いよいよ初めての発表会の日がやってきた。
開場は午後4時15分だし、世帯主もいないし、昼近くになってごそごそ起き出し(笑)、少しだけ練習。
まだ緊張感はあまりない。
食事をして、ネットなどしながらボーッとしていたら世帯主からメールが。
・・・こちらは昨日から遠方の親戚の結婚式に出席のため留守である・・・
まあ、早く帰ってくれば発表会にも間に合うのだが、そんなつもりもないらしく(笑)「まだ○○にいる。がんばって!」
の短いメールが届いた。(;^^
来られるなら音係りを頼もうかと思っていたのだが、それも諦め、いざ出陣!!
早めに着いたので、「音出し室」なるものを覗いて見るも、部屋狭いし、弾いてる皆様の気迫に押されてあえなく
退散。(笑)開場までロビーで待つ事に。
今回はチェロ演奏もあるので、大きなケースを抱えている人もおり、「おおっ!(@@)」となりつつ(とにかく
外で楽器のケースを持った人にお目にかかる機会がほとんどないので)何だか本当に発表会みたいで(笑)
ちょっぴり嬉しい。(*^^*)
さて開場。注意事項などのアナウンスがあった後いよいよ始まった。自分の番の5番前の人の演奏が終わったら
楽屋に来るようにという事だったので、7番目の私は2番目の人が終わった時点で楽屋へと・・・。
途中に調弦室があって、スタッフの人に調弦をして貰う。
「そのドレス、今日のため買われたんですか?」などと(きっと緊張ほぐしてくれるために話かけてくれてるん
だろうなと思いつつ)たわいのないおしゃべりをしながら調弦完了。そのまま奥のステージそでへと向かった。
「○○さ~ん。よかった!いた!」と先生に言われてしまい、???と思っていると、そうだった、順番が
早い人は最初から楽屋にくるように言われてたんだった。(;^^A
そこで唯一の知り合い(レッスンで私の次の順番の方・・・今日の演奏も私の次なのだ)に合って、お互いに
「緊張してる?」とか「あれ?あそこの指どうだっけ?」とか「ここ寒いね。」とかおしゃべりしながら出番を待つ。
あ~、このあたりで緊張感も一層高まり、(だって皆さん上手なんですもん!この前聴きに行った他の教室の発表会
とは何だか違うんですもの。(;m;))泣きたくなってきた。
「右手首をやわらかくするのと、左手の親指に力を入れない事だけ気をつけて下さいね。」と先生に言われるも全く自信がないよぅ。
アナウンスがありいよいよ私の番だ。
舞台の真中に印が付けてあり、そこでまずお辞儀。そこまでは良かったが、バイオリンを構えて弓を持ち、
最初の音を押さえ、弓を弦の上に・・・。やっぱり震えてる、弓が。もうすでにこの時点で。
バイオリンを少し下げて始めの合図、そしてピアノ伴奏が始まった。
・・・どうにかこうにか間違えずには弾けました。が始めから終わりまで弓は震えっぱなしでした。・・・
おまけに足もガクガクしちゃうので、見ている人に伝わらないかとそればっかりハラハラして・・・。
ピアノあわせの時より弓の震えはひどかったと思う。
後で先生に聞いたら「すごく緊張してるのは伝わってきたけど、音にはそれ程影響は出てませんでしたよ。」
と慰められたけど。(笑)
終わりのお辞儀をして、舞台そでに戻ったら一気に緊張が解けた。
「この緊張感と闘わねば!」と来年の目標が決まった瞬間だった。(笑)弓プルプルはもう少し何とかしたいなぁ。
もう後はリラックス♪余裕で(笑)他の方々の演奏を聴いていた。そして最後は先生方による弦楽四重奏。
うっとり聴きながら、初めての発表会は終了へと。
さて、感想を。「道具を使う楽器の演奏は、緊張すると影響が大いに出てしまう。」のだなぁと。
例えばピアノだったら緊張してもさほど音がブルブルしてしまう事はないと思う。
弓という道具が一つ間に入るだけで、自分の緊張が弓に伝わり、それが音に表れる。
練習で弾くのでさえも難しいのに、この緊張感の中で弾くのはさらに難しい楽器なのだとしみじみ思った。
来年はもう少しましに弾けるといいけど。
**************************************************************************************
リクエストにお応えして(笑)衣装載せました。(色が水色で上がオーガンジーになっているので光ってしまって
なかなかキレイには撮れませんでした。)
表面には小さなスパンコールが斜めについてキラキラしてます。(キラキラ感を出すために暗めに撮ってます
が、あまりキレイじゃないですね。)(;^^A