今日も朝から夕方まで映画。TOHOシネマズ新宿「午前十時の映画祭」で黒澤明『天国と地獄』、午後は新宿ピカデリーで『アウトレイジ 最終章』を観る。
『天国と地獄』(1963年)、何度目になるかな。今回は初めての4Kリマスター版。もう素晴らしくて、言葉がないです。物語の展開の見事さ、役者たちの魅力。実は観終わってしばらくすると、犯人の背景などいくつかの ? はでてくるのですが、点数をつけると、文句なしの満点でしょう。
さすが黒澤作品。すごい名優ばかりです。みなさん、将棋のコマに徹してして、「私、私、観て観て」という自己主張が少ないんです。刑事役の仲代達矢がその筆頭。彼の部下の石山健二郎、木村功、加藤武、名古屋章、土屋嘉男とみな寡黙です。ボースンはよくしゃべるか。新聞記者役も出番すくないんですが、三井弘次、北村和夫、千秋実とうるさそうな皆さんも演技抑えめ。2列めにいる大滝秀治なんて、セリフもありません。出演の脇役をならべていくと、日本の名優事典になってしまいます。
上映は昨日から始まったばかり。一昨日に予約をいれましたが、その時点でも席はわずかでした。連日満員です。『天国…』は20日まで。次も黒澤明『野良犬』4K版です。これも観逃せません。
北野武監督の『アウトレイジ 最終章』、今日の新宿は、ピカデリー、TOHOシネマズ、バルト9のシネコン3館で、計21回まわし。私が観た回もほぼ満員の盛況でした。
前作までのたけし、西田敏行、塩見三省、白竜に加え、大杉漣、松重豊、光石研、大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳、津田寛治、中村育二…。こちらもこれまでの作品も含めるとまさに現代の「脇役グラフィティ」です。今回はなんといっても、韓国ヤクザのドンを演じた、金田時男さんのコワさがすごい。川谷拓三さんの息子、仁科貴もいい感じ。
マシンガン大虐殺のパーティシーンとかは、意味もなく人が死にすぎ、と思いますが、普通に面白かったです。「世界のキタノだぞ、バカヤロー」といわれそうなので、あまり文句はいいません。
『天国と地獄』(1963年)、何度目になるかな。今回は初めての4Kリマスター版。もう素晴らしくて、言葉がないです。物語の展開の見事さ、役者たちの魅力。実は観終わってしばらくすると、犯人の背景などいくつかの ? はでてくるのですが、点数をつけると、文句なしの満点でしょう。
さすが黒澤作品。すごい名優ばかりです。みなさん、将棋のコマに徹してして、「私、私、観て観て」という自己主張が少ないんです。刑事役の仲代達矢がその筆頭。彼の部下の石山健二郎、木村功、加藤武、名古屋章、土屋嘉男とみな寡黙です。ボースンはよくしゃべるか。新聞記者役も出番すくないんですが、三井弘次、北村和夫、千秋実とうるさそうな皆さんも演技抑えめ。2列めにいる大滝秀治なんて、セリフもありません。出演の脇役をならべていくと、日本の名優事典になってしまいます。
上映は昨日から始まったばかり。一昨日に予約をいれましたが、その時点でも席はわずかでした。連日満員です。『天国…』は20日まで。次も黒澤明『野良犬』4K版です。これも観逃せません。
北野武監督の『アウトレイジ 最終章』、今日の新宿は、ピカデリー、TOHOシネマズ、バルト9のシネコン3館で、計21回まわし。私が観た回もほぼ満員の盛況でした。
前作までのたけし、西田敏行、塩見三省、白竜に加え、大杉漣、松重豊、光石研、大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳、津田寛治、中村育二…。こちらもこれまでの作品も含めるとまさに現代の「脇役グラフィティ」です。今回はなんといっても、韓国ヤクザのドンを演じた、金田時男さんのコワさがすごい。川谷拓三さんの息子、仁科貴もいい感じ。
マシンガン大虐殺のパーティシーンとかは、意味もなく人が死にすぎ、と思いますが、普通に面白かったです。「世界のキタノだぞ、バカヤロー」といわれそうなので、あまり文句はいいません。