案外知らない、ウィーン条約について

案外具体的に知らないのが、「ウィーン条約」についてであり、メディアも自明としてのことか、単に忘れているのか触れません。

韓国も1968年に加盟しているので、条約は当然適用されます。 国家間の約束を政権が変わるたびに覆してくる韓国ですが、これはウィーン条約27条に違反です。

 https://www1.doshisha.ac.jp/~karai/intlaw/docs/vclot.htm

第二十七条（国内法と条約の遵守）　当事国は、条約の不履行を正当化する根拠として自国の国内法を援用することができない。この規則は、第四十六条の規定の適用を妨げるものではない。

韓国がもし免罪符に用いるとするなら、第四十六条の１の後段なのでしょうか。国際法に疎いので、どなたかご教示を（素人考えでは、第四十六条に韓国のケースは該当しないと思われますが？）

第四十六条（条約を締結する権能に関する国内法の規定）

１　いずれの国も、条約に拘束されることについての同意が条約を締結する権能に関する国内法の規定に違反して表明されたという事実を、当該同意を無効にする根拠として援用することができない。ただし、違反が明白でありかつ基本的な重要性を有する国内法の規則に係るものである場合は、この限りでない。

２　違反は、条約の締結に関し通常の慣行に従いかつ誠実に行動するいずれの国にとつても客観的に明らかであるような場合には、明白であるとされる。

・・・・・・ここまで

日本大使館前における「慰安婦像」の設置は、ウィーン条約（昭和三十九年条約第十四号）第二十二条２に規定する公館の威厳の侵害等に該当して、明らかな違反です。

 

余談ですが、フッ化水素（エッチングガス）は吸入しただけで神経組織に損傷を受ける猛毒物質で、保管・管理が難しいため、1カ月分以上の在庫を抱えるのは不可能です。
韓国が、日本にやめてくれと言ってくるかたわら、えらく強気で他方法でしのげる、と息巻いていますが、無理です。

この件に関しては、文在寅大統領は沈黙を保ったまま。どう国内国外へ向けて反応していいか判断がつかず頭が真っ白状態だと想像されますが、一方反撃の材料にもならない慰安婦を康京和（カン・ギョンファ）外交部長官が国連で言い立てていて、愚かしさの極みです。

「半導体体規制は不合理で非常識な報復。わが国だけでなく日本国内でも批判の声が相当に高い」と韓国外相。

批判の声って、朝日新聞と日韓ゲンダイのことでしょうか？
日本企業が寝耳に水、もあり得ないです。昨年１０月時点で、一般人ですら何らかの措置が行われる可能性は知っていました。日本企業側は「初めて知ってびっくりした」というポーズを取っているだけです。韓国をビジネス相手としてきた側には当然の「びっくりしたふり」に過ぎません。
日本企業は判決が出た時点で、韓国政府が資産凍結措置を取る可能性に備え早々と韓国から人員削減、撤退を始めています。

http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/53553855.html

 

外相はぶち上げるその一方で「日本水産物の禁輸緩和を検討している」強気と弱気の間で、揺れてます。

今更、日本水産物の禁輸緩和と猫なで声を出しても、無駄です。

 

▼韓国政府、自らの失態をサムスンなど企業のせいにして叱りつける

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00080230-chosun-kr&p=2

日本メディアに経済報復のニュースが初めて伝わった先月30日、産業通商資源部（産業部）は鄭升一（チョン・スンイル）次官の主宰で業界関係者を交えた会議を開き、サムスン電子、SKハイニックス、サムスンディスプレー、LGディスプレーの4社の役員が出席した。複数の出席者が「産業部も事態を十分に把握しておらず、戸惑った」と話した。産業部の高官が出席者に対し「企業側はいつこの事態を知ったのか」と尋ねた際、企業関係者たちは「われわれも報道で知った」と答えた。するとこの高官は「サムスンやSK、LGは日本に支社もあり、情報も多いはずなのに、事前に動向を把握できなかったのか」と述べたという。ある出席者は「『企業が先に把握して政府に報告すべきなのに、その役割を十分に果たしていない』と言われているように思えた」と話した。

翌1日の対策会議でも状況は同じだった。鄭次官が「WTOに提訴する」「（輸出規制の対象素材を）国産化しよう」と対策を提案したが、企業関係者は「その通りだと調子を合わせることができず、ただ黙って聞いていた」と話した。 

・・・・・ここまで 

米国側からの反応は皆無に等しく、容認ないしは放置の構えでしょう。
欧州も同じく。一般人のコメントでは「韓国これからさあ大変」が主流です。

 

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祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え