一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

「荻窪の枝垂桜」

2006年04月01日 12時13分40秒 | 平和な世界(緑地公園編)
桜を詠んだ歌の中で、最も好きな一首は西行のものです。 春風の 花を散らすと 見る夢は        覚めても胸の 騒ぐなりけり この歌は、小林秀雄の『私の人生観』で初めて知ったのですが、まるで、春風に散る花びらが降って来るような感覚におそわれました。それにも驚いたのですが、後に続く小林秀雄の文章に「まるで虚空から花が降って来る様な歌だ」と書いてあり、再び驚いたのが深く印象に残っています。 さ . . . 本文を読む
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