「政府・マスコミは『言葉の魔術』でウソをつく～国民を騙す錯覚フレーズの正体」武田邦彦

【「子供に国の借金のつけを回すな」「中国の防空識別圏は許せない」
「日本は侵略戦争をした」「節電は良いことだ」……。
政治や経済、歴史認識、環境・健康問題など、身近なニュース・フレーズを中心に、
私たちが常識だと思っている、さまざまな錯覚フレーズの正体を解説。
政府・マスコミが意図的に作り上げ、日本社会に横行する錯覚とトリックを見破る。】

図書館で借りたこの本も面白かった。

１７の言葉の魔術。
最近はあまり言わなくなったけど、国には借金がい～ぱいあるから（これ以上借金しすると苦しいから）増税（国民が返す？誰に？）だとかなんとか・・・。国や国民が借金をしてるんじゃなくて、政府が国民から借金してるのに、親世代が今のうちに”返さなきゃ”子ども世代に負担をかける、、、なんて、政府が自分たちに都合よく言ってるだけじゃん。

政府の失敗のつけを国民に肩代わりしてもらおうってこと？

例えば、じいさんが息子からお金を借りて散財して、じいさんの遺産が少なくなったから息子に”孫のために”お金をつくって遺産を増やせ、て言ってるみたいなこと？政府は日本銀行に頼んでお金を作ってもらったんじゃダメなの？で、どんどん国民に渡していっぱい使ってもらって経済を活性化させるとかダメ？素人考え？？

てか、そろそろお金中心社会から「足を知る」社会にシフトしたほうがよくない？

「日本国＝国民＋政府」なのであって「日本国＝政府」ではない。日本国は外国から借金はしてないそうです（貸したりあげたりはしてるね）。政府が国民から借金してるだけ。

政府は国民から借りたお金を国民に返さなきゃいけないんじゃないの？じゃなきゃ、ちゃんと国民の暮らしがよくなるように使ってください。なんで、借りた国民に増税して負担をかけるかな？二重取り？どゆこと？

国民を健康にして国の医療費を減らす？
意味不明のメタボ騒動に、血圧、コレステロール。

＞医療費が増えたのは、寿命が長くなったことと、高度医療が進んだからです。

＞もともと医療は、みんなが健康で長寿になるためにすることだから、医療費を下げるために健康をどうにかする、というのは考える順序が逆です。国民ができるだけ健康に長寿であることを目指して医療活動を行ってくれないと困ります。その結果、医療費がパンクするようだったら、医療のやり方を変えて、より経費の掛からない医療を目指す、という順番になります。

断食とか、お金が掛からず健康になっていいと思うけどなあ。薬漬けをやめて、尊厳死も認めて、、、。生活の仕方を見直して自己治癒力を高めることだね。健診に行けば病気とされて薬飲まなきゃいけなくなったり、被爆して病気になったり、、、だから、調子が悪くないのに病院に行くことないと思ってます。

絶滅するトキを救おう。・・・絶滅した動物はトキだけじゃありません。生物の自然の変化なんだから、それをよいとか悪いとかの尺度やかわいそうという感情は意味がない。人間だって、そのうち自然の中で絶滅するかもしれない。まあ、自然の中で一番迷惑なのが人間かも知れないけどね。なるべく、人間はいらんことをしない！

節電は良いことだ・・・？
電気を売る電力会社がそんなことを言うのはおかしい。
＞自由主義の国では、買う方は自分のお金の範囲で自由に買い、売るほうは自分の売っているものが世の中を良くすると思って売っていなければいけません。

＞お年寄りで、もう特に仕事がないという人は節電してもいいのですが、若い人は勉強もし、研究もし、仕事もしなければいけません。それにはどうしてもエネルギーが必要です。

＞節電するかどうかは、国民が自分の懐と人生を考えて決めることで、電力会社や政府が節電しろという必要はないわけです。

電気はつくればいい。電気は足りている。危険な原発再開の目的は核武装（と地元に落ちるお金）。火力や再生エネルギーで充分。石油は枯渇しない。CO2削減は考えなくていい。

・・・だそうです。たしかに～。化石燃料が枯渇する前に住めない地球になって、人間は絶滅してるかもね

温暖化よりも自然破壊（森林の減少や砂漠化）やオゾン層の破壊の方が問題でしょうね。

頭はニュートラルにしておいたほうがいい。

星４つ