バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

イラク攻撃支持は、閣僚の議論なしでしたか (´Д`)

2010-08-28 22:39:12 | 戦争/911
8/27の朝日新聞の記事です♪
「証言を検証するイラク戦争」(池上彰)抜粋して書き出します。

恐ろすぃ~国、ニッポンだな。こりゃ~

………………



連載記事には、戦闘員と民間人の区別がつかなくなり、米兵たちがイラク人に対して無差別に銃撃する話もでてきます。

敵と見方の区別がつかなくなり、
「路上にいる者は撃て」
という命令が下る。

これは、かつて米兵たちがベトナムの戦場で体験したことと瓜二つです。

イギリスに住むイラク帰還兵は、朝日新聞記者に、こう述懐します。

「何て多くの人が無駄に死んだ戦争だったんだろう」

アメリカのイラク攻撃に対して、当時の小泉純一郎首相は、いち早く支持を表明しました。
そのとき日本政府は、どれだけの内部議論を積み重ねたのでしょうか。
驚くべき証言が、連載14回に登場します。

開戦2日目の03年3月18日、小泉首相は、記者団に対して、
「米国が武力行使に踏み切った場合は、支持するのが妥当ではないかと思っている。」
と語りました。
私たちは、事前に内閣で議論がなされた上での発言だと受け止めていました。

ところが、石破防衛庁長官は、「イラク戦争を支持する」という小泉首相の言葉を、

「その時、初めて聞いた」

というのです。

「閣僚懇談会のような場で、イラク戦争支持の是非を議論したことはない」

とも。

国際社会の支持がほとんどないままイラクを攻撃したアメリカ。
日本はどういう態度をとるべきか、さまざまな議論があったと思っていたのに、それがまったくなかったとは。

朝日の記者は、こう結びます。

「国の行方を左右しかねないこの問題をめぐり、小泉が自らの考えを明確に述べた上で、閣僚らが正面切って厳しく議論を戦わせる場面は、なかった」

「一連の流れから浮かび上がってくるのは、こうした核心の議論を欠落させたまま、政権中枢が意思を決定する、日本の姿である」

政権交代後、果たして日本政府の姿勢は変化したのでしょうか。
「核心の議論」を欠いたまま消費税弾き上げを打ち出した、管内閣の姿が二重写しになるのですが。

………………

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