オスカル・デ・レオーン逮捕

　ベネズエラのサルサ・ミュージシャン、オスカル・デ・レオーンOscar D'Leonが、ロコンビアのカルタヘナCartagena市内での公演に参加しなかった契約不履行の詐欺罪で逮捕された。
　世界のソネーロ、サルサの悪魔、サルサのライオン・キングとして知られている彼はコロンビア・カリブの都市バランキージャBarranquillaで月曜の夜にボゴタBogota行きの飛行機に搭乗する際、捕らえられた。その後カラカスCaracasに飛ぶ予定であった。
『泣くだろう"LloraraÅLs』『後悔で君が遠くなるLaÅLstima que seas ajena』『彼にA El』『君の道をゆけSigue tu camino』などのナンバーを歌うベネズエラ人歌手は公演契約不履行事件に巻き込まれるのは初めてだという。
　61才のミュージシャンは、バランキージャのカーニバルの期間であった先週末いくつもの公演を行った。彼とともにマネージャのルイス・メンドーサ・ピトレLuis Menzoza Pitreも逮捕。現在カルタヘナの検察庁に拘束されている。
　「悪気があったわけでもないし、不履行したかったわけでもない」とデ・レオーンは語っている。ブレイクするまではタクシーの運転手だったことで知られる彼は、カルタヘナの公演については前金をマネージャーは受けとていないと明らかにした。
　しかし主催者のひとりは先週の金曜日のカルタヘナ、トロス広場においての公演についてマネージャと契約し、見合う前金を渡したと語っている。祭をオーガナイズした会社はデ・レオーンの不在に聴衆はイスやその他のものを破壊したことを明らかにした。

*YAHOO MEXICO 2005/02/08
http://mx.news.yahoo.com/050208/2/1cxvi.html