家庭裁判所の調停に伺い、
調停員のお手元にあるファイルを ちらっ と見た時の話でございます
私もたくさんの調停を経ておりますので、
分かってはおります。
分かってはいるのですが・・・、
「今回の調停は1個なので、ファイルは1冊ですよね!?!?
そのファイルの下に紐づけされている、そのファイルは何ですか~~~」
え???なにごと???
えっと・・・。
1種類、つまり1個だけ調停を申し立てると、ファイルは1冊なんだね?
つまり、
2種類、2個の調停を申し立てると、ファイルは2冊になるんだね?
そうそう、そうなんです。
ところが、
1個だけの調停なのに、ファイルが1冊じゃないことがあるんです。
へ?どういうことだ???
私の中では、ナゾルールなのですが・・・。
以前に、同じ裁判所で調停を行った歴史があると、
前の時の調停の資料が、紐づけされているんです!!!!!
私は詳細は分かっていませんので、
何年前まで遡るのか等は知らないのですが、前の調停の資料が紐づけされていることは、確認済です
裁判の場合、
前の裁判の記録が紐づけされていることはないので、
とても違和感があるんですよ~~~
ですから、
代理人はファイルの数に注意して(依頼者の方に前の調停の内容をよく聞いて)、
場合によってはそのファイルの中を閲覧・謄写する必要があります
弁護士 生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆
埼玉弁護士会所属
埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員
JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HPへ