barbaraunfufu

Burro nombrado, burro presentado.

キューバ、中国、ベネズエラの間がら

2005-02-15 07:11:52 | Cubang! Bang!
フィデル・カストロ首相は「キューバ国家は中国、ベネズエラとの貿易により不死鳥のように復活した」と述べた。

 カストロ首相はハバナで開催されたアンチ・グローバリズムの大会に42ヶ国から出席した1200人の経済学者を前に、約6時間に渡って演説した。キューバは国家統制政策を続けること、そして「われわれはますます革命的に変化していく」と述べた。また「今は亡きソビエト連邦とヨーロッパの同盟国との経済的な関係は実体のないものになった。太陽は水平線に沈んだのだ」とも言った。その結果1990~1993年までキューバの国益は40%減少した。しかし現在彼によるとキューバは「中国とボリバルの革命(ベネズエラ)という名の新しい原動力を手にした。」
 キューバは年間約7万5000トンのニッケルを産出しており、世界第3位。中国国営の会社ミンメタル社はニッケル生産のためにUS$5億を投資。4年後にはキューバのニッケルとコバルトの生産量は約2倍に、ニッケル鉄の生産量は6万8000トンになるというのだ。
 もうひとつの原動力、ベネズエラは大統領ウーゴ・チャベスが石油の供給を申し出ており、カストロはこれに感謝の意を述べた。ベネズエラが一日5万3000バレルの石油を輸送するかわりにキューバは医師と教師をベネズエラに送り込むという条約を両国は2002年に結んでいる。今年内にキューバ人1万人がベネズエラに渡り、総計2万人が任務につくという。
 一時期カストロは米国ドルの使用を認めたこともあったが、今後は経済の中央集権化の政策を進めることを明らかにした。
 さらにカストロはハバナ市街を1950年代のアメリカ車で巡回する個人タクシーを批判。ロイターによると国家元首は、タクシー運転手たちは「法外な」料金を客に請求している、と述べたという。
 
*BBC MUNDO 2005/02/12
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/latin_america/newsid_4260000/4260831.stm