中国映画週間6本目。TOHOシネマズシャンテで『上海キング(上海王)』を観る。
清朝末期から中華民国初期の上海マフィアの抗争劇です。組織名は公式パンフの解説では秘密結社「洪深得門」と書いてありますが、ネットではでてきません。洪門(洪幇)と青幇というのはきいたことがあります。上海の暗黒街を牛耳った組織ですね。その3代の親分と関係があった女性、つまり「極妻」の視点から描いています。結論からいいますと、わたしはだめでした。まるで、連続ドラマのように次々とお話は進み、もりだくさんのエピソードはあるのですが、ついていけません。登場人物の誰にも関心がもてませんでした。
でてくる役者にインデペンデント系の映画で知った顔が多かったのには驚きました。主人公の若い頃を演じたリー・モンはジャ・ジャンクーの『恋の手ざわり』、やや長じた頃のユー・ナンは『トゥヤーの結婚』が印象的でした。ボス1号フー・ジェンはチャン・ユアン監督『東宮西宮』、ボス2号チン・ハオはロウ・イエ監督『スプリング・フィーバー』。こういう役者たちが力をつけてきたということですね。
これでわたしの中国映画週間は終わり。個人的には、全体として若干残念な内容でした。これなら映画館で観逃している作品を観たほうがよかったかな。今回の目玉作品『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』は28日から劇場公開ですからそちらで観ます。
そして明日からは東京国際映画祭です。わたしはあさってから出動。
清朝末期から中華民国初期の上海マフィアの抗争劇です。組織名は公式パンフの解説では秘密結社「洪深得門」と書いてありますが、ネットではでてきません。洪門(洪幇)と青幇というのはきいたことがあります。上海の暗黒街を牛耳った組織ですね。その3代の親分と関係があった女性、つまり「極妻」の視点から描いています。結論からいいますと、わたしはだめでした。まるで、連続ドラマのように次々とお話は進み、もりだくさんのエピソードはあるのですが、ついていけません。登場人物の誰にも関心がもてませんでした。
でてくる役者にインデペンデント系の映画で知った顔が多かったのには驚きました。主人公の若い頃を演じたリー・モンはジャ・ジャンクーの『恋の手ざわり』、やや長じた頃のユー・ナンは『トゥヤーの結婚』が印象的でした。ボス1号フー・ジェンはチャン・ユアン監督『東宮西宮』、ボス2号チン・ハオはロウ・イエ監督『スプリング・フィーバー』。こういう役者たちが力をつけてきたということですね。
これでわたしの中国映画週間は終わり。個人的には、全体として若干残念な内容でした。これなら映画館で観逃している作品を観たほうがよかったかな。今回の目玉作品『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』は28日から劇場公開ですからそちらで観ます。
そして明日からは東京国際映画祭です。わたしはあさってから出動。