バンビの独り言

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〈読んだ!〉「聞く力~心をひらく35のヒント~」阿川佐和子さん

2012-09-22 23:40:44 | まのび放送局
「おもしろそう!」とノリで始めた「まのび放送局http://manobing.com」。

なんとなく、ラジオ番組的な、デモ中継的な、もっとかるーい感じをイメージしてたのに、大物ゲストのみなさんに登場していただくわ、各所でインタビューするわと、なんだか大事になっちゃって、しかし、わたしはアドリブ弱いし、インタビューなんてしたことないし…
結構、毎回、ヒヤヒヤドキドキものなんですのよ。

以前は、映像会社やケーブルテレビで働いてたけど、私は「編集・CG」担当だったから、実質「インタビュー経験ナッシング」。

読解力に欠ける私は、話が分かりやすくないと頭に入って来ないし、感情移入し過ぎてうるうるしちゃうし、共感すると相づちが早くなって言葉がかぶっちゃう。

ダメダメなんす (΄◞ิ౪◟ิ)


…ってぇことで、阿川佐和子さんの本「聞く力~心をひらく35のヒント~」を買ってみました。
阿川さんといえば、あの、たけしのTVタックルで、濃ゆい出演者たちに媚びるでもなく対立するでもなくうまく交わし、面白おかしく収めちゃうあたり「すごい!」といつも思っていたのですよ。



一部、抜粋(今後のために覚え書き)。

……………

聞き手が感情移入し過ぎるのにも問題があります。
でも、ときとして、相手の話を、話だけでなく光景として受け入れてみると、自分がその人へ、あるいはそこに登場する人々へ乗り移ったかのような感覚になり、見えてくること、理解できること、疑問に思うことが新たに生まれます。

……………

「トークは生もの」
人からいい話を聞こうと思って、あらかじめカッチリバッチリ聞くことを決めて臨んでも、思い通りにいくことは、まずありません。
予定外の結果に終わることがほとんどです。
でも、だからこそ、面白いのです。

……………

※遅刻してゲストの方を不機嫌にしてしまった。インタビューがはじまると、みるみるご機嫌になって「諦めなくて良かった♡」その後…

最初のお怒りはどこへやら。
すっかりくつろいでいらっしゃる。
「ではそろそろ。ありがとうございます。」
終了のご挨拶をして、記念撮影をする段で、律儀な私はつい、
「今日はお待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした」
一言、つけ加えたのが運の尽き。
それまでニコニコしていらした師匠の顔がみるみる強張り、またもやふくれっ面に戻ってしまいました。
(中略)
過ぎ去った不快なできごとは、当人が思い出さないかぎり、黙っているに越したことはないという教訓も、重々学びました。

……………

※相手にとって「聞かれたくないかな?」、だけどみんなが知りたがってる質問に対して…

誰もが疑問に思うこと。
だからこそ「外せない」質問なのです。
(中略)
だから今回も聞かなければならない。
でも、どうせ聞くなら「お決まりの答え」にならないようにしたい。

……………

話を聞く。
親身になって話を聞く。
それは自分の意見を伝えようとか、自分がどうにかしてあげようとか、そういう欲を捨てて、ただひたすら「聞く」ことなのです。
相手の話の間に入れるのは「ちゃんと聞いてますよ」という合図。
あるいは「もっと聞きたいですねぇ」という促しのサインだけ。
そうすれば人は自ずと、内に秘めた想いが言葉となって出てくるのではないでしょうか。
(中略)
「ただ聞くこと。それが相手の心を開く鍵なのです」

……………


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