オーケストラのチューニングをサンプリングしコンピュータ処理で作曲した坂野の「チューンナップ」をHPのフロントに掲載しました。ぜひお聴き下さい。尚、この作品は2005年10月におこなわれた岐阜大学芸術フォーラムで初公開されました。
腰痛がどうやら「ぎっくり腰」に変化したらしく朝から激痛に悩まされる。もーどうなっておるのだ。年か!ひーひー言いながら、午後よりユニオン主宰のBodyMapのワークショップに出かける。どんなものかというと演奏する時の姿勢や息の流れについて考え、(ここが面白いところなのだか)良い音や演奏へ結びつけるためのものだ。最後に各自が自分の楽器を持ち実際にチェックを受ける時間があった。色々な楽器の参加者が居たのだが、僕はなにか面白い物がいい、と思い鍵盤ハーモニカでチェックしてもらう。講師の長井さんも鍵ハモは初めてだったらしく(アメリカ仕込みなので)楽器の構造や演奏方法を調べながら「一番自然で身体にあった演奏スタイル」を一緒に考えた。関節や、使う筋肉の向きを参考に鍵ハモの音が一番自然に出るポイントを探る。面白い。やっぱりこういう時は歯痛も腰痛も忘れていた。