TAWAGOTO BLOG

独断と偏見でバレーを語るブログです。最新情報をイチ早くお届け!

【速報】ワールドカップバレー全日本男子登録メンバー14名

2011年11月19日 19時50分34秒 | ワールドカップ男子
ツイッターで速報したとおり、男子のメンバーがようやく発表されました。

02.阿部裕太
03.永野健
05.宇佐美大輔
06.鈴木寛史
07.山本隆弘
08.横田一義
10.田辺修
11.松本慶彦
12.山村宏太
13.清水邦広
14.福澤達哉
15.八子大輔
17.石島雄介
18.米山裕太


本人のつぶやきで発覚した越川優が外れ、さらに負傷していた富松崇彰も
登録から外れました。代わりにWSは八子大輔、MBは横田一義が選ばれています。
女子同様、14名の登録メンバーから毎試合12名がベンチ入りします。

男子はランキング上すべて上位国との対戦が続きますが、女子のように
ストップウォッチ片手にバカげた「低い速い」を追求するなんてことから
脱却すれば、十分に勝ち星をあげられると思いますが、アジア選手権の
ような戦い方をまたするならば全敗も十分にありえます。アジア選手権で
負けたのは清水がいなかったから、なんて真剣に思ってるならお先真っ暗
です。

女子が今回どうして勝てたのか、アジア選手権からどう修正してきたのか、
それがわかってたら男子も期待できる試合を展開してくれると信じて、
明日のイラン戦を楽しみに待ちたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●ワールドカップ2007男子視聴率

2007年12月12日 22時52分45秒 | ワールドカップ男子
ご要望にお答えして、男子の視聴率を。

【ワールドカップ2007男子】
11/18(日) 12.7% 日本×チュニジア
11/19(月) 14.5% 日本×韓国
11/20(火) 12.9% 日本×オーストラリア
11/22(木) 12.0% 日本×アルゼンチン
11/23(金) 12.2% 日本×ロシア
11/25(日) 14.8% 日本×エジプト
11/26(月) 11.3% 日本×プエルトリコ
11/27(火) 11.6% 日本×スペイン
11/30(金) 11.3% 日本×アメリカ
12/01(土) 12.7% 日本×ブルガリア
12/02(日) 09.7% 日本×ブラジル


4年前は女子の余韻から序盤は20%超え連発でしたが、後半の
連敗で失速したものの平均19.6%でした。ちなみに昨年の
世界選手権は平均で14.6%。今回は12.3%です・・・日本開催の
3大大会で一桁の試合は記憶にないのですが。裏が超強力(野球の
五輪予選)だったとはいえ、残念です(ToT)


最新バレーニュースはここでチェック!
12月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●例の裁定について・・・

2007年12月03日 01時01分49秒 | ワールドカップ男子
スポナビに以下の記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000003-spnavi-spo


第4セットには、日本が7-2とリードした場面で、
日本のメンバー申請にミスが発覚。結局、この時点までの
日本の得点はすべて無効となり、さらに反則に対する
国際ルールによりブラジルに1点が与えられ、0-3から
試合が再開するというアクシデントがあった。
 この問題に関して、国際バレーボール連盟審判委員会の
シャハー・ナシーブ氏(バーレーン)は試合後、次のように
説明した。

「本来のスターティングメンバーに書かれていたのは11番
(松本慶彦)の選手だったが、出場していたのは9番
(富松崇彰)の選手。ルール上、(名前が)書かれていない
選手は出場してはならないし、その選手がプレーしている
状態で得たポイントは無効になる。メンバー表はコーチが
記載して、副審が確認しなければならないのですが、今回は
副審の確認に関してミスがあった。ただしルール上、得点は
無効にならなければならないので、あのような状況になった。
審判団もそれに気づいたのが7点まで進んだところだった」



ということだそうです。やはり副審の誤審は問われないという
ことですね。そういやバルセロナ五輪では日本がアメリカ戦で
誤審を受け、翌日ひっくり返って負けた試合が勝ちに変わるという
前代未聞劇がありましたが・・・アメリカはその判定に対する抗議の
意味で全員がスキンヘッドにしたわけですが。


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子最終日「日本×ブラジル」

2007年12月03日 00時29分19秒 | ワールドカップ男子
魂のゲーム!
を見せてくれました。ああいうアクシデントがありながらも、
最後まで折れずに(というか折れてた人もいたっぽいですが・・・)
がんばりました。

っていうか、あの裁定はホントに正しいの??メンバー申請と
実際の選手を間違えたのは日本ですが、チェックをするべき副審の
責任は??ブラジルの3-0からスタートって、間違えた日本が全てを
負う形になりましたよね。副審に責任はないの?7-2まで進行して
たんですよ。そこまで気付かん審判団も審判団でしょ。それを
よりによって日本の0-3にするなんて。そのブラジル3点の根拠は??
そんな規定がきっちりあるんでしょうか。ホントに納得のいかない
裁定です。もっと抗議すべきでは?と思いましたが、そもそもの
原因は日本にあるので強く言えなかったのか?これ以上ない立ち
上がりを見せていて、フルセットか?と思わせる内容だっただけに
余計に悔やまれます。

まぁそんなこといつまでも引きずってても仕方ないわけですが、
こういうときこそ観客も一体になって日本を後押ししなければ
いけないシーンだと実感しました。そのあとの悲壮感や盛り上がりは
テレビからも十分に伝わってきましたし。

いかに「攻めのサーブが入るか!」が重要であるかがわかる
試合でもありましたね。日本がいい形で勝った試合は共通して
強力なサーブが入り、メンバーチェンジをコロコロしていない。
アジア選手権でタイ戦を除いて好調だった理由はここにあったと
思いますし、私がW杯も期待できるであろうという期待を抱いた
最大の要因です。日本の誇る自慢のジャンサ陣。全てMAXである
必要もなく、入れとけでもきっちりコースを狙えばエースに
なるのも良くわかりましたし。今日も必要最小限の交代で、また
サーブが比較的良く入っていました。ただ、いい形を見せた最終
3連戦は日本にとっては消化試合で、プレッシャーの余りかからない
試合であったということは言うまでもありません。このような
ゲームを、絶対に落とせない同レベルのチームと行うか、という
ことがこれからの命題です。アジア選手権でも最もプレッシャーの
かかった最終戦のタイ戦で一番力を発揮できなかったわけですから、
ここが治らないと北京には絶対に行けません。

なんか他にいろいろと書きたかったのですが、あの第4セットの
アクシデントで全部吹き飛んじゃいました。ブラジルの攻め返しの
速さ・秀逸さ、日本の2段の雑さ・ブラジルの緻密さ、などなど
ありましたが。そして何と言っても、レセプションが乱れた所からの
速攻やコンビが見られたのは大きな成長。崩れてサイドへの高い
2段トスがかなり減りました。それでブラジルはこういう場面でも
恐ろしい速さの切り返しをしてきますが。それもこれまで控えの
セッターだった選手が。松本が予想外にブレイクしたので富松の
チャンスが少なかったのが残念ですが、今日のようなブラジルの
速さには富松の方が合っていると思います。それと清水にはぜひこの
世界一のサーカスバレーを体感させてあげたかったなぁ。それが
心残りです。

っていうか、最終戦にして放送枠1時間半。最大延長で2時間
というのは、フジもまぁ0-3で負けるだろうということの意思表示
ですよね?今日のすぽるとのラテ欄からはバレーの文字も消えて
ますし。益子のバレーすぽるとも昨日で終わりってどういうこと!?
日曜はいつもと編成が違うのはわかりますが、それでも最後まで
責任もってやれよ・・・って感じですが。どの道今日は裏が強力でした
からね・・・ぶっちゃけ私も10時前までは野球見てました。また追っかけ
再生しながらも野球をちらちらと・・・(^^;;;ただ野球長いっちゅーねん!!
バレーより2時間も早く始まったのにバレー終わってもまだやってるって・・・

やはり終わってみればあっという間の1ヶ月間でした。明日から
また普通の生活に戻るわけですか・・・なんか寂しいな。

P.S.問題のあの第4セットは会場で説明があったのでしょうか??
Vリーグだと結構説明してくれますが、国際大会ではほとんどない
ですよね??「今の判定はわかってない人多いんだろうな・・・」
なんて連れと言いながら会場で見ていることが多々ありますが、
今日のは説明されないと絶対にわかんないですよ・・・


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子第10日「日本×ブルガリア」

2007年12月02日 01時07分31秒 | ワールドカップ男子
今日も23時過ぎに戻ってきたのでプレー間は飛ばし飛ばし
見てました。またブラジル×ロシア戦も途中までしか
見ていないのですぽるとやネット関係は遮断しているため、
試合後のコメント等は見ていない段階での感想です。

やっぱり意外と善戦しましたね。勝たないといけない相手に
完敗して、勝てない強豪相手になかなかの善戦。これが
逆になれば・・・と思うのは贅沢でしょうか。

メダル圏内にとどまるためには絶対に負けられないブルガリア。
コンスタンティノフなどベテランで固めてガッツリ勝ちにきました。
そして日本はカジースキ封じに山本をぶつける作戦。それが見事に
ハマって山本の2連続ブロックというすばらしい立ち上がり。また
スパイクでも昨日同様決して打ちおろさず、相手を良く見た攻撃、
またようやく本来のキレを取り戻したサーブとアジア選手権の
時の良さが戻ってきました。今更ですが・・・ラリー中のパイプも有効、
またゴッツがレセプションで踏ん張っていたこともあって大量
リードを奪うも、スペイン戦のことがよぎった途端に連続失点。
結局監督がまたキレる6連続失点で1点差まで追い上げられ、流れが
悪くなりましたね。また松本が連続でスパイクをネットにかけ、
まぁこれは宇佐美の問題でもありますが、センター線が機能しない
ままでの第1セット終了。山村に至っては打数ゼロ。昨日も課題に
していた、崩れたときこそ・・・という選択肢がサイドに固まって
いたのが残念。今日も宇佐美がセンターの調子を落とさせているのは
見て取れましたが。ここまではレセプション20%台ながらもサイドが
なんとか踏ん張ってはいましたが、もう少しセンターにひきつけ
たかったですね。後々響いたと思います。

第2セット以降もカジースキに集中してサーブで狙い、なんとか
封じていたのですが、当然ながらボールの集まるニコロフを相変わ
らず防げない日本のブロック陣。今度はニコロフを押さえに行こうと
するとカジースキが復活してきて・・・要所でこの2人のサーブに崩され、
突き放されました。日本は第4セット富松でスタートし、強力な
ジャンサが5人になったわけですが、相変わらず要所で入らない
ですね・・・取りたいところでのチャンスボールもアタッカーとトスが
合わなかったりで・・・タイム開けのサーブミスもまたありました。
途中ブロックでプレッシャーかけてたときにブルガリアはフェイントを
多用してきましたが、ここもブロッカーが触ってしまってつなげない
シーンが多々。

そんな中、富松がパイプを良く見て止めたり、途中出場のゴリも早い
スウィングで打ったときは相変わらず止まる気がしない豪快な強打など、
よかった所も多かっただけにもったいない試合でした。こういう試合を
同レベルの相手に仕掛けられたら本当にいい結果に結びつくと思うの
ですが、なんとかOQTに向けてのいい兆しが少しは見えてきたのでは
にでしょうか。って甘い!?

P.S.今日は関西ではハイライトが放送されませんでしたので見れなかった
ですが、またモトコによるスタメンばらしが行われたのでしょうか?


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子第9日「日本×アメリカ」

2007年12月01日 01時19分10秒 | ワールドカップ男子
やっと見終わりました。ざっとした感想を。

昼のハイライトで練習風景が映りましたが、レフトで
レセプションに入っていたのは荻野・・・ということで
あきらめておりましたが、その通り荻野スタメン。

なんでやねーん!

そして大林が「ゴッツのサーブでの効果率が悪いので
清水から始める」というスパイ行為通りのスタート。
それにしても毎回昼のハイライトで日本のスタメン等を
ばらすのはいい加減やめたら・・・

今日もプレー間を飛ばしながら見ていたので詳しいことは
わかりませんが、なぜに清水を下げたのでしょうか。流れを
変えたかった??それと朝長が精彩を欠いていますね・・・
立て直すどころか流れが悪くなることばかり・・・肝心のトスが
ブレまくってこれでは監督もセッター交代は難しいですね。
全般的にミスも多く、日本は22本。アメリカも18本のミスを
してくれてはいましたが。まぁあれだけサーブミスと高さを
意識しすぎてのスパイクアウト連発では・・・あと連戦の疲れに
よる高さ不足もあるのかもしれませんが、せっかく1枚~1枚半に
してくれているのにもったいない場面が何度も。崩れたときにどう
乗り切るかということと、サーブ練習に時間を費やした割りに
サーブミス連発は何とかならないものか。崩れたときの対策は
比較的奏功していましたけど。

つーか、あの第2セットを落とすか・・・これでは勝てる試合も
勝てない。このセットはセンターが通る場面で使わず、
バレバレの状況で使ってしまい、結局押さえられました。
ゴッツもリードした時はMAXサーブ打つべきだったのでは??
松本もあまりキレが良くなかったというか、調子を落とさせる
使い方でストレスたまるでしょうね。どの選手もいいプレーが
随所に見られただけに、なんだか煮え切らない試合でした。

明日は五輪切符が目前に迫っているブルガリア。その重圧に
つけ込むことができるか。今日のアメリカ戦を見る限り、
意外といい試合をしてくれそうな気がするのですが、気の
せいでしょうか!?(^^;;;


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子第8日「日本×スペイン」

2007年11月27日 23時43分09秒 | ワールドカップ男子
なんかど~んよりとした重い空気ですね・・・更新もなんだか億劫に
なってきました・・・というか

なんでそのスタメン??
なんでこのセットのスタートはそのメンツ??
今そこを代えるか??


という「??」ばかり。良く言えば「何とかして流れを変えたい」、
ということなのかもしれないが、単に「どうしたらいいのかわからない」
にしか見えないのだが・・・個人的には今日以降全て初戦のスタメンに
戻すと思ったのですが。OQTに向けていい兆しを見つけたいはずなのに
荻野にこだわる理由がわからない。ポジション変われど全セット
スタメンって・・・

第1セットが監督ブチ切れの内容になってしまったのが痛かった
ですね。いつもは怒っててもどこかで抑えていた監督ですが、
第1セット終わった瞬間にイスを叩いた時はついに監督もキレ
ちゃった・・・って感じで(^^;;;まぁ無理もない内容でしたが。
8点リードしててジュースになるって・・・第2セットも立ち上がりは
悪くなかったのに、相手の狙いが変わって策にはまるとあとは
昨日おとといと同じ流れ。第3セットの中盤辺りからは私もついに
片手間で見るくらいでしたし。2段トスも津曲すら精度が落ちてるし、
セッターは代わってもどっちもアタッカーと合ってない。試合で
なんとか合わせてる宇佐美の方がまだ見れた方か。あと宇佐美と
富松の交代がどうもなぁ・・・宇佐美も単独ブロック出してるし、
富松入れるなら松本か山村のサーブ時のピンサ、もしくは朝長
前衛の時のワンブロの方がいいと思うのですが。越川のピンサも
スタンリーとは格の違いを見せ付けられるだけのしょぼさだし。
「入ったらすごいサーブ」ってのは3~4年前の山本・宇佐美・甲斐・
マルコスのサーブでも聞き飽きましたし、もういい加減毎日毎日
同じ事繰り返すなよって感じ。

せっかくゴリのブロックが連発しただけに勝ちにつなげて欲しかった
けど、これまで同様の弱点を突かれ、当然マークされるであろう
センターも押さえられたら勝ち目はないわけで。スペインも日本に
負けず劣らずミスしまくってただけに、もし相手のミスがなかったら
もっと見れたもんじゃない試合になってたんでしょうね。第2セット
以降は3連続ポイントが1度しかないという見せ場のない試合をされると
見る気が失せるのも仕方ないでしょう。男子の場合OQTに向けて大幅な
変更がなさそうなだけに、ここ3戦で全部のカードを使い切っても
どうにもならない雰囲気は残る3戦はおろか、OQTもかなり覚悟を
しないといけなさそうですね。

P.S.アメリカのセッター・スージョーが来日していないのは、北中米
選手権で靭帯を断裂したからだそうで・・・それで急遽ロイ・ボールを召集
してこの完成度ですからすごい。今日もスタンリーがピンサで出てきて
きっちりエース取るところは、どこぞのエースも見習って欲しいのだが。


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子第7日「日本×プエルトリコ」

2007年11月26日 21時42分43秒 | ワールドカップ男子
今日の内容は点差以上に完敗でした。

第1セット、あれだけ相手に好き放題させながらも、終盤で
追いつかせてしまうグダグダのプエルトリコからセットを
取りきれないのはこれから先は全敗を覚悟しないといけないですね。
20点超えてこれだけサーブミスしてるチームが上位を食うとは
思えない。ワンブロ入れたときの越川のサーブ、タイム明けの
清水のサーブ、もっと成長しろよ!と言いたい。何回も同じ
シーン見てますよね。日本が圧倒したゲームは攻めのサーブが
入っているとき。第1セットはソトがまだ調子を上げていなかった
ので、MAXサーブではなく終盤はコース狙いのサーブで十分に
得点チャンスがあっただけに、あのセットを落としたのは痛い。
第2セット以降、あの脅威のジャンプ力が戻ってきてからは
崩さないと話しにならないからサーブで攻めようとするも空回り。
山本は調子上がらず・・・昨日のように徹底してサイドがサーブで
集中砲火浴びたわけではないのですが、これでは勝てないですね。

越川の2段トス打ちももう少し何とかならないかなぁ・・・囲まれた時に
ドシャット食らうシーンはもう見飽きました。その辺は荻野から
教わってるんじゃなかったのか??今日もドシャット食らった時、
思わず解説席から「チッ!」という舌打ちが聞こえてきました(^^;;;
あと第3セットに越川が戻ってきたとき、サーブだけだったので
千葉に代えられた後「サーブ(だけだったの)?」って言ってましたね。
これは昨日のエジプト戦でも。ああいう場面で「ピンサで行け!」
って最初から言われてたらモチベーションに関わるからあえて
言わないんでしょうか。それとピンサの越川はほぼ1本目のサーブは
入れとけになるんで、1本で切られたくないですね。越川はいつも
すぐ下げられて、後はピンサでしか使ってもらえないながらもよく
気持ちが折れないなぁと、ちょっと同情してみたり・・・

清水を投入するタイミング、ゴッツを戻すタイミング、どれも
今日は遅かったと思います。というかゴッツと越川に対してはあまり
我慢しないですな、植田監督。「それでもう交代すんの??」という
ことが、特に越川に対しては。清水をなかなか入れなかったので、
OQTにプエルトリコが回ってくる可能性が高いから温存しているのか?
とまで深読みしてしまいましたが・・・ゴッツもジャンプが落ちてきて
いるようですが、荻野も飛んでないし、しかもまだ昨日の怪我が
完治していない。昼の特番では「ゆっくり肩を上げるとまだ痛む」との
ことでしたし、今日は出番ないと思ってんですけどね・・・山本も
ハイライトで今日は先発と言ってましたので驚きはなかったですが、
昨日の好調とブロック力も清水よりはマシなのでこの起用はありなの
かもしれないですが、今日のように絶対に勝ちたい相手なら今までの
ように清水で行けるところまでいって、あとは山本という使い方で
「リリーフ山本」を育てる方がOQTに向けても収穫になると思うのですが。
今日は明らかに昨日ほどのよさがなかったので第2セットで清水の投入が
あってもいいと思いました。第1セットの終盤に上がったトスをシャット
されたときに、「今日の山本はダメだ!」と思ったんですけどね。越川らを
とっとと下げた割には山本を意外に引っ張って、その辺はもう少し一貫性が
あってもよいかと。

そんな中、センター線が宇佐美の「相変わらず不安」定なトスを何とか
打ちこなしてたのが救いですね。松本はだんだん打つタイミングが早く
なっているのがわかります。第1セットでものぼり際に打ってましたし。
ただ今日に関してはプエルトリコのしょぼいブロックだから抜けたという
ことも加味しないといけないでしょう。

あと気になるのは日本の攻撃のバリエーション。プエルトリコなんかは
「あれ、そんな高いトスをクイックで打つ選手いたっけ??」と思ったら
ソトだったり、ダブルクイックしてきたり、基本ワンマンチームで
ありながらもそのように感じさせないバリエーションの豊富さに
翻弄させられまくりでした。日本も見習わないとだめですね。今日で
こそまだ第1セットあたりは越川のパイプもこれまでとは違う使い方
してましたしたけど、荻野入るとパイプはなくなるのでレフトを
サーブで崩せばかなり絞られてしまいますし・・・個人的に越川も
ゴッツもコートに立っていない時点で日本が勝てるとは思いません。
逆のこの2人が好調で最後までコートに立っていたらそうそう負けない、
もしくは強豪相手になかなかの善戦になっていると思うのですが。それに
してもソトはパナソニックにいたときはあの脅威のジャンプ力を温存
してたのか?ってなくらいに今大会はよく飛んでいますよね。あれだけ
飛んでたら日本のVレベルだと上から打たれまくりのはずですが、ここまで
「高っけぇ~~~」と思った記憶がないですからね・・・

明日はスペイン。スペインとやるのはいつぶりでしょう??2002年の
世界選手権で当たってたような・・・おとといロシアにコテンパンに
やられて落ちていましたが、今日のアルゼンチンのグダグダ振りに
見事に調子を取り戻してしまいました。今日よりブロックは良くなる
のでさらに厳しい戦いになるかとは思いますが、●○●○●○●と
きているだけに次は○でお願いしたいです。昨日からリズム崩してる
津曲も気になる・・・

P.S.昨日はおさぼりしてすみませんでした。仕事→練習→飲み会で
遅くなり、一応書くことをメモりながら見てたんですけど、見終わったら
すでに2時過ぎだったので、寝てしまいました・・・なんとか勝って
「ホッ」というゲームしたね。第4セットから第5セットにかけて、
セットをまたぎながらも12連続得点はしびれました。ただその後の
4連続失点はそれを帳消しにしてしまうくらいに「おいっ!!」って
感じでしたけど・・・(^^;;;


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子第5日「日本×ロシア」

2007年11月23日 23時26分28秒 | ワールドカップ男子
「ロシアに勝つ自身はありますか?」の問いかけに

「ないです!」

と素直に答えた昨日の植田監督(^^;;;そのあとにいろいろと付け足しては
いましたが、まぁ何とも正直な。「指揮官がそんな弱気でどうする!!」と
いう方もいるでしょうが、こういう強豪相手には試合に対して設けていた
課題がどのくらいクリアできたか?ということも重要だと思います。
高いブロック対策、相手の強いサーブ対策、いずれも結果は出せていたと
思いますが。

ここまで格下相手ばかりでぬるい試合が続いていたロシアですが、
まさかポルタフスキーに加えてテチューヒンまで出してくるとは。
今大会、ロシアの本気を見たのはチュニジア戦。まさかの第1セットを
落としてからの2セット目以降。ポルタフスキーは相手コートに襲い
かかりそうな勢いのスパイクやサーブに、26歳とは思えない威圧感(^^;;;
あの鋭い眼光にチュニジアはタジタジ(?)でしたが、今日の日本も
それなりにプレッシャーをかけてはいましたが、チュニジア戦で見せた
恐ろしい眼光はなかったです。まぁ相手サーブミスと、明らかな
ミスジャッジにも助けられましたが。

注目していた山本の起用についてですが、やはりリリーフ役には全く
向いていないということが良くわかりました。そしてそうなるとますます
今大会使いにくい。スタートから使っていけるだけのキレが今の山本には
ない。彼らしいサーブは皆無。となると勝ちたい試合では清水スタメンに
なるのはやむを得ず、リリーフに向かない山本の出番は減ってくるで
しょう。一番最後の場面でライトゴッツに上げたところでも、あの宇佐美
ですら今の山本に信頼感がないのがわかります。中盤までは調子悪い
ながらも何とか打ちこなしていた山本に対してのマークもありましたが、
終盤に向けてワンチ狙いが外れたりしだすと次第に警戒が弱くなっていました。
現状として山本が生き残るには、清水がいる以上リリーフ役もこなせないと
ダメという事になりますね。今日のようにセット後半から出て、次のセットの
頭からなら使えるということがわかっただけでも収穫ではないでしょうか。

あとは朝長ですね・・・チュニジア戦の一件以来セットを任せてもらえるような
場面もなく、今後の競った場面で宇佐美が崩れたときの思い切った起用は
あるのでしょうか。その辺の意味でも今日は朝長も見たかったですが、変に(!?)
善戦してしまいましたし、起用の機会はありませんでした。宇佐美のトスが
相変わらず不安定なので、朝長が必要になる場面はこれからも出て来ると思い
ますが。今日もセンター線とのコンビがしっくり来てなかったですもんね。速攻
でも何度ひじを折り曲げて打たされたことか。ただ安易なクイックはロシア
のような高い相手には簡単に引っ掛けられるので、なかなか使いにくい
感じです。それとトスが合わないのは話が別ですが。そして相変わらずの
サーブミス。それも20点以降。富松は20点以降がなかなか入らないですね・・・
本当に強いチームは終盤のあの場面でMAXサーブが入ってくるんです。
あの終盤で思いっきり打ったからということでミスを容認するのは
よくありません。それではいつまでたっても世界との差は縮まらない。
昨日のような押せ押せのゲームでないときでも、きっちり入れられる
だけのタフを持って欲しいですが。まぁ富松はなんだかんだで入ったら1点は
どこかでもぎ取ってくれています。あと相手の短いカットの時の縦のBが
マークし切れなかったのも課題ですね。それと崩しても3枚ブロックを
抜かれるのは今の日本の限界でしょうか。オーストラリア戦でもそういう
シーンが多く見られました。3枚でも足の長いコースに打たれたときの
対処はどうしたらいいんでしょうか・・・3枚でコース塞いで抜けてくるコースに
レシーバーは入っているはずなんですが、それでも決められるアタッカーの
技量勝ちといえばそれまでですが、それをクリアしないと五輪は見えてこない
ですね。

まぁなんだかんだ書きましたが、試合を見ている手はこぶしを握り、
ハートは熱くなっています。今日の試合も見ているこっちまでが
何度も吠えましたよ!そういう試合をしているだけに、さらに
良くなって欲しい、そしてオリンピックに何とか出て欲しい!
という思いが強いです。私がバレー見始めた頃はなんだかんだ言っても
まだオリンピックには出られる時代でしたから・・・バルセロナでは
ガチンコのロシア(当時はEUN)をフルセットの大激戦で破ったり
してましたからね~そしてもちろんその時のキャプは植田監督。
予選ラウンド2勝3敗ながらも6位入賞という結果は今からしたら
すごいですよね・・・また今の選手がそういう貴重な体験をして、
次の世代に引き継いで行って欲しいです。五輪経験のある選手が
現役なのは今回の北京が確実に最後でしょう。その灯を消さない
ためにも・・・そして試合終了後、荻野が全選手に声かけしていたのが
印象的でした。

P.S.ついに日本の順位を紹介しなかったですね・・・しかも海外同士の
結果までカットするとは・・・韓国はチュニジアにフルセットの末
競り勝って初勝利。いまだチュニジアは日本戦の1勝だけというのが
何とも悔しいですが。スペインはパスカルを出すも今大会絶好調の
プエルトリコに一蹴されました。ブルガリアは第1セットの序盤だけ
競ったものの、カジスキーが完全に潰され、またニコロフも要所で
ミスが出て自滅でした。というかブルガリアにバレーをさせなかった
ブラジルが強かったわけですが。あとはオーストラリアがアルゼンチンに
敗れました。終盤にどうして当たっていたミリンコビックへの
マークが1枚になりまくっていたのかが意味不明でした。それだけ
他の選手の当たりも良かったのですが、大事なところはミリンコビック
だっただけにオーストラリアとしてはもう少しやりようがあったと
思います。おかげでまたも大混戦。5チームが3勝2敗で並び、2勝の
日本がそれを追いかける展開。次の福岡の3連戦が正念場。3連勝も
あれば3連敗もありうるので、何とか1勝でももぎ取って欲しい。特に
ここ2年連続でフルセット勝ちしているエジプトにはストレートで
勝ってもらいたいですね。いまだ勝ち星のないエジプトですが、ここ
まで強豪と当たってきているので、そろそろ・・・という感じがします。


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●W杯2007男子第4日「日本×アルゼンチン」

2007年11月22日 22時46分35秒 | ワールドカップ男子
なんだか昨年の世界選手権と同じような流れでしたね。日本寄りの
ジャッジでイライラしたミリンコビックが崩れて自滅パターン。
そこに攻めのサーブが加わってストレート勝ち。必ず勝っておき
たかった相手だっただけにとりあえず一安心。

ただ課題も散見されました。コンビの合わないセンター線やサイドの
ブロック。清水はこれまでブロック本数ゼロということで、今日の
練習でもかなり対策し、川合もマンツーマンで指導していたんですが・・・
山本に変えられる始末でしたから。それと越川のブロックも絞れて
なかったですね。途中ブロックを良く見てくるミリンコビックに対して
ギリギリまで手を出さなかったりしていましたが、あの遅れるブロックは
一体・・・あそこのローテで越川はミリンコビック以外の何を止めようと
していたのか・・・あとタイム後のサーブミスもいただけない。特に
フローター組。

今日はアジア選手権で見せた3、4点リードされててもひっくり返せる
だけのサーブ力が見られたのは良かったです。ゴッツも今日みたいに
乗りに乗ってるときはいいのですが、崩れたときにも折れずに攻めて
いけるといいのですが。あとオーストラリア戦では攻撃は良かったものの、
それ以上に「レセプションはOUT!」と生電話できつくダメだしされた
越川も今日はまぁよかった方なのでは。清水の使い方も比較的良かったと
思います。ライトからだけでなくレフトからの打数も増やしてましたし。
それに伴いゴッツライトも増えていました。ワールドリーグもそうだった
けど、ゴッツのライト打ちが決定力上がってきていますね。そしてホォーと
感心仕切りだったのが津曲のレセプション。かなり難しい体勢になっても
ピタッと返るAキャッチ。ゾクッときました。

まぁ韓国同様、若手中心でレセプションが安定せず、ブロックもバラバラに
なりがちだった相手には確実に3-0でたたきたかったのは確かなので、そこに
きっちり勝てた事は評価してもいいんじゃないでしょうか。あとはさらに
組織的なブロックをしたり、崩れても確実に切ってくる決定力のあるエースが
いるチームにも同じような展開に持ち込みたいと思うのは贅沢でしょうか。
やはりオーストラリア戦の完敗が引っかかっている管理人ですが・・・(^^;;;

明日はロシア戦ですが、ロシアはBチームで来られる可能性ありですね。
オーストラリア戦のコメントにも書いたのですが、どうせ勝てない
相手なんだから山本の調子をもう一度測るためにも、スタメン起用して
みてはどうだろうかと思っているのですが。当初は女子同様、ここまで
4連勝で5日目に勝ち目のない相手に挑むという流れにしたかったんで
しょうけどね・・・

P.S.アメリカ×ブルガリア戦が途中で切れてる・・・(>_<)2時間半を
越す試合なんて久し振りではないでしょうか。日本戦の放送が終わった
時でもまだ結果出ていませんでしたからね・・・というか相変わらず
セッターに弱点のあるブルガリア相手にアメリカが苦戦しすぎた
感がありますが、アメリカもコンビがバチっときてないし、不用意な
スパイクミスがあったりと。ご自慢のサーブが走らない試合は厳しい
ですね。今日アメリカが負けてたらメダルすらも危うくなってただけに
ホッとしているでしょうね。これでまたメダル争いが混沌としてきました。


最新バレーニュースはここでチェック!
11月のバレー関連番組はここでチェック!
人気blogはここでチェック!
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする