うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

魔法のジョッキ

2012-06-21 22:44:53 | 雑談


6月6日から一部の店舗で限定発売されているという「キリン一番搾り 魔法のジョッキセット」を、興味本位で購入してみました。
もともとは一番搾りのキャンペーンでの「魔法のジョッキ」を狙っていたんですが、シール48枚というハードルの高さなので、とりあえず手に入れてみるかと考えた訳です。
…フタが邪魔だなぁと、当初から、現在でも思っているので、やっぱフタ無しジョッキは欲しいんですが…。
なんにせよ、夏場はすぐぬるくなるのに辟易していたので、「冷たさ2時間」も続いてくれるのは嬉しい話です。

とはいえ、値段を調べると結構高い。
ビールが4缶付いてるとはいえ、冷静に考えると「東急ハンズで似たようなの買った方がいいんじゃないか?」と思ったりもして。
でも、それだとネタ感に乏しいしねぇ。
幸い「やまや」では大幅値引きで売っていたので、ワクワクしながら買って帰ったのでした。

こういうの、使用前には当然洗いますよね?
「どれくらい冷たさ続くのかな~」と楽しみにしながらゴシゴシやって、持ち手を洗おうと握った途端に「ポロッ」と。

「は?」

・・・

「えええ~~~~~???」



あまりに綺麗に取れてて、どこに持ち手が付いてたのか分からないくらい。
「なんの罠や、これ?」
「とりあえず、このままでも使えんことはないか。」
「いやいや、本来の形してへんって、おかしいやろ。」
と、色々な考え交錯しつつ、
「まぁ、飲みながら考えるか。」と。

当然、問い合わせ先は書かれていたんだけど、何日も対応待つのも邪魔くさい。
修理試みて、それでもダメならクレーム付けるかと考えました。



まずは構造の理解。
ステンレス製の容器にナットを溶接して、そこに持ち手をネジ止めという構造です。
このナットの溶接が弱く、ポロッと取れてしまった模様。
さすがに溶接は出来ないので、ハンダ付け出来ないかと考えました。

が、もともとハンダ付けは得意じゃないのもあって、全く引っ付きません。

こうなると接着剤しかないんですが…正直なトコ、全幅の信頼を置いて金属同士を接着出来る接着剤って無いのでは?と思ってます。
(知らないだけかもしれんが)
瞬間接着剤は金属相手だと剥がれやすいというのをさんざ経験してるし、エポキシ系も爪楊枝でコリコリすれば簡単に剥がれるしで。
とはいえ、現状この2種しか選択の余地は無いので、どうにかがんばってみることに。

まず瞬間接着剤。
容器とナットが密着しないので、なかなか厳しそうです。
接してるところを点付けして、隙間は黒瞬着で埋めてみました。
一晩放置して、翌日ドキドキしながら組み立て。
ネジを締めると「ペリッ」と。
玉砕。
カスも綺麗に取り除くことが出来ました…

次にエポキシ接着剤。
接着剤盛って、一晩放置して、翌日組み立て。
ネジを回すのに従い「メリメリメリ」と。

これで自力修復は諦めました。

電話すると、正に平身低頭って感じで。
ひたすら謝られましたね。
逆に「慣れてるなぁ。問い合わせ多いんやろな。」と邪推したり。
「今後このようなことがないように改善しますので、申し訳ないですが、着払いで現物を送っていただけないでしょうか?」と。
全く異論無いのでホイホイと送ると、その2日後にはお詫びの品と共に代品が届きました。
早っ。



ちょっと意地悪で、持ち手持って「ふんっ」とやってみましたが、ビクともしませんでした。
代わりにフタがちゃんと閉まっとらん。
ラジオペンチで無理矢理調整しました。

そういえば、肝心の使用感。
触れ込みに嘘はなく、冷たさキープしてくれるんで重宝してます。
ただ、やっぱフタが邪魔やなぁと。
メガネしてると「カチン」と当たるのがイヤーンです。
やっぱフタ無しが欲しいのぉ…。

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