弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

その、紐づけ・・・気になる・・・。

2019-11-09 | 弁護士のお仕事(V版)。

家庭裁判所の調停に伺い、

調停員のお手元にあるファイルを ちらっ と見た時の話でございます

私もたくさんの調停を経ておりますので、

分かってはおります。

分かってはいるのですが・・・、


「今回の調停は1個なので、ファイルは1冊ですよね!?!?

 そのファイルの下に紐づけされている、そのファイルは何ですか~~~




え???なにごと???

えっと・・・。

1種類、つまり1個だけ調停を申し立てると、ファイルは1冊なんだね?

つまり、

2種類、2個の調停を申し立てると、ファイルは2冊になるんだね?




そうそう、そうなんです。

ところが、

1個だけの調停なのに、ファイルが1冊じゃないことがあるんです。




へ?どういうことだ???



私の中では、ナゾルールなのですが・・・。

以前に、同じ裁判所で調停を行った歴史があると、

         前の時の調停の資料が、紐づけされているんです!!!!!

私は詳細は分かっていませんので、

何年前まで遡るのか等は知らないのですが、前の調停の資料が紐づけされていることは、確認済です



裁判の場合、

前の裁判の記録が紐づけされていることはないので、

とても違和感があるんですよ~~~

ですから、

代理人はファイルの数に注意して(依頼者の方に前の調停の内容をよく聞いて)、

場合によってはそのファイルの中を閲覧・謄写する必要があります





弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP