限定席巻

2008-10-23 | Weblog
さぁ今日も汗かいて練習したっぺ、とっととウチ帰って一杯ひっかけるべ。
とコンビニにお酒買いに入ったんですが、なんもない。
ツードックスもカルピスサワーも。ごっそりそこだけ消えてるの。
代わりにあるのは「冬限定」って書かれてる缶が数種ずらり。
なにが冬限定じゃボケ!いま全然冬じゃねぇだろが!と内心キレる。
綺麗に僕ちゃんが買ってる段が入れ替わってましたからね。
「おい、これ見ろよ。毎日2本は確実に売れてるぜ。じゃあ多少はキープだな」ってやれよ、マーケティング担当!
はぁ、上からの指示に従うばっかりじゃなくて地域に根付いた店作りしていかないといけないのにね、最近のコンビニは。なっとらんよ。
しかしグレープフルーツ&梅酒人気は強い。まるまる残ってたからな。まるまる残ってたというか、僕が常飲してるの以外は残ってるんだけどね、見事に。
スミナフはあったけどな。缶系がない。
僕ちゃんのスミナフと缶の比率1:9やったもん。


ほんでね、なにがおかしいかってね、ビール&発泡酒のコーナーが扉2枚分あるってことなのよ。
あのね、それね、何度も言うけど騙されてるんですよ。「ビールはうまい!」ってあらゆるところでやってるからみんなおいしく感じてないのに、とりあえずビール!とか、かぁうまい!とか、やっぱビールだよな!とかやってんすよ。
「うわっ、うまくね」とみんな思ってんのにみんな美味そうにしてるから言い出せないだけなんだよね。
インディアンポーカーシンドロームって言われてんのよ、世界から。

勇気持って飲み会で言ってみようぜ。

「ビールって、実際、美味しくないですよね?」
「ははは、キ、キミなにを言ってるんだね、そ、そんなわけないじゃないか。ねぇ部長?」
「も、もちろんじゃないかビールは美味いよ。そんなの当たり前のことだろう。ははは」
「あ、あのぉ~、実はワタシもあんまりおいしくはないかなと」
「こらっ、キミまで何を言ってるんだ!ねぇ部長?」
「ビールはまずい!」
「ぶ、ぶちょ~!?」
「勤続35年、いままで疑問に思っていたが口には出せず自分を騙してきた。私ももうすぐ定年だ。このままでは死んでも死にきれん!もう1度、いや何度でも言うぞ、ビールはまずい!社長が来ようと専務が来ようとと意見はもう変えんぞ!」
「よくぞ言った!」
「素晴らしい!」
「社長!それに専務も!」
「私たちは常々真実を勇気持って言ってくれる優秀な部下を探していたのだよ。ここにいるみんなで私たちの跡を継いでくれ。部長、定年にはまだ早いよ(ニヤリ)。これで安心して夫婦水入らずで老後を過ごせるというものだ」
「あなたいままでお疲れ様でした。素晴らしい部下に恵まれて良かったですね」
「いや、おまえもよく頑張ってくれた。あっ、課長はクビね」
「そんなぁ!わたしは前々からビールには多少なりとも、少なくとも無いというわけではない程度に疑問を持っていたんですよぉ~。ねぇ部長?」
(一同)「ははははは」




言っときますけどこれ実話ですからね。
ホントに。
しっかりした企業から順にそういう流れになってるんです。
この前のG8でも「日本におけるビールの宣伝内容?ビールへのイメージ戦略は変更すべき点が多く含まれていると言えなくもない状態である」という声明出されましたもんね。
やんわりとオブラートに包まれてますが、日本のこの状態に困惑しているのがよく分かります。
ドイツなんて単独声明で「わが国においてビールが好んで飲まれているという日本のイメージ捏造には遺憾の意を唱える」とまでしてますからね。そりゃあごもっともだろうな。


そんなんです。
「アメリカでは」「欧米諸国では」みたいな比較方法は好きじゃないですが、国民のほとんどが自分を騙して、それが強い状態を成しいるという現状は独立国家として恥ずべきことで、さらに長年に渡る先入観のもと実際に美味しいと感じ始めている被害者もいるので行政は責任を持って対処すべきです。
アホな日本の役人が「結果的に美味しいと感じてるならいいじゃないか」というようなことをサミットで言ったんですが「じゃあ日本は国を挙げて覚醒剤を推奨するのか?」との質問になんも答えられなかったからね。
まぁ、答えられないだろうな。



しっかりしてください、日本。
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