Always Autumn

Letter from Perth

西オーストラリアの写真を少し~Rock編~

2008-07-16 12:53:00 | この国とかパースのお話
この前は西オーストラリアのお水回りというような写真を載せましたので
今日はRock編でロックンロール


パースに来られる日本人観光客に大人気の観光スポットと言えば、ここです。

ナンブング国立公園内にあるピナクルズ。




ここは別名”荒野の墓標”と呼ばれています。

これらの柱は大昔、木の根っこだったのです。
地下の根は、長い間の化学反応で石灰岩と化し、段々と周りの砂が吹き飛ばされ
岩と化した根の部分だけが残ったのがこれ。

それが8万年前にこの姿となったそうですから

一番背の高い物で4mあります。
下の写真の左側が、象のお尻に似ている気が・・・。



ここはパースからは車では約3時間、245kmほど北(地図上では上)に行った所です。

だいぶ前に、行きは4WD、帰りは大型バスで楽々お帰りというツアーに家族で参加したことがあります。

4WDだと、ピナクルズ近くにある砂丘の山を登ったり降りたり
ぼこんぼこん走ってくれるのでスリルたっぷり。

当時まだ7歳位だった息子は、そんな4WDに乗りながら・・・

呑気に爆睡(笑)

首をかくんかくんさせ、車の窓にゴンゴン頭をぶつけながらも平気で寝ておりました。
←それを起こさない親(笑)


パースから、今度は東(地図では右方向)に約350キロ、車で5時間ほど行きますと
そこいら辺一体が岩でできたような地域にやって来ます。

そこで、こんな奇岩も見られます。

風と雨の浸食によってできた「波の岩」ウェーブ・ロック。




ウエーブロック上には小さなコンクリートのフェンスのような物がありますが
これは、岩を伝う雨水を側にあるダムに集めるためのもの。
この辺は乾燥しているので、こういう知恵を働かせたわけですね。

ま、見た目はちょっと悪いけど・・・

ウェーブ・ロックは花崗岩でできていて、長さが約110メートル、高さが約15メートルあります。

この岩の出来上がりもゆっくりで、数十億年という実に長い年月がかかっているそうです。

今どきの言葉でいえば

まったり、また~~り?


たまにこんな場所に来てみると

うまくいかない時には、抗わず焦らず素直に時間に身を任せて待ってみるのも
人生の波に乗る一つの方法と思えるような、雄大な時の流れを感じるのです。


・・・って何となく、娘に伝えたい言葉だったり



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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんにゃー☆ (ねこMAMA)
2008-07-17 20:15:07
遊びに来ました!!

  「まったりまた~~り

早速ひとつ勉強させてもらいました
娘さんに伝える前にネコに伝わりましたッ

【ひとこと】でもまた~り精神でゆっくり行きます
(ムリかな~
Unknown (ぴぎー)
2008-07-18 07:58:23
本当そうですね。人間の一生なんて、
大自然の時の流れと比べたら
あっという間のことですものね。

急がば回れ まったりまた~り

最近てんぱることが多かったので、
私も「また~り」精神で行こうと思います。
Unknown (ビリー座長(鏡花水月))
2008-07-18 19:35:43
 初めてコメントを出させていただきます。

 オーストラリアの大地が、悠久の時間をかけて作り上げた自然の造形美。素晴らしいですね。

Unknown (あき)
2008-07-18 21:41:04
>ねこMAMA様

コメント、ありがとうございました♪

時にはほんの少しでも良いからゆっくりと
おいしいコーヒーとか
お酒でもちびちび飲みながら
目を閉じて人生について考えるのも良いかもね・・・

でも私なら眠ってしまうな(笑)

また遊びにいらして下さいね♪


>ぴぎー様

最近はいろいろあって大変なのに
がんばっているぴぎーちゃんを見て
私も元気を頂いています。

いつでも応援していますヨ♪

私も、まったりまた~り、頑張ろうかなと思います。

ところでずうずうしくも
「ちゃん」付けおよび「お友だち」扱いさせて頂いておりますけど・・・
事後承諾ということで、すみません(笑)

いつもどうもありがとうございます☆




>ビリー座長様

素敵なコメントを、どうもありがとうございました☆

雄大な自然。
そんな母なる大地に、太古の昔から人は守られて生きてきた・・・。

殺伐な世の中になってしまったけれど
今、こうして同じ大地に生きる人々が
皆、優しくて仲良しでありたいという希望は
持ち続けたいと思います。

それでは。
お時間があれば、ぜひまた遊びにいらして下さいね。





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