まだブラジル戦を見返せていませんので、とりあえず最終順位です。
1位 ブラジル(5戦全勝)
2位 キューバ(4勝1敗)
3位 日本(3勝2敗)
4位 ポーランド(2勝3敗)
5位 イラン(1勝4敗)
6位 エジプト(5敗)
結果的に見ると初日の組み合わせがいずれも順位決定戦というかたちに
なりました。ま、日本がイラン・エジプトに順当勝ちするならこれは予想
されただけに、なぜあのような組み合わせを初日に持ってきたのかは大会前
から疑問でしたが。特にブラジル×キューバ戦。せっかくの日本の銅メダルも、
日本戦以外の試合で確定するといういまいち盛り上がりに欠ける状態でした
から・・・とはいえ賛否両論あろうとも、日本の銅メダルは素直に喜びたい
ですね!
続いて個人賞。
MVP:シモン(キューバ)
ベストスコアラー:清水邦広(日本)
ベストスパイカー:福澤達哉(日本)
ベストブロッカー:シモン(キューバ)
ベストサーバー:シモン(キューバ)
ベストセッター:ブルーノ(ブラジル)
ベストリベロ:セルジオ(ブラジル)
今年の植田全日本の顔とも言うべき清水・福澤がW受賞です。福澤の
ベストスパイカーはそれだけ決定率が高かったということですので、
手放しで喜べるすばらしい賞です。しかも55.81%!完敗したキューバ戦
でも65%を叩きだしましたからね~昨日は残念ながら途中で下げられて
しまいましたが(そのおかげで決定率を下げずに済んだ!?)、それでも
すばらしい活躍でした。ただブロックに打ちつけるだけでなく、それを
かわすクレバーなプレーもありましたしね~
その反面、清水のベストスコアラーは微妙です。スパイク得点76点は
圧倒的にダントツ。サーブやブロックで稼いだのではなく、スパイクで
稼ぎましたからね・・・よく決めてるという見方もできますが、それだけ
打数が多いってことですよね・・・ぶっちゃけこの賞は戦ったセット数が
多く、トスの本数が多ければ確率は高くなります。そして日本のような
絶対的なエースがいないチームがこの賞を取ること自体方向性が間違って
いるわけで・・・現に優勝したブラジルはこのスコアラー部門で9位にやっと
ビソットの名前が出てくる程度です。あとは全て12位以下。それだけ
トスが分散しているわけです。これこそ日本が目指すべき(生き残る)道
ではないでしょうか。というかそれは昔から言われ続けているのですが、
なかなか改善されないですね。今回は清水・福澤を徹底的に鍛えたい
大会だったという位置付けだったとしても・・・(それなら福澤を昨日下げた
ままだったのか!?という疑問につながりますし)ついでにこの賞の2位は
福澤(同数でシモンも)です。これではブラジル・キューバに完敗も納得
です。ブロックがしっかりしているチームにはこの2人をしっかりマーク
して潰せば楽勝なわけですから。今後の大きな課題ですね。
ちなみにベストスコアラーを受賞したといえば2003年W杯の山本ですね。
フルセットゲームも多く、そして打って打って打ちまくりました。それ
だけあの頃は彼のワンマンチームでしたから。しかもW杯はMVP=ベスト
スコアラーというへんてこりんなシステムゆえ、9位の日本がMVPを受賞
という・・・(^^;;; このシステムはやめた方がいいと思いますけど。
今大会のMVPは準優勝のキューバから出ましたが、ブラジルで圧倒的な
活躍をしたという選手が思いあたらない(ジバは出てない試合もあった)
ですし、シモンはブロック・サーブのW受賞。そしてどの試合でも
インパクト大の選手でした。ベストスコアラーも福澤と並んで2位の
活躍です。打数の少ないミドルブロッカーで2位は驚異的ではないで
しょうか。納得の受賞ですね。
そんなこんなで幕を閉じたグラチャン。男子の銅メダル獲得で終われた
のはよかったですが、問題はこれを来年の世界選手権にどうつなげるか
ですね。ワールドリーグには出られませんが、昨日のブラジル戦後の
記者会見によるとすでに来年のマクロでの計画は植田監督の中ででき
あがっているそうです。それが我々の目に触れることになるのは恐らく
来年の4月以降になるとは思いますが、実践を通しながら強化できる機会が
ある事を願います。植田監督が「私たちが鍛錬する時間を与えてもらった」
という微妙なコメントを残しているところは気にはなりますが・・・国内
合宿のみなんてことはないでしょうな!?
バレーファンなら、女子が2001年グラチャン銅メダル獲得!(ロス五輪以来
17年ぶりのメダルと日テレがバカ騒ぎ)した翌年の世界選手権史上初の1次
予選敗退で13位惨敗に終わったながれが頭をよぎりますから。
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1位 ブラジル(5戦全勝)
2位 キューバ(4勝1敗)
3位 日本(3勝2敗)
4位 ポーランド(2勝3敗)
5位 イラン(1勝4敗)
6位 エジプト(5敗)
結果的に見ると初日の組み合わせがいずれも順位決定戦というかたちに
なりました。ま、日本がイラン・エジプトに順当勝ちするならこれは予想
されただけに、なぜあのような組み合わせを初日に持ってきたのかは大会前
から疑問でしたが。特にブラジル×キューバ戦。せっかくの日本の銅メダルも、
日本戦以外の試合で確定するといういまいち盛り上がりに欠ける状態でした
から・・・とはいえ賛否両論あろうとも、日本の銅メダルは素直に喜びたい
ですね!
続いて個人賞。
MVP:シモン(キューバ)
ベストスコアラー:清水邦広(日本)
ベストスパイカー:福澤達哉(日本)
ベストブロッカー:シモン(キューバ)
ベストサーバー:シモン(キューバ)
ベストセッター:ブルーノ(ブラジル)
ベストリベロ:セルジオ(ブラジル)
今年の植田全日本の顔とも言うべき清水・福澤がW受賞です。福澤の
ベストスパイカーはそれだけ決定率が高かったということですので、
手放しで喜べるすばらしい賞です。しかも55.81%!完敗したキューバ戦
でも65%を叩きだしましたからね~昨日は残念ながら途中で下げられて
しまいましたが(そのおかげで決定率を下げずに済んだ!?)、それでも
すばらしい活躍でした。ただブロックに打ちつけるだけでなく、それを
かわすクレバーなプレーもありましたしね~
その反面、清水のベストスコアラーは微妙です。スパイク得点76点は
圧倒的にダントツ。サーブやブロックで稼いだのではなく、スパイクで
稼ぎましたからね・・・よく決めてるという見方もできますが、それだけ
打数が多いってことですよね・・・ぶっちゃけこの賞は戦ったセット数が
多く、トスの本数が多ければ確率は高くなります。そして日本のような
絶対的なエースがいないチームがこの賞を取ること自体方向性が間違って
いるわけで・・・現に優勝したブラジルはこのスコアラー部門で9位にやっと
ビソットの名前が出てくる程度です。あとは全て12位以下。それだけ
トスが分散しているわけです。これこそ日本が目指すべき(生き残る)道
ではないでしょうか。というかそれは昔から言われ続けているのですが、
なかなか改善されないですね。今回は清水・福澤を徹底的に鍛えたい
大会だったという位置付けだったとしても・・・(それなら福澤を昨日下げた
ままだったのか!?という疑問につながりますし)ついでにこの賞の2位は
福澤(同数でシモンも)です。これではブラジル・キューバに完敗も納得
です。ブロックがしっかりしているチームにはこの2人をしっかりマーク
して潰せば楽勝なわけですから。今後の大きな課題ですね。
ちなみにベストスコアラーを受賞したといえば2003年W杯の山本ですね。
フルセットゲームも多く、そして打って打って打ちまくりました。それ
だけあの頃は彼のワンマンチームでしたから。しかもW杯はMVP=ベスト
スコアラーというへんてこりんなシステムゆえ、9位の日本がMVPを受賞
という・・・(^^;;; このシステムはやめた方がいいと思いますけど。
今大会のMVPは準優勝のキューバから出ましたが、ブラジルで圧倒的な
活躍をしたという選手が思いあたらない(ジバは出てない試合もあった)
ですし、シモンはブロック・サーブのW受賞。そしてどの試合でも
インパクト大の選手でした。ベストスコアラーも福澤と並んで2位の
活躍です。打数の少ないミドルブロッカーで2位は驚異的ではないで
しょうか。納得の受賞ですね。
そんなこんなで幕を閉じたグラチャン。男子の銅メダル獲得で終われた
のはよかったですが、問題はこれを来年の世界選手権にどうつなげるか
ですね。ワールドリーグには出られませんが、昨日のブラジル戦後の
記者会見によるとすでに来年のマクロでの計画は植田監督の中ででき
あがっているそうです。それが我々の目に触れることになるのは恐らく
来年の4月以降になるとは思いますが、実践を通しながら強化できる機会が
ある事を願います。植田監督が「私たちが鍛錬する時間を与えてもらった」
という微妙なコメントを残しているところは気にはなりますが・・・国内
合宿のみなんてことはないでしょうな!?
バレーファンなら、女子が2001年グラチャン銅メダル獲得!(ロス五輪以来
17年ぶりのメダルと日テレがバカ騒ぎ)した翌年の世界選手権史上初の1次
予選敗退で13位惨敗に終わったながれが頭をよぎりますから。
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しかし手放しで喜ぶだけでなく川合氏含めテレビはもっとシビアな部分も伝えてほしいですね。応援する側がもっとストリクトな雰囲気になってほしいと思います。