![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d9/6a15b09be7f1bebc67dccbbfe5e87b64.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/11/525c75fcb5a396e0af46c0534865046d.jpg)
1枚目および2枚目
タカハシホタテ(Fortipecten takahashii)です。
新生代新第三紀鮮新世(約500万年前) 北海道沼田町産 2~30年前に採取。
13センチくらいの標本です。もっとでかいのもありましたが、いつの間にか散逸してしまいました。
いつも食べてる帆立貝とくらべると、2枚目の写真でわかるように下側の貝(専門的には右側の貝というらしいですが)がめっちゃ膨らんでいるのが特徴です(写真ではべープの大きさから判断ください。5~6センチふくらんでいます)。
完新世の帆立貝の化石(トウキョウホタテ)は、いまとほとんど同じような形をしているのであまり興味のない人がみると「(今の)ホタテ貝といっしょやん」といわれるのがオチですが、タカハシホタテは「なにこれ」って感じでたいていの人は驚きます。うちの家族も、みんなびっくりでした。
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3枚目は左がアンモナイト(いったいなんでしょう。学名は不明)、右がイノセラムス(Inoceramus sp.)です。
白亜紀の中ごろ(約9500万年前) 北海道三笠市産 こどもの頃にひろったノジュール(転石)から。
田舎から送ってもらった石を、ちび1号といっしょにバキバキ割っていたら、アンモナイトとイノセラムスがでてきました。
ちび1号、めをまんまるにしてました。(◎o◎)
当時はこんな石がくさるほど落ちていましたが、いまはほとんどみつからないかもしれませんね。良い状態の標本がとれると高く売れるそうです。
ちび1号が興味をもったら、科学館や博物館主催の化石採取会みたいなのにつれていってもいいかもしれませんね。
(補足)
沼田町化石館
http://www3.ocn.ne.jp/~kaseki/
チキタビ
http://tikitabi.com/index.html
日本の科学館めぐり
http://museum-dir.tokyo.jst.go.jp/index.htm
男の子て化石だとか石とか好きですよね。
ご主人様の父親も十勝石(黒曜石の事だよね?)
の矢尻とかをご主人様に見せて自慢してたとか
Paoは石何か食べれないからツマンナイと思う
けど、人間さんのロマン?
ご主人様もテレビで三越?の建物に使われてる
石にアンモナイトとかの化石が沢山有るとか
言ってたのを聞いて、買い物の振りして見に
行ってるし・・・
Paoには化石よりホタテガイの中身を食べたい
けど、人間さんには石に守られたタイムカプセ
ルにロマンを感じるのだろうな。
歴史より食欲の飼い猫のPaoでした。
人間さんのこどもはいろんなくだらないものに熱中します。そういう経験は性格形成のベースになっていると思いますが、役に立っているかどうかはよくわかりませんね。
ちび1号も、ちび2号も、もし興味があるのなら、現実的に可能な範囲でいろんな体験をさせてあげたいですね。
北海道の人は十勝石といいますが内地の人は十勝石ではわかってくれません。学術的には黒曜石ですが、北海道の十勝石という言い方に込められた文化も残していければいいと思います。
デパートや銀行など大理石を使っているところは、貝やらなんやらいろんな化石がみえるそうです。そういうのを紹介した本もあったように思います。
自然科学を勉強してよかったのは、考えるときのタイムスケールでしょうか。
今だけでなく、ちょっとした先とか、めっちゃ未来とか意識するようになりますね。