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My Funny Valentine / ミッシェル・ファイファー映画『恋のゆくえ』

2008年05月21日 | ピアノ・インスト・サントラ
 マイ・ファニー・ヴァレンタイン、多くの歌手がとりあげるスタンダードの名曲。シンプルなピアノをバックに、映画「The Fabulous Baker Boys」(邦題:恋のゆくえ)でミッシェル・ファイファーがデイブ・グルーシンのアレンジで素適に歌います。サントラもグルーシンが手がけ、映画の雰囲気とピッタリの大人の音楽になっています。
 学生の頃、この映画をみました。もともとピアノという楽器が好きだったので、ピアノもエッセンスの一つのこの映画はすぐにフィットしました。ピアニストの兄弟とミッシェル演じるセクシーな女性歌手との微妙な関係を描いたもので、そこに兄弟愛や、現実と夢の葛藤、恋などが、グルーシンのBGMとからみとても雰囲気のある素適な映画になっています。。間があるというか余韻があるというか。ド派手なハリウッド系も大好きですが、雰囲気のある映画も好きです。雰囲気のある映画ってやっぱ音楽がいいんですよね。
 曲はラストで静かに流れていく。3分ちょっとの曲ですがあ、ステレオでカーステで。ヘッドホンで今まで何回聞いてきたことでしょう。ピアノの音色がとても美しく、情感もある。そしてミッシェル・ファイファーのボーカルがまた素晴らしい。何度聞いても飽きのこない曲の一つです。ピアノとデュオしてるよう。ミッシェルは映画の中でも、いくつかスタンダート曲を歌ってますが、サントラに全部収録されてないのは残念。
 この曲はグラミーでも最優秀アレンジメントをとります。(ジャム&ルイスも同部門ジャネットのRhythm Nationでノミネートされてました)サントラも最優秀インスト映画アルバムを受賞。こういう素晴らしいサントラが正当に評価されるのも素晴らしい。

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