNaturalist志向を思い知るこの心躍るワクワク感。公園などを3-4時間ほど歩くと、なかなか素敵なサファリパーク気分になれます。以下は兵庫県明石市明石公園から一部。ニクバエの一種。 ツツジから蜜を吸うキアゲハ。 ヤエザクラ。 "ヤエザクラ(八重桜)"は生物種の名称ではなく、"花弁がいっぱいあ . . . Read more
→:01からのつづきコウベモグラの全身骨格標本。Mogera wogura (Temminck, 1842) モグラ君の解剖学的特徴は、その全てが地中生活に特化していると言っても過言ではあるまい。ガッシリした骨格に支えられた弾丸状の体型、狭い穴の中で前進・後退しようと引っ掛からない短く放射状に生えた柔らかい体毛、そして何よりこのシャベルのような前肢!(関係ないけど、"シャベル"と"ス . . . Read more
コウベモグラの全身骨格標本。Mogera wogura (Temminck, 1842) 脊索動物門 Chordata 脊椎動物亜門 Vertebrata 顎口類 Gnathostomata 硬骨魚類 Osteichthyes 肉鰭類 Sarcopterygii&nb . . . Read more
すっかりクロヤマアリの働く季節ですねぇ。最近はようやく新しい(?)実験を思いついたので、その辺の準備を色々してをります。うまくいくといいんだけどな。今年度の学会の参加申し込みも続々と行われていますね。私も常連の、に加えて、今年は国外でも発表する予定です。色々頑張らなくっちゃ。 . . . Read more
タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus (Kner, 1866) …と思われる… の透明骨格標本。 透明になってしまったが、産卵管があるので♀。 ってか少々染色の具合がイマイチである(^^;)。脊索動物門 Chordata 脊椎動物亜門 Vertebrata 顎口類 Gnathostomata 硬骨魚類 O . . . Read more
そういえばすっかりここに書くのも忘れておりました。無事、なんとか修士(雑学)・・・ならぬ修士(理学)の学位を取得いたしましたによって、ご報告いたします。支えてくださった皆様に感謝m(_ _)m。して、本年度より博士(理学)を修める3年間の始まりです。長いようで矢の如く過ぎゆく3年でしょうが…また、邁進してゆきます故、応援よろしくお願いいたします。この年度末-年度初めは実に様々なことが . . . Read more
『大英博物館 古代ギリシャ展 THE BODY 究極の身体、完全なる美』に行ってきました。 http://www.body2011.com/ 久々に良い展示会を楽しみました。目玉はミュロン(Μύρων)の円盤投げ(Δισκοβόλο&sigmaf . . . Read more
ニュース観て驚いたんだが、鼻行類の新種が記載されたらしいですね。ただし、今回のは生体が見つかったわけではなく、Einar Pettersson-Skämtkvistにより採集された、大量のホルマリン固定標本の中からの再分類とのこと。 ただ論文としては、いまひとつ説得力がないと感じました…。 すでに「ニセトビハナアルキモドキダマシ」なんて揶揄も出回っているようです(^^;)脊 . . . Read more